生前退位んどについてのお気持ちを「ビデオメッセージ」で読み上げた。2016年8月8日午前
3時40分。だった。この日の記録も後日残る。
韓国、米国、中国、英国、も大きく速報した。
「身体の衰えで全身全霊を持って象徴天皇の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」
「務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けること・・・」「国民の理解を
得られることを、切に願っています」
皇后、宮内庁長官、侍従長、も前日の7日皇居・御所の応接室でのビデオ収録に立ち会った。
即位後28年間の歩みを振り返り、約11分間のビデオメッセージ中に7回の「務め」という
言葉を発した。既に80歳を超える高齢となっている。
公務が続く国事行事。長時間の務めもある。全身全霊がいかに過酷であるかは、想像に難くない。
昭和天皇の崩御による即位の頃と同じ年代に皇太子も入った。
本来、定めのない皇室典範に沿った判断ができないのであれば、自身で判断すべき事。
そう思われる事は自然かもしれない。否定できる人など、現行制度上は誰も存在しない。
自ら判断できるうちにその位に在る人が判断を下す。
大きな指標を国民に示していただけた。
全ての高齢化社会でも範としてほしい。
地域の定年制を持たない最高位の会長、死去するまで誰も後任の話が出来ない世界。
自らが発議しない限り誰も後任の人事を切り出せない社会が数多く存在している。
代々続いた会長没後の混乱。定例行事の中断。影響を考えてのスムーズな検討期間。
民生委員75歳定年、後期高齢者は75歳から。
全ての職務・80歳定年。これは常識的な年齢だ。