しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

放射性炭素年代測定法

2014年11月01日 | Weblog

1947年シカゴ大学のウイラード・ルビーが発見。1960年にノーベル化学賞を受賞した測定法である・

自然界の生物圏内の炭素14はその存在比率がほぼ一定であり、動植物の内部における炭素14の存在比率は、死ぬまで変わらない。死後は新しい炭素が補給されなくなるため、存在比率が下がり始める。この性質は炭素14の半減期が「5730年」であることから年代測定が可能となった。加速器質量分析法も開発され、約6万年前まで測定可能となっている。

日本の夏島貝塚から出土した貝殻から9500年前の年代が割り出され、ここで発見された縄文土器が世界最古の土器文化である可能性が示された。青森県外カ浜遺跡も、1万6500年の遺跡と発表され、縄文土器の製作年代の通説が訂正された。

先日ブログで書いた、「テオテイワカン遺跡」=文字を持たぬ民族の遺跡の正確な年代測定が可能となった。

動植物の遺骸がみつかれば、ほぼ正確な年代測定が可能となる。日本の邪馬台国の卑弥呼だって、遺体が見つかれば年代測定、

邪馬台国の位置が確定。ということになるかも。ノーベル賞とはこうゆう発見に与えられるもの。良く分かった。

日本のLED技術。これも当然だった。早く次のノーベル賞受賞者が日本から出てほしいものだ。


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