昨日の行政・司会議員団・コミ協、3者の意見交換会は大変な会となった。
予算説明会だったが、現場の実態を知らない部署が作成した予算計画書ということで地域コミ協の怒りが爆発した。
コミ協の要望通り1コミ協あたり20万予算を増額しました。 という説明だった。
よくよく聞いてみると予算総額は変わっていない。配分項目をいじっただけだった。
新規事業には従来通りの基準で、継続事業には減らす。そうゆうことだ。増やした額と減らした額がイコールなのだ。
これでコミ協への予算を倍増したと鼻高々お説明だった。
中身を詳しく聞いていくうちにコミ協役員の怒りが爆発した。
これは詭弁だ。苦労して予算を抑えて事業を継続して行っている地域コミ協の実態が全くわかっていない。
継続する事業が経費を抑えられるとの考えは机上の空論だ。地元に調査に来たことはあるのか。
地域課と一緒に動いたことはあるのか。コミ協の実態を理解しているとは到底思えない。
責任者の回答が聞きたい。お前のような実態のわからぬ者が出てくるのでは議論にならぬ。
と激昂のコミ協会長は体を震わせた。聞いていた市会議員団の中からも賛同者の意見が続く。
2時間の意見交換会は時間が足りなかった。執行部はそのまま残って議員団と話合を続ける様子も見えた。
大変有意義な会議だった。1年ぶりの会議だったがこの種の会議はよい教訓を得られる。
行政の縦割り組織。部署が異なると極端に変わる温度差。この実情を市長に伝える市会議員団にとっても地域の声は伝わった筈だ。