
(2008.8.3 am2:07 “へばなさん”の愛車)
8月2日午前0:00(宇都宮スタート)~宮城県名取市(折り返し)~翌8月3日午後4:00(宇都宮ゴール)の日程で行われている“ブルベ”『BRM802 宇都宮600km』も折り返しを過ぎ、選手の方々は現在福島県を走行中です。
8月3日午前1時30分、わたしのブログとリンクをいただいている“へばなさん”を応援するため、通過中であると思われる田村市船引町門鹿地内の国道349号線へと向かいました。
真夜中ですから、思い出したようにすれ違うのは運転代行の車ぐらいで、あとは真っ暗闇です。こんな中を“へばなさん”たちは走っていらっしゃるのだと思います。中間の名取市折り返し点を過ぎてここまで約400キロ、そうとう疲れも溜まっているころだと思います。
午前1時55分、船引町門鹿地内国道349号線沿いのセブンイレブンに到着しました。ここで通過する“へばなさん”や選手の方々を応援しようと思います。“へばなさん”の予定ではこの辺を午前4時半ごろとのことでしたが、なにしろ長丁場ですから予定時間の前後は相当あるものと覚悟して、少し早めに出てきたのです。
セブンイレブンで温かいコーヒーを買って、駐車場で待つことしばし、自転車のライトらしきものが国道を通過してきました。ほほーやってきました。やはり早い人はこの時間に通過していたのです。とよく見ると“ママチャリ”!車から出て
「へばなさ~ん、頑張ってくださいね~!」
すると、ママチャリは方向転換してこちらへ向かってきてくださいました。やはり“へばなさん”でした。なんというグッドタイミングなのでしょう。
本当は、こんなに上手に“へばなさん”と会えて応援が出来ようとは思ってもみませんでした。“へばなさん”はこの競技に入る前から腰の痛みを抱えていて、今回も苦しい闘いになりそうだとおっしゃっていました。ここまでおおよそ420キロを走ってこられたとのことで、やはり腰に痛みが来ているとのことでしたが、とてもタフな方で、お見かけしたころでは、頗る(精神的には)お元気そうでした。“へばなさん”とはまだまだいろいろとお話しをしたかったのですが、なにせ現在は競技中です。
「お会いできて良かったです。頑張ってくださいね」
と堅い握手をして見送りました。
“へばなさん”はセブンイレブンの駐車場から国道へ走り出て、手を振って元気に走り去って行かれました。
同じ頃、このセブンイレブンに到着されたブルベライダーさんがおりました。この選手の方ともお話させていただくことが出来ました。
この“亀風”のチームジャージを着た選手の方は埼玉県から参加されているそうで、埼玉のブルベ200、300、400kmを完走なさり、今回宇都宮のこの600kmに参戦したのだそうです。目標はブルベの最高峰フランスで4年に一度開催される1,200kmだそうです。
「夢があっていいでしょう」
とにこやかにおっしゃっておいででした。この“亀風のメンバーさん”のお名前を伺わずに見送ってしまったのですが、本当に夢があっていいです。ともあれ“へばなさん”はこの一連のブルベに“ママチャリ”での挑戦ですから、これを完走出来れば、おそらく前人未踏の偉業だと思われます。
真夜中のセブンイレブンで目にした“へばなさん”や“亀風のメンバーさん”の困難に挑戦している姿に、なんだか強く胸をうたれてしまいました。“へばなさん”や“亀風のメンバーさん”はじめ、今回ご参加の選手の皆様、後半戦もどうぞ元気に走られて、無事にゴールなされますようお祈りしております。
★この後“へばなさん”と“亀風のメンバーさん(オルテガさん)”は無事完走されました。
★『ブルベの最高峰は発祥地フランスで4年に一度開催されるパリ~ブレスト~パリ(PBP)1,200Kです。 開催年(次回は2011年)にSR(Super Randonneur)の称号を受けた人のみが参加可能です。そのSRとは年間に200・300・400・600Kの認定ブルベを完走した人が受けられる称号です。・・・』(Audax Randnneurs fukuokaより)
“tomatoさん”が感じたようにわたしも“へばなさん”にも“オルテガさん”にもとても大事な何かをいただいたような気がしているのです。
わたしは自転車に関してはまだまだ初心者の域を脱しておりませんので、ますます精進しなければなりませんね。でも自転車の目的がダイエット“プラス”になるのはとてもいいことだなと思っています。
“オルテガさん”本当にSRおめでとうございました。
300kmを4つ車で走行するのも嫌になるのに、どんな体力と精神力をお持ちなのだろう、と・・・
す・素晴しい~!尊敬申し上げます!真似できませ~ん!世の中には凄~い人間がいるんですね~
亀風のオルテガさんにも夢を実現して下さい!としか言いようがありませ~ん
私、深夜のみちのくはセブンでお会いしました亀風のオルテガです。へばなさんとの劇的会合場面の余韻が漂っている中でお会いしましたね。
ブルベにチャレンジする気になったきっかけは2007年のパリ-ブレスト-パリの模様を伝える雑誌記事がきっかけです。こんな競技があったのだ、と思い、ネットで色々調べ、オダックスの組織が国内にもあり、埼玉のオダックスとそのイベント情報を得、今年の1月の200キロ、2月の300キロ、3月の400キロと参加してきました。600も埼玉のつもりでしたが日程が合わず宇都宮にお邪魔したしだいです。山坂が多いので自信はありませんでしたが、参加意欲は強かったですね。本番のパリーブレスとは70歳代の参加者もいらっしゃるということで、長いチャレンジができそう。ぜひぜひkojiさんもやりましょ。
“へばなさん”のママチャリでの600kmへの挑戦は、是非成し遂げて欲しいと思う反面、“へばなさん”の体調や、今回のコースから非常に難しい要素が数々あって、万が一リタイヤがあったとしても、本当にしかたのないことだとも思っていました。
でも“へばなさん”がひたすら走っている姿を思い浮かべて、“へばなさん”が当初言っていた予定時間を待ちきれずに、深夜の町へ応援に飛び出したというわけです。
セブンイレブンの駐車場でコースが見えるように駐車して、間もなく自転車のライトが見えてきて、それがママチャリだと分かったときは、何とも言えない感激でした。そして絶対完走出来ると、走り去るその背中を見ていて確信しました。
“へばなさん”ゆっくり休めましたか。600kmですからただの疲れとは訳が違うと思います。腰も大事にして明日からのお仕事頑張ってください。
本当に大したものです!わたしから心を込めて“SR”を差し上げたいと思います。
kojiさんには、あんな真夜中に応援にきていただき、補給食までいただいちゃって、本当に感謝です<(_ _)>。
あそこの前までは眠気に耐えられず、どこかで仮眠しないと危険かな~、と言う状態でしたが、kojiさんとお話してたら、眠気が飛んじゃいました。
以後は感激のあまり、眠気はでませんでした。
お会いできるかどうか、半信半疑だったので、お会いできてすごくうれしかったです(^^)。 おかげさまで完走できました!
深夜の闇の中を、ライトを沢山点けて黙々と走ってらしゃるのです。それはとても静かな自分との闘いなのです。“へばなさん”が無事完走できたことは、応援に行ったわたしにとっても、ことのほか大きな喜びですが、完走できなかった方々だって自分に挑戦するというその姿勢には、いたく感動させられます。
よし、じゃあ俺も・・・なんていう気持ちになってしまいそうです、無理ですが。ハハハ
kojiさんも真夜中の応援、お疲れさまでした。真夜中に黙々と走っていたら応援してる人が待ってた、なんて、へばなさんもすごく力が出たのではないでしょうか。なんだか僕も力をいただけた気がします!!
へばなさんのページにこれからお邪魔させていただき、エナジー補給させていただきたいと思います!!
レインボーシャワーさん、ツール見に行って来られたなんて羨ましすぎます。
ですから人知れず真夜中を走っておられる選手のかたがたの姿を、実際にこの目で見てみたいなと思っていました。そこに偶然“へばなさん”が走られるというので応援も兼ねて見に行った次第です。
“へばなさん”の話では睡魔に襲われてシンどかったと言っておられました。選手の皆さんは郵便局やその辺の公共施設付近で仮眠を取っておられたそうです。“へばなさん”はスピードの出せないママチャリですから眠らずにひたすら走らないと制限時間に走りきれないので“眠らない休まない、ひたすら漕ぐ”なのだそうです。
もう一方のピナレロの“亀風のメンバーさん”は「わたしは夜光なので、眠くならないのかなあ」なんておっしゃっていました。これはますますもってわたし向きの競技ではないかと・・・。ハハハ
でも“へばなさん”の通過時間にピッタリ応援が間に合ったというのは“なんという偶然”としかいいようがなかったです。
“レインボーシャワーさん”は『ツールドフランスのゴールを見てきました・・・』とはなんて凄いんでしょう。“へばなさん”が1,200kmに参加の時は間違いなくロードだと思いますが、PINARELLOの“亀風のメンバーさん”は夢じゃなくて本当にやってしまわれそうでした。みんなが寝静まっている深夜にあんながんばりを見せられると、無条件でみんな応援したくなってしまいます。
“レインボーシャワーさん”も頑張ってくださいね。心より応援いたします。
先週ツールドフランスのゴールを見てきましたがコンコルド広場からの周回コースの沿道はすごい人並みでた。その中を選手達は大声援を受けながら走るのですから結果はともかく人生最良の日と思いました。今回の600Kも沿道には人がいなくても「KOJI」様のような方が声援を送って下さるのは参加選手にとってツールドフランスに勝るとも劣らない喜びだと思います。
それにしてもブルベの最高峰がフランスで行われていたとはしりませんでした。「へばな」さんがママちゃりで参加することはないと思いますが「PINARELLO」様が参加されることを祈っています。