休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

会津ドライブ(金山かぼちゃ)

2019年09月07日 | ドライブ・国内旅行

(2019.9.6 国道49号線からの猪苗代湖と磐梯山:猪苗代町)

 

9月6日、きょうは久々の快晴ということで、“ワイフ君”と会津方面のドライブに出かけました。

猪苗代湖の湖面は穏やかで、対岸の布引山(風の高原)もよく見えています。

 

ほら、高さ100メートルの大きな風車が33基も立ち並ぶ“郡山布引風の高原”が見えるでしょう。

 

まずやってきたのは『道の駅あいづ湯川・会津坂下』。ここにある産直で野菜をいろいろ物色しました。わたしがカゴに入れたのはトウモロコシと赤カボチャ。この夏はとりわけトウモロコシの魅力にすっかりやられてしまいました。なにしろ改良が進んだ近ごろのトウモロコシはどれもすごく甘いんです。

 

ここは柳津町(やないづまち)の虚空蔵様のところ。只見川(ただみがわ)に架かる大きな橋から只見川の見物です。

 

只見川がマッタリと流れています。いえ、流れているのかどうかも分からないぐらいマッタリとしているのです。対岸には柳津の虚空蔵様こと日本三虚空蔵の一つ『福満虚空蔵尊円蔵寺』の屋根がチラッと見えています。

 

そしてやって来たのは『道の駅会津柳津』。ここの産直でもう一つ赤カボチャを購入し、昼食を食べていくことにしました。

 

会津はソースカツ丼が有名ですが、柳津には卵焼きのついた「柳津ソースカツ丼」があるというのをテレビで見たことが有ったのです。そのお店がどこだったのかは忘れましたが、ここにもあったので食べてみたのです。福島市の会社に勤めていたころ、会社向かいにあった仲代達矢御用達だった(福島公演があるとここで食べていたということです。店内には上手な絵の書かれた仲代達矢の色紙がかかっていました)丸市食堂の“ソース味の煮込みカツ丼”を想像していたのですが、それとは別物でソースカツ丼の下に卵焼きが張り付いているというものでした。ハハ

 

道の駅の中を見ていたら、ロケ地が柳津だという「ジヌよさらば」という映画のコーナーがありました。この映画わたしも見ましたが、以前“なでら男さん”が言っていたのはここのコーナーのことだったんですね。

 

 

 

 

よろしかったら観てください。レンタル屋さんに行けばDVDがあるはずです。

 

続いてやってきたのが『道の駅尾瀬街道みしま宿』。ここの建物の外観が見事だと言って“ワイフ君”はいたく感心していました。もうすでに散々買い物をしてしまって、ここでは何も買うものがありませんでしたので、2階の桐箪笥展示コーナーを覗いてきました。おいそれとは買えない高級品の数々で目の保養が出来ました。三島町は桐製品が特産なんですね。

 

只見川に架かるダムを見ながら走ります。

 

やってきたのは金山町(かねやままち)の沼沢湖(ぬまざわこ)。“ワイフ君”は見たことがないというので連れてきたのですが、以前に一度ここに来ているのです。湖畔はキャンプ場になっています。

 

山を登ってきたところにこんな大きな湖があることにいつも驚きます。以前は沼沢沼と言っていましたが、周囲7.5キロ、水深96メートル、ヒメマスが生息するというこの湖は火山活動によって出来たカルデラ湖なのだそうです。

 

 

そういえば、ここ沼沢湖でロケした映画もあったというのを誰かから聞いたことがありました。

 

ネットで検索したらこの「あひるのうたがきこえてくるよ。」というのが出てきました。カヌーと三羽のアヒルの浮かんでいるのが沼沢湖だったんですね。これはまだ見たことが無いので、そのうちに探して観なくてはなりません。しかし・・・DVD化されているのでしょうか。

 

最後にたどり着いたのが『道の駅奧会津かねやま』。ここは昨年暮れに続いて2度目の訪問です。

 

目的はこれ『奧会津金山赤カボチャ』。

 

世に赤カボチャは数々あれど『金山赤カボチャ』といえるのは、ここ金山町で生産されるカボチャだけのものなのだそうです。

 

どうです、この見事な赤色! しかしながら、そのお値段もお見事!! 

 

なかにはこんなのも・・・。年金生活者のわが家は少し安めの“金山かぼちゃ”を一つ・・・。

 

道の駅に隣接した敷地には「東北電力奧会津水力館」なるものが建設中でした。

 

金山かぼちゃを手に入れた後は、ダムを見ながら帰ります。

 

只見川に架かる吊り橋を渡って対岸に来てみました。

 

おお、またまたダムです。

 

ナビはこのダムを通り抜けて対岸の元来た道へ戻れというのです。少し信用できませんでしたが、ダムには車両用の通路がちゃんと設けてありました。

 

午後4時10分、柳津まで戻ってきて、今度は先ほどと違うもう一つの赤い橋へ。

 

ここからはロケーション良く只見川越しに虚空蔵様が見渡せました。制限時間になったので、帰りは会津坂下ICから高速で一気に本宮まで帰ってきました。

 

本日購入した赤カボチャは3個。うち1個だけがブランドものの“金山かぼちゃ”と呼ばれるものですが、300円で買ったものも650円で買ったものも、基本的には同じ赤カボチャのはずなんです。

 

ホラね、裏を返せばどれも同じ種類のカボチャだって分かるでしょう。

 

ただね、金山町で生産されたものだけが商標登録してある『奧会津金山赤カボチャ(金山かぼちゃ)』と名乗れるようです。帰宅して“ワイフ君”が早速“金山かぼちゃ”を煮てくれました。皮が薄くて柔くてホックホク!これはやはり絶品カボチャでした。次は300円の赤カボチャの番ですが、これが“金山かぼちゃ”と変わりなく美味しければ、次から家計がすごく助かるのですけれど・・・。

★後日、ブランドものの『奧会津金山赤カボチャ』とは違う“赤カボチャ”を食べてみました。同じ種類のカボチャですからホクホク感も味も変わりなく思いましたが、薄くて柔らかい皮のはずがところどころに固いところがあったり、微かにカビ臭のようなものも感じられ、やはり軍配は『奧会津金山赤カボチャ』ということになりました。これは、今回わが家が購入してきた“赤カボチャ”に限ってのことだと思いますが、ブランド品『奧会津金山赤カボチャ』は栽培においては「吊り下げ式」による空中栽培で、土と接触しない・太陽光がまんべんなく当たるという利点に加え、収穫してから販売までの熟成方法や期間の管理、ブランド品としての規格(色・形・糖度等)検査の徹底など、大変な手間と気配りがあってこの品質が保たれているのだとあらためて実感いたしました。もしブランド品でない“赤カボチャ”を購入する際は、色の鮮やかなもの・肌の綺麗なもの・形のいいものを選んでみてください。結果、味がよければこれはもう大当たりです。(2019.9.12 koji)



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10 コメント

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こんにちは (鈴木)
2019-09-07 09:23:57
懐かしいです
会津城、飯盛山は何度か行っています
震災前までは行きましたね
妻の実家が相馬でしたので・・・
津波で実家は流され二次災害の原発で建物の新築が出来なくなりました
他に移住し兄夫婦が今は住んでいます
妻は一度息子とお墓見にそして実家の跡地を見てきたそうです
震災後、私は一度も言っていません
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“鈴木様” (koji)
2019-09-07 10:54:46
そうでしたか。
震災の津波の映像には見る度に新たな衝撃が走ります。犠牲になられた方々のその後の“復興”がいかに大変なものかは、わたしたちの想像をはるかに越える部分があることと思います。さらに原発事故による影響を受けられた方々に置いては、その比ではないご苦労もおありになることでしょう。
震災前と変わらぬ猪苗代湖や磐梯山の姿にひとときの懐かしさを感じていただけたら幸いです。
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玉井人ひろた (玉井人ひろた)
2019-09-08 07:30:18
金山カボチャ、へそが独特の形状ですよね。
我が家では3年ほど前から作っていますが、カボチャはすぐに他種が混ざるので、昨年あたりから少し緑が混じっています。
味は変わらないとおみますがね。
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“玉井人ひろたさん” (koji)
2019-09-08 08:25:00
ブランドものなのは分かりますが、カボチャにしてはべらぼうな値段が付けられていて驚きました。
“玉井人ひろたさん”のところでは自家栽培で食べておられるとは羨ましいです。
今回はシャレの意味もあってシールの張ってあるものも購入してきました。結果の検証はこれからですが、同じ赤カボチャだったら味や食感にそれほどの違いはないだろうと予想しています。
買ったカボチャの種を蒔いたら近いカボチャが成るのでしょうか。もっとも、わが家の土は痩せているのでカボチャには向かないようです。
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かぼちゃ (へばな)
2019-09-08 11:36:35
私の以前の同僚が「高級かぼちゃ農家になる」と言っていて、高いと言うカボチャをもらったことが有りましたが、半信半疑でした。
でも、本当にお値段の高いかぼちゃってあるんですね~(^^;)
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“へばなさん” (koji)
2019-09-08 12:24:49
たかがカボチャなんてとても言えない高級カボチャの世界。わたしは、これほどとは思いませんでしたが、“へばなさん”の身近なところでもそんなことがあったんですね。
これぐらいの値段がつくと生産者の方々だってやりがいがあるでしょうね。
しかしながら、値段はともかくとして美味しいのには参りました。“いいものは高い”という見本でしょうか。
これから安かった方の赤カボチャを食べるのが楽しみです。
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懐かしい風景 (夢子)
2019-09-08 14:18:00
 懐かしい風景がいっぱい出てきてうれしくなりました。
それにしても、高いかぼちゃ
手が出ません
やっぱり、絶品でしたか
食べてみたいけど、高すぎる~
安いほうのかぼちゃの味がどんななのか、報告が楽しみです。
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“夢子さん” (koji)
2019-09-08 17:53:07
懐かしい風景、よろこんでいただけてよかったです。
“ワイフ君”は沼沢湖を覚えていないようでしたが、もう10年も前のことなので無理からぬことなのかも知れません。
沼沢湖周辺で撮影したという「あひるのうたがきこえてくるよ。」はもう絶版のようですが、ネットでレーザーディスクのものを見つけました。
金山かぼちゃは糖度の他にもカボチャの形の規格などがあって厳選されているみたいですが、それにしても少々高いですね。
他の赤カボチャを食べましたらご報告したいと思います。
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この辺り,.. (なでら男)
2019-09-09 07:03:49
齊藤清美術館とか河井継之助記念館とかが好きでよく行きました。「ジヌよさらば」も道の駅で知って,DVD 借りて観ました。沼沢湖は自転車でも行きましたし,車でも行きました。この辺り,面白いところ多いですよね。金山カボチャもどこだかの道の駅で買って帰ってきたことあります。久しぶりに,齊藤清美術館に行って,粟餅食って,風呂に入りたいですね。
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“なでら男さん” (koji)
2019-09-09 12:21:46
やっぱり金山かぼちゃ買いましたか。
齊藤清美術館に“なでら男さん”のようなファンがいるのはうれしいことでしょうね。
なんだかさびしそうに見えたのでもっと多くの方々に訪れてほしいものです。かくいうわたしは一度っきりですが・・・。
河井継之助記念館は知りませんでした。田子倉湖方面に行く機会があったら立ち寄ってみたいです。
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