先日のお話しの続きです。わたしの部屋でピーという異音がするという現象が度々あり、しかも近ごろはその発生度合いが少々頻繁になってきていました。つきとめた異音の発生源はこの電話機。電源を抜いて裏蓋のネジを外し・・・
わが家は完全防音の家ではないのですが、大音量派のわたしとしては家人に迷惑のかからない音量でなどと、ステレオのボリュームを絞って聞く習慣はサラサラないのです。それでもこの頃は少し気づかって、部屋ではどちらかといえばヘッドフォンで音楽を聴くことの方が多いんです。ですから、時々発生するピー音も気にすることなく無視していました。ところが、ここに来てとうとうピー音のガマンにも限界が来たということなんです。
ピー音がするたび、ここぞとばかりに聞き耳を立てながら探ること数十分・・・とうとうその元凶を探り当てました。それはわが家で長いこと使用している1セット3台のホームテレホンというヤツでした。その親機がわたしの部屋にあるのです。停電のときは親機からだけ「キキキキキ・・・」というような音が出て着信を知らせるようになっているのです。今回のはその音とも少し違うような気がします。
この電話機はわが家を建てたときに設置したもので、その時は最新式のホームテレホンでした。「1986年製」とありますから、今から38年前にもなるんですね。その間一度も故障は無し、流石はNTTだと思っています。NTTはコンデンサー一つにしても信頼性を疎かにしてはいなかったですからね。俗にソニータイマーと言われていたような、一定期間を経過すれば必然的に故障が発生して交換を余儀なくさせるというような悪辣なことはしていなかったということです。
しかし、技術と信頼のNTTもまさか、ホームテレホンを38年も使用することまでは想定していなかったのでしょう。バラして中を覗いてみましたら、38年間受話器を上げたことのない電話機は、フックと連動するプラスチック部品がへたって、受話器を上げてもフックが上がらなくなっていました。
どうしてこの親機を全く使用していなかったのかというと、電話はもっぱら回線からブランチで設置した電電公社時代のクラシカルな電話機を使用していました。だから、そんなことにも全く気づかずにいたのです。
分解後、ホームテレホンの親機からピー音は一切発生してはいません。原因が判明したわけではありませんが、なにしろ電子機器の誤作動には「まず、電源のOFF→ONをしてみなさい」というのが常識です。今回は電源コードを外して分解しましたから、必然的に電源がOFF→ONされたということなんでしょう。あわよくば、NTTさんに感謝しながら、あと数年・・・いや、わたしの生きている間は使用したいものだと・・・ハハ
★(2024.8.31 1:30am)深夜に再びピー音発生。ま、結局のところ悪さしているのはホームテレホンの親機というところまではつきとめたのですが、それ以上は何も講じずに様子を見ていました。深夜でしたがうるさいので親機を外して再びバラしました。そして、音源とみられるブザーらしきものの配線を外して様子を見ることにしました。コロナで具合の悪いところではありましたが、今度は安眠できると思います。起きたついでに、外の水道でカメタローの水を替えてあげました。熱はないのですが風邪の引き始めみたいに鼻がツンツンします。節々も少しだけ痛いような・・・。ワクチンを6回も打った効果は無さそうでした。
オヤスミナサイ・・・
微小な音でも気になる音って有りますよね。
音の原因を探し当て、無事解決・・・まるで名探偵のようでした🕵🏼♀️。
我が家にも保管してある黒電話があります
しかし、ブザーの配線を切ることはさすがですね!・・雑音の多い我が家の妻の口をふさぐ方法も教えて頂いきたイデス
最初は時々でしたから無視していましたが、次第に賑やかになってきて我慢の限界を超えました。
通電時の着信音はスピーカーから出るのですが、停電時はブザーを利用しているみたいです。
今回はそのブザー周辺が少し壊れてきて勝手にブザーに微弱電流が流れるようになってしまったのかも知れません。
早くいえば寿命です。こんなに長いこと使えていたとは奇跡に近いと思って感謝しています。
「ダイヤルを回す」というのがたまらなく好きなんです。
昭和時代の歌にも「ダイヤルを回して・・・」なんていう歌詞が出てきますが、だんだんそれも分からない世の中になってしまうんでしょうね。
解決には“あきらとマドンナ様”からいただいた「パソコンのビープ音」が大いに役に立ちました。
電話機にも停電時にならすブザーがあるはずだと思ったんです。
それがどうして勝手に鳴ってしまうのかということは、素人のわたしには分かるはずもありません。
しかし、ブザーへの配線を外してしまえば音は出ないと。
停電時にはわたしの黒電話が鳴りますからOKなんです。
ただ、この固定電話にかかってくるのは「不要なものはありませんか?」「屋根や壁のリフォームはどうですか?」などと余計なでんわばかりなんです。
大事な電話はスマホに来ますから、固定電話はいらないかもですね。
『雑音の多い我が家の妻の口をふさぐ方法・・・』これはちと手強いですね。もし分かったときにはわたしにも教えてくださいね。