休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

天気がいいから「みちのく自転車道」・・・

2019年12月11日 | みちのく自転車道

(2019.12.11 林を抜ける「みちのく自転車道」:郡山市)

12月11日、きょうは予報通りのいい天気、それにとても暖かいです。

 

午前11時、防寒のサイクルウェアに身を包み、“P君”に空気を入れて漕ぎ出しました。

 

天気がいいから、きょうは「みちのく自転車道」です。荒れたみちのく自転車道を走るのには、ロードバイクじゃ少し辛いところもあるんです。ですから、今日は“P君”ことフルサスの“PROGRESSIVE FRD-900”をお伴にしました。

 

 

安達太良を眺めながら、みちのく自転車道のスタート、小和滝までやってきました。

 

随分と久々のみちのく自転車道です。

 

先頃の台風19号により被害に、阿武隈川のあちこちで盛んに工事が進められています。

 

富久山クリーンセンターは、台風19号の被害で全機能停止中でしたが、11月末から一部機能がようやく復活した模様です。

 

少年達が野球をしていた運動場も、いまは台風の被害ゴミで埋まっています。

 

お決まりのみちのく自転車道定点観測ポイント、逢瀬川にかかる横塚橋から郡山駅周辺の市街地を一枚。逢瀬川も今回大暴れしたようです。

 

阿武隈川沿いを走るみちのく自転車道ですから、台風19号の凄まじさががいたるところ残されています。

 

スタートから20キロ地点の金山橋。

 

前方に見える新幹線の下にかかった新しい橋。

 

とうとう開通になったようです。

 

橋から市内の道路へと接続されました。

 

阿武隈川に架かる水郡線の鉄橋。こんなに緩やかに流れているのに・・・凄まじかったんでしょうね!

 

須賀川市に入って、彼方の田んぼの中央を抜けているのがみちのく自転車道。ここから見渡せる範囲は、あの時はおそらく海のようになっていたのでしょう。

 

対岸の浜尾遊水地。決壊した堤防はこの場所だったんですね。

 

濁流でえぐられ、倒れてしまった自転車道のガードフェンス。

 

須賀川市のりんごが好きです。この様子を見るのは忍びないです。

 

小作田橋は通行止めになっていました。ここから先は対岸のみちのく自転車道を断念して、和田の大仏方面へと進みます。

 

和田の大仏のところ、空港道路の大仏橋。

 

午後1時14分、回り道をしましたがみちのく自転車道の終点、目標の乙字ケ滝に到着です。

 

回り道をしてきたはずなのに走行距離は39.6キロ。いつもは40キロぐらいなので逆に少しショートカットになったみたいです。

 

久々の乙字ケ滝。しかし、乙字橋から見た滝のお不動様が心なしか傾いて見えました。

 

近くに行ってみて驚きました!

 

「・・・・・」

 

「滝の清水」は相変わらず流れていましたが、「瀧見不動堂」の哀れな姿はショックでした。

 

(乙字ケ滝の「瀧見不動堂」 2016.5.15撮影)

 

これが今日の乙字ケ滝・・・。

 

乙字ケ滝からみちのく自転車道は通れないので、帰りは国道118号線を走ります。右手の松林のある側が牡丹園です。

 

須賀川の市街地を抜け、江持橋(えもちばし)を渡ってみちのく自転車道に入りました。わたしは、みちのく自転車道のこのクネクネ加減がたまらなく好きなんです。

 

富久山クリーンセンターの対岸まで帰って来ました。この場所はずっと以前からハクチョウの越冬場所になっています。餌やりはしなくなってしまいましたが、それでもハクチョウはちゃんと同じ場所にやってくるんですね。

 

午後3時18分、本宮市の平成大橋まで戻ってきました。阿武隈川沿いを走る「みちのく自転車道」、郡山市、須賀川市の水害の跡を見ながら走ることになった本日の走行距離77.48 走行時間3:43 平均速度20.8 消費カロリー1,774、通算121回目の「みちのく自転車道:乙字ケ滝」、長いブランクのせいか、いささか疲れました。明後日辺りに筋肉痛が出るかもです・・・。



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8 コメント

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うわ!! (なでら男)
2019-12-12 00:47:24
これって,御本尊なども流されてしまったんでしょうか?一般住宅の被害も悲しいことですが,これはまた別の意味でやりきれませんね。(´д`;)
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“なでら男さん” (koji)
2019-12-12 04:10:11
『大同3年(808年)弘法大師の開基・・・本尊は寄木造彩色の不動明王・・・』とありますが、ご本尊をどこぞに緊急避難させたものか、流されてしまったのかは分かりません。
いまの不動堂が何十年何百年そこにあったのかは分かりませんが、例えば堤防をいくら高くしても、所詮人間は自然の強大な力には抗えないところが災害の本当の怖さだと思います。
せめてご本尊が無事だといいのですが・・・。
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想像を絶する被害 (のびた)
2019-12-12 18:17:39
私の旅では 添乗員時代も含めて一番訪れているのが福島県です
その各地が これほどまでに被害が及んでいること想像を絶すること 胸が痛みます
あの大震災後のことも含め 復旧復興で早く立ち直る日を祈ります
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“のびた様” (koji)
2019-12-12 20:49:28
福島県の中通りを南から北へ流れている川が阿武隈川。この川や支流にも今回大きな被害がありました。
今回自転車で走った「みちのく自転車道」はこの阿武隈川に沿ってつくられたサイクリングロードなんです。ですから、今回はその被害を目にしながらのサイクリングになってしまったというわけです。
“のびた様”は福島県とそのようなご縁がおありだったんですね。福島県をはじめ、今回被害のあった各地の方々が一日も早く以前の生活を取り戻すことが出来るといいですね。
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ぼくは19号の翌週に (ケンヂ)
2019-12-12 23:00:12
みちのく自転車道で,乙字が滝に行きました。あおば町西の五斗蒔の阿武隈川沿いは水が引いておらず,高台に上がってあおば町に昇って江持橋まで。浜尾遊水池は工事中ですから,阿武隈台に昇り和田大仏で拝んでからイチロー果樹園で梨を買ってから乙字が滝へ。御堂が全壊でなかったことは救いですが,衝撃でした。羽黒神社でお参りしてから帰途へ。
江持は19号翌日に通勤で通ろうとして,一帯が湖状になってがく然としながら,御代田まで戻ったところ,やはり湖状態で安積町には行けず,結局小塩江経由で大仏大橋を渡って須賀川市街へ。tetteは須賀川の高台で大水被害はなかったのですが,阿武隈川と釈迦堂川の被害の大きさと全く縁のない世界で,不思議な感覚でした。
職場でも被災した方がいて,今は普段通りの生活を送っていますが,水が上がった1階では生活できず,2階で生活していたり,お風呂が修理できずそれが一番困ったことかなと苦笑していたりです。引っ越し移住は経済的に無理だし,来年以降台風が来ないことを願うばかり…。
我が家から近い水門町の被害は,県内でも屈指の甚大さでしたが,屋根まで水が上がった家は未だに戻ってきた形跡はありませんし,ろうきんもまだ復旧中で操業には時間が掛かりそうです。下行合も同様です。我が家がお世話になっている芳賀商店は営業を始めましたが,いつ辞めるかというところだそうです。
自然災害の台風を来ないようにすることは無理ですが,被害に遭わないように知恵を絞らなければならないのが今なのでしょう。それでも,従弟が手掛けた住宅に4月入居したお客さんは,契約時に不動産屋から「ポンプ場があるところなので水が上がらないとは限りません」と言われ,「前に上がったときでも床下浸水で済んだらしいから」とハンコを捺して新築した家が屋根まで水が上がって,泣くに泣けないと悔しそうだったけど,冬前に住めるように手当てをするしかなく,大工としてほぞを噛むばかりだったそうです。
高台ゆえに市内に行くのにクルマが必需品で不便なところだ,とカミさんは夏頃まで不満だったのですが,今回の台風で我が家の立地の評価がガラッと変わったようです。
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“ケンヂさん” (koji)
2019-12-13 03:43:46
“ケンヂさん”はすでに滝のお不動様を見ておられたんですね。“ケンヂさん”がご覧になったときとわたしの写真には違いがありますか?鰐口やご本尊様は大丈夫だったと思われますか?
今までにも台風などで増水することがあっても無事だった瀧見不動堂が、今回はこんな被害に遭ってしまいました。東日本大震災と全く同じで、いままで大丈夫だからといって、これからも何も無いと言えないのが自然災害の恐ろしさだと思います。
今回の災害を教訓にして、将来の生活圏の形成に役立てていかないといけませんね。
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いまだに傷跡が残っています (ボギー)
2019-12-15 20:34:30
こんばんは、みちのくサイクリングロードを走られたのですね?
須賀川市内は、台風19号で大きな被害がでましたが、いまだに傷跡が残っています。
浜尾遊水地が決壊したのは、正直言ってショックでした。たまに周回練習とかしてましたからね。
直ったら、また走りに行こうと思います。
そして乙字ヶ滝のところも酷いですね。
「瀧見不動堂」があんなに傾いているのは知りませんでした。
復興には時間がかかると思いますが、私もできる範囲で協力していきたいと思います。
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“ボギーさん” (koji)
2019-12-16 01:35:03
今年2度目のみちのく自転車道経由乙字ケ滝でした。
台風19号による水害の傷跡が深く残るみちのく自転車道でした。
まさか滝のお不動様があんなことになっているとは思いもしませんでした。
しかし、河川が氾濫する度にこんなに大きな犠牲や被害が及び続けているというのには、人は少し知恵がなさ過ぎると思ってしまいます。
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