LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

ナポリを見て死ね

1993年03月23日 | イタリア日記
3月23日 (火) フィレンツェ 曇り-ナポリ 曇り (HOTEL GINEVRA)

8時過ぎ起床。頭を洗っていつものCAFÉにカプチーノとドーナツを食べにいく。
9時半チェックアウト。フィレンツェ中央駅でナポリまでの切符(50700L)を買った。ナポリまでの直通列車だったのでかなり高かった。
11時発車。南下していくに従って緑がだんだん増え美しく田舎の風景に変わっていった。

午後3時ナポリ到着。インフォメーションに行き地図をもらって宿を探した。目に付いた最初のホテルで決定し荷物を置いて中央駅に戻った。このあたりにたむろしている奴らの目は鋭くおっかない。イタリアの中でも特に恐ろしい街の一つの一部を見たような気がした。北に比べ貧しい南というのは家々を眺めても感じ取ることができる。

ガリバルディから地下鉄(4000L)でモンテサントまで行き街ブら、小汚い店が並んでいた。ここからフニコラーレ(ケーブルカー1500L)に乗りボーメロ地区まで行きサントエルモ城を右手に見ながらナポリの街を上から見下ろした。かなり曇っていたので遠くは霞んでいたが高層ビル群なども見えたりして今まで通ってきたどの街とも違う景色であった。天気さえよければ港も海も美しく見えたはずだった。

モンテサントで米、芋等を揚げたものを8つ(3000L)も食べ気分が悪くなった。240円ばかりのディナーであった。ナポリは埃っぽくクラクションの音がうるさい。なんとなくカイロの雰囲気に似ている。