LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

これがジプシーというやつか

1993年03月16日 | イタリア日記
3月16日 (火) ミラノ 快晴 (HOTEL ARTHUR)

9時起床。
昨日行ったカフェに行きクロワッサンとカプチーノ(2200LT)の朝食。ここは仕事へ出かける前のビジネスマンが立ち寄っていてイタリアの中では時間が早く動いている空間である。

美術館めぐりをするという平本君とはリパブリカの駅で別れメトロでドゥオモへ。銀行へ行く途中前からジプシー達が歩いてこっちへ向かってきた。すれ違う5メートルぐらい前で新聞を手にして子供を抱えたまま二人のおばさんが私の袖をつかんで手を出してきた。時間を与えるとポケットから財布をすられるので力づくで押し切った。これがうわさのジプシーか。女,子供なら怖くないな,と思った。

特別することもないのでドゥオモ前の広場で人々を眺めたり,ウィンドーショッピングしたりした。12時半,あまりに暇だったのでインフォメーションセンターに行きどこかでフリーマーケットをやってないか,と聞いたところあったのでメトロ(1100LT)を乗り継いで行ってみた。1時半頃には終わってしまうらしく,着いた時には片付けを始めている店もあったが,とにかく安く活気があった。置いてあるものはほとんど新品ばかりで衣類や革製品が多かった。食品を売っているところでキウィを買い3時ホテルに戻り昼寝。

5時,平本君も帰ってきたので昨夜のピザ屋へ。まだ開店していなかったので大通りに並ぶ店を見て歩いた。食べたかったスパゲッティが今日はなく残念であった。8時半食事が終わった後ドゥオモがきれいにライトアップされていることを期待して歩いて出かける。夜の町は人通りも少なく怯えながら歩いた。肝心のドゥオモは一番上の像だけが光っているだけであった。ハンバーガー2個をかじりながら10時にホテルに無事戻ってきた。