食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

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改札口より

2010-08-01 | わたくしごと
今、祖師谷大蔵駅前の喫茶店でブログを書いています。





というのも、自宅のパソコンの電源が入らなくなって…。





何度か書いているように、このところ体も気持ちもバテ気味でした。

昨夜、職場の同僚の送別会をやって、家に着いたのが深夜0時頃。

酔いどれていた私はすぐに眠ってしまいました…。

起きてみると、なんとももの哀しい気持ちがありました。

介護業界の離職率の高さは、世間に広く知られています。

でも、実際に身を置くものにすれば、それはとても哀しいことです。

だって、どうしても「明日の自分」と重ね合わせてしまうではないですか…。





そんなワケで、日曜の休日にも関わらず、どうも、私はミサに与る気が起きませんでした。

でも、気力を掻き立てて行ってみると…、いやあ、やっぱりヨカッタ。

前にも書いたことがあるけれど、「会衆力」というものが、確かにあるのです。

集まって歌う、祈りを唱える…という行為そのものに、明らかに癒しの力があります。

そう。一人でいろいろ考えてばかりじゃ、いけないんだよナ。





で、食事をして買い物をしてから家に帰って新聞を読むと、広井良典さんという大学の先生が、お父さんが亡くなったことについて語っていました。

広井先生は、最近では大仏次郎賞をとった『コミュニティを問い直す』という新書で、知られてますね。

ずっと昔からコミュニティ論を語っている気鋭の学者です。

その人が、昨年お父さんを亡くしたことについて語っている。





郷里の広島県に住むお父さんは、二、三年前に脳梗塞を患ってから、ガクッと衰えた。

広井先生は、月に一回くらい東京から戻って、介護をしたりする。

でも、亡くなってから、改めて、「父の晩年は不幸でなかった」と思ったそうです。

それは、教師時代の教え子や退職以後に築いたネットワークなど、人の繋がりが豊かだったから。

まあ、これは本当にそうですね。

年をとればとるほど他人が関わってくれなくなるのが、今の社会の現実です。

広井先生のお父さんのような方は、むしろマレだと思うのです。

だからこそ、今から人の繋がりを作っておかなきゃなア…。





なんて思いながら、パソコンを電源を入れました。

ところが、しばらくネットを見ていたら、突如、画面がフリーズしてしまった。

ウンともスンとも動かない。

ここで、落ち着いて対応すれば良かったんでしょうけど…。

私は何年たってもパソコン音痴なクセに、乱暴なところがある。

イキナリ、電源を落としてしまった。

むろん、この手で何度かうまくいったからですが…。

ところが、再起動させようとしても、どうしても電源が入らない!

「困ったときマニュアル」を取り出して二時間くらいいじってみたけれど、ダメ…。

私は、泣きそうになりました。

パソコンなしで、これから、どうやって生きたら良いのだろう…。

ほとんど、そんな気持ちになりました。

これじゃ、完全なネット依存者ではないか。

何が「会衆の力」だ。「人の繋がりを大事にしなきゃ」だ…。

しかし、最寄り駅の喫茶店でネットが使えることを思い出しました。

あそこに行って、とにかくこの顛末をブログに書こう…。





と言うわけで、今、これを書いています。

来てみたら、とても快適なんですねエ。

画面は大きいし、キーボードは打ちやすい。

お洒落なジャズが流れているし、学生街らしく若い女の子は多いし(あ、これは余分)。

おまけに、私の座った席は、小田急線の自動改札の真横に接している。

上りと下りで、五分に一回くらい改札を通る人たちを、絶妙のアングルからマジかに観察できるのです。

これも、パソコンの故障のおかげ、おそらくは神の計らいでしょう…。

今夜九時になったら、修理センターに連絡します。

その時間までは、修理センターがシステムメンテナンスをしているそうだから。






後は、主の御旨のままに…。





長々と、お粗末さまでした。













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