又・月下美人

今年二度目の“月下美人”が咲きました。

９月４日に投稿した時には小さい蕾が何個か付いていましたが、その中から６個の蕾が膨らんできました。　

（９月１４日）　１０㎝ほどになりましたが、６個のうち３個が赤くなって落ちました。体力を３個に集中するために
　　　　　　　　身を引いたのです。　健気ですね。


（９月１７日）　大きく伸びて首が上を向いてきました。　後１週間くらいで花が咲く？


（９月２１日）　蕾が膨らんで開き始めました。　２１時２０分満開に！！　今回は３個ですが花が大きくて見事です。
　　　　　　　　直径を計ってみると２０㎝ありました。



翌朝、萎んだ花をゆがいて酢の物にして見ました。　絹のような純白の花びらと少しピンク色のところも一緒に、
塩をひとつまみ入れたお湯の中に入れると、お湯がいっきに薄い黄緑色になり花の香りがひろがりました。
試食したお味はぬるっとしてほんのりと甘味があり、コリコリした歯触りで強いて言えばイカのお刺身のよう
な感じかなぁ・・・　まだ香りがすこし口の中に広がりました。

我家の小さい秋

今年も“カネタタキ”がやって来ました。　開いていた窓から入って来たようですね。

今年の彼はものすご～いパワー　の持ち主でした。　朝も昼も夜もずっと鳴いていました。
蘭の植木鉢で鳴いていたり　部屋の中を移動しているらしく　あちらから聞こえてきたり
こちらから聞こえてきたり、そのうち植木鉢の所に戻っています。

植木に水をやるのも一苦労。　どの鉢にいるのか分からないので一鉢ずつお風呂場にもって行き
他の所で鳴いているのを確かめてから水をかけます。　溺死なんてことにならないように。
何を食べているのか分かりませんが、植木に水をかけると一段と鳴き声が元気になります。

最初は風情を楽しんでいましたがあまり鳴き続けるので少々煩くなってきていました。
翅も擦り切れてしまうのではと心配していた矢先にピタッと鳴き声が聞こえなくなりました。
祭りの後の、喧騒が去り物悲しいような　寂しいような　そんな静けさです。

この間二週間、鳴きに鳴き続けて力が尽きたのかそれとも外に出て行ったのか
来年も待っているからね　　今年も恒例の我家の小さい秋が過ぎていきました。

続々・月下美人

月下美人　　サボテン科　クジャクサボテン属　　　原産地（メキシコ）

４個咲いた翌日にまだ膨らんでいなかった１個が咲きました。

この月下美人は知り合いから小さな枝を貰って挿し木をしました。　２７年前から育てています。
１時は背丈ほどになり１晩に１０個花を付けたこともありました。　あちこちに子どもがいます。
最初に咲いたときは皆さんびっくりして連絡がきます。私も最初に見たときはあまりの豪華さと
純白の清らかさに感動しました。　香りも強く、暗くても咲いているのが分かります。　
正に月下の美人ですね。　
今年はリビングで開いていくところをずっと見ていました。　翌朝には萎んでいますが２日ほど
残り香がありました。

萎んだ花をゆがいて酢の物や揚げ物などにすると食べられるそうですが、イメージが崩れてしまい
そうでまだ試したことがありません。
まだマッチ棒の先くらいの小さな蕾が付いています。　１０月頃にもう１度咲くかなと期待しています。