哀しからずや湖の碧…

　仕事先へ向かう朝の湖岸道路。
　湖岸道路は、琵琶湖の岸に添った道なので、一般的には“最短距離”ではありません。琵琶湖観光ならともかく、実用的には、ある程度の距離の目的地まで「信号が少ない」というメリットを生かして利用するもの。高速がわりです。
　そんなわけで、でしょうか。ＥＴＣの普及とともに、半額ならば高速を使うという選択肢があるということもあり、“快走”な日が増えてきたように思います。あとはもうちょっと道の駅とかがあったら快適なんですけどね。

　話があらぬ方へまいりましたが、今朝の湖岸に“気合い望遠”を発見。
　所謂撮影ポイントでない場所だったので、なんやろと一瞬思いましたが、望遠の狙う先を見て納得。
　白鳥が来ていました。
　よく晴れた空を写して青い湖面。穏やかな秋の日に、遠目にも目立つコハクチョウ。確かに、空の青にも海のあをにも染まずただよっておりますが、のどかな風景の中では、全然哀しそうではありません。