alla marcia

こはぜの覚え書き

愛知川駅のびんてまり

2007-05-29 22:53:18 | ちょこっと近江路
 この画像は、近江鉄道愛知川駅に展示してあったびんてまりを携帯で撮ったものです。
 丸いビンに入ったてまり。不思議です。ここに飾ってあったてまりはどれも柄が凝っていて、ビンに入っていなくても十分見応えのある美しさです。

 しかしですね。ほんとは、駅前にある「びん細工てまりポスト」の写真を撮りたかったのですよ!郵便ポストマニアのわたくし(参考:薬売ポスト金色堂ポスト)としては…。
 でも、諦めました。なぜってポスト周辺に高校生がたむろってたから…。
 まだ、女子高生に「ちょっとのいて~」といっちゃえるほどにはオバハン完成度が高くないので。中途半端な年増はツライのです。
 
 
 
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隣は何をする人ぞ♪大津シンフォニックバンド第52回定期演奏会

2007-05-27 22:29:13 | 音楽いろいろ
 陽気に誘われ自転車でびわ湖ホールへ。
 ペダルをこぎ出してから「あれ、ホールに自転車とめるとこあったっけ?」と心配になってきましたが、到着してみればきちんとありました。



 確かに、夢のオペラホールの前に自転車や原付がずらっと並んでいたのでは、開演前から萎えちゃいますもんね(文芸会館じゃあるまいしw)。駐輪場は1階の入り口のそばにひっそり。それも扉付きできっちり中にしまいこむ方式です。何度も通っているびわ湖ホールですが、こんなところに駐輪場があったなんて初めて知りました。

 大ホールの方に上がってみると、開場直後でもないのにスゴイ列です。それでも当日券もでていました。前に札止めになったときはどんだけ凄かったんやろ…。

 で、ちらっと中ホールの方を見てみると、これ。



 およ、と思わず中に入ってしまいましたよ。
 何流さんやろ、どこが主催やろ、誰がでてはるんやろ、知ってる方でてはるかな…と。
 そういえばラウンジにもどうみても「そっち系」らしい…髪がアップで服はワンピース、とかの…奥さま方がいらっしゃいました。

 「踊り」と一口に言っても古典舞踊と新舞踊とでは当然違うわけですが、「歌謡舞踊」といいきっちゃうとさらに自分の立ち位置からは遠く感じます。この催しはどうやらそのジャンルの様子。
 お隣の状況にも少々興味はありましたが、今日はそれどころではありません。大ホール側に戻り、制服の学生さんにチケットを切ってもらって場内へ。
 CD売り場で流れている画像のティンパニの迫力に思わず足を止めましたが、人だかりでじっくり見られず残念。

 今日は作曲家の高昌帥先生がご自分の曲の指揮をされた2部がメインでしょうか。1部は今年の課題曲から2曲と「自由曲としてしばしば演奏される曲」ということでした。
 全曲通じて集中力のとぎれない演奏で、逆に言えば「いい年をしたおっちゃんなんだけど子どものようにやんちゃする」的カワイイOSBが現れているところがなく、オールドファンとしてはちょっと寂しい感じも…(そんなものを期待して演奏会に来てはいけません!)。
 
 しかし現役から離れていると、今時のコンクールでどんな曲が演奏されているのかなんて皆目わかりません。これも栄枯盛衰が激しいのでしょうね。昔大流行した「メトセラⅡ」なんて今はどうなんでしょう。



 1部の「森の贈り物」のソロがすごかったです。それにしてもあれが「自由曲としてしばしば演奏される曲」って…。今時の中高生とかにはあんなソロを吹けちゃう子がごろごろいるんでしょうか。吹奏楽おそるべし。


 

 
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なんだか新鮮★休日の彦根城

2007-05-26 23:14:29 | ちょこっと近江路
 常々県下一円を巡り歩く仕事をしておりますが、仕事で出かけるのとプライベートで出かけるのとでは全然違います。当たり前ですな…。
 ましてや今日は電車でのお出かけ。つるんで乗ってきた大学生たちの会話が耳に入るだけでも笑えてきちゃいます。見慣れた近江盆地の風景も、道路中心に見るのと、線路中心に見るのとではまた随分違います。

 今日のお目当ては彦根城博物館の特別展「大名のおしゃれ-井伊家伝来・刀剣と刀装の名品-」。よって彦根駅下車。また来週には仕事で来るというのに我ながらご苦労なことです。ま、仕事の時には大抵車ですので、遠回り覚悟で車では入らないような路地を歩いてお城方面に向かいます。すると早速発見。



 「森川許六之墓所」。…。
 いや、ごみ置き場近すぎなことありません、これ。

 ま、彦根市民に悪気はなかったのでしょう。こんな証拠写真とってしまうわたしのほうにむしろ悪気があるのかもしれません。すいません。

 さて、程なく大きな道に合流して彦根城へ。
 彦根城のすぐ近くには彦根東高校がありますが、きっとそこの学生さんたちなんでしょう。お城に向かう観光客の間を縫って、制服やジャージでごくごく普通に下校してくるのがなんだが面白い。
 天守に登ったときに見下ろしてみると、近くにはいくつもの学校があるようでしたが、お城の辺りでは運動部の大きな声やらブラスバンドの合奏やらが重なるように聞こえてきます。なんとはなしにうきうきとしてしまいましたね。年を取ったのかもしれませんが、「子どもの声が聞こえる町」に希望を感じるのと同じように、「若者が活動している様が見える町」に希望を感じてしまうんでしょうね。


 お城にたどり着き、まず向かったのは彦根城博物館。前にきた時にはとにかく時間がなかったので、今回はもう少しゆっくり見せていただきました
 とりあえず本日のメイン刀剣・刀装をじっくり。ガラスにおでこがくっつきそうです。
 初めの展示室には刀、次の展示室には刀装。今回はこの刀装の展示に惹きつけられました。
 ひとつひとつの刀の拵えにはちゃんとストーリーがあって、鍔や笄の小さな細工が全部つながっています。日本の文化という小さな宇宙の中で、洒落と教養の共通理解の上に描かれた物語。根付や簪の意匠に通じるものがありますが、なんというのか砕けすぎない端正さが、武士の魂の装飾にふさわしく感じられます。
 町人の粋にお侍の野暮…なんて対比もありますが、野暮で結構じゃないですか。幕府の規格どおりにあつらえられた家紋付きの拵えなんか、四角四面ではありましょうが清々しい美しさがあります。
  
 天守に向かう途中には、“彦根城にしかない!”というオオトックリイチゴの花が咲いていました。なぜかミツバチではなく、クマバチばかりが寄ってきています。



 正直、わたしのような節穴マナコではそんじょそこらのナワシロイチゴとの違いがよくわかりませんでしたが…。


 
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懐かしの膳所★いちご大福

2007-05-19 22:49:53 | その他
 大盛りで有名な「美富士食堂」から琵琶湖に向かって歩くと、膳所高、膳所神社を通りすぎたかどっこにあるのが「松田ときわ堂」。
 1個100円を超えるいちご大福は10代のわたしには大贅沢でしたね。

 外側のお餅も餡もほにゃほにゃに柔らかく、中に入っているイチゴもあんまり堅くない…。久しぶりにいただきましたが、やっぱり好きです。ここのいちご大福。

 少しずつ変わりながらも、静かで落ち着いた膳所の町。今も遠い思い出の1シーン1シーンがひっそりと生きているような気がします。

 土曜日は部活の後、グラウンドの隅っこのバレーコートで暗くなるまでバレーボールをしていました。バレーボールの後は、膳所本町駅前の森商店でアイス。プリンバーがおいしかった…。もちろん、美富士食堂にも行きましたし、時には足を伸ばして不二家にパフェを食べにいったりもしました。

 あまり後ろを向いて生きるのは美しくないのかもしれないけれど、今につながる過去の思い出が美しいということは本当に嬉しいものだと思います。
 できれば、今現在の中高生たちも、未来の「いい思い出」の中に生きていられますよう。
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