滋賀県立近代美術館へ、「志村ふくみの紬織りを楽しむ」を見に行ってきました。
作品保護のため会期が3期に分かれており、今日は第1期の最終日。
なにが素晴らしいって、入ってすぐに展示されていた「絹の染め糸」の色がもうっ…。
贅沢を言うなら、美術館の照明ではなくて本当の自然光の下で見てみたかったのですが。
近江八幡市ご出身の志村ふくみさん、郷土の美術館に本当にたくさんの作品を寄贈してくださったようで、多くの展示が「本館蔵」となっていました。嬉しい反面、これらの着物には「着物」としての生命はないのだなと思うと寂しくもなります。
源氏物語に寄せた作品の中、「橋姫」は赤と黒のダイナミックな絵羽柄。植物の中にこんなに情熱的な激しい色があるものかと驚きました。
ところでこの美術館のロケーションはかなり自然に恵まれています。隣に図書館もあるのですが、ここの図書館や美術館に用のある人は、もれなく自然の中の広々とした公園を十分散策しなければなりません。(要するに駐車場が遠い、と…)
ちなみに今日停めた駐車場はこれ。
都会の人が見たら、これだけですでに「公園」です。
この奥には芝生の広場があり、ラグビーボールを蹴る人がいたり、椅子まで持ってきてトランペットを練習している人がいたり、サッカーのワザらしきものをひたすら練習している小さい子どもさんがいたり…。あのワザ、成功したらどんなんか気になるなあ。
作品保護のため会期が3期に分かれており、今日は第1期の最終日。
なにが素晴らしいって、入ってすぐに展示されていた「絹の染め糸」の色がもうっ…。
贅沢を言うなら、美術館の照明ではなくて本当の自然光の下で見てみたかったのですが。
近江八幡市ご出身の志村ふくみさん、郷土の美術館に本当にたくさんの作品を寄贈してくださったようで、多くの展示が「本館蔵」となっていました。嬉しい反面、これらの着物には「着物」としての生命はないのだなと思うと寂しくもなります。
源氏物語に寄せた作品の中、「橋姫」は赤と黒のダイナミックな絵羽柄。植物の中にこんなに情熱的な激しい色があるものかと驚きました。
ところでこの美術館のロケーションはかなり自然に恵まれています。隣に図書館もあるのですが、ここの図書館や美術館に用のある人は、もれなく自然の中の広々とした公園を十分散策しなければなりません。(要するに駐車場が遠い、と…)
ちなみに今日停めた駐車場はこれ。
都会の人が見たら、これだけですでに「公園」です。
この奥には芝生の広場があり、ラグビーボールを蹴る人がいたり、椅子まで持ってきてトランペットを練習している人がいたり、サッカーのワザらしきものをひたすら練習している小さい子どもさんがいたり…。あのワザ、成功したらどんなんか気になるなあ。
いつもは湖岸を通るのですが、ぽかぽか陽気になんとなく浜街道を北上。ふと思いついて近江八幡のボーダレス・アートギャラリーNO-MAに立ち寄りました。
標識を確認しながら(油断してると一通とかありますからね)慣れない城下町を走る緊張感でげっそり疲れてしまいました…が、一度行ってみればこっちのものです。駐車場も停めやすくてgood!またいつでものぞきにいけそうです。
障害者アートと一般アーティストの作品が一緒に展示されているNO-MA。NO-MAっていうとなんかオシャレ~なのですが、要するに野間さんちということらしい…。
ここのウリは、HPによると「障害のある人の表現活動の紹介に核を置くことだけに留まらず、一般のアーティストの作品と共に並列して見せることで「人の持つ普遍的な表現の力」をリアルに感じていただくところ」だということです。
障害者アートの実物に触れるまでは、正直「障害者やからって持ち上げてるんとちゃうん?」と半信半疑なところがあったわたしですが、実際に見てみると結構面白いのです。障害が「人の持つ普遍的な表現の力」の発動を妨げるなにものかのあり方を多様にしているんでしょうね。表現するにあたって枷となるものを飛び越える才能をもった人が芸術家なのだとしたら、障害者アーティストはそれを飛び越える自由を既に持っていた人々なのかもしれません。
展示は「ウチナル音 ~身体音からの造形~」ということで、作品のほかに映像もあり音もありのいかにも現代アートな空間。それでいながら、決して小難しかったり歯が立たなかったりするようなものではなく、わたしにとっては「!」も「?」もひっくるめて素直に楽しめる質とボリュームの展示でした。
***アーティストと展示作品***
小川由文…風船付きボディパーカッション(?)パフォーマンスの映像
橘高博枝…耳なし芳一的字だらけの白い箱
金沢健一…打楽器奏者必見の鉄板アーティスト。(いやむしろ見ない方がいいかも…。見ちゃうと作品であるということを忘れて心ゆくまで叩きまくってしまいそうやなあ。)わたしはエス・トックを思い出しました。
木村 茜…音符を使わずにリズムを表したような絵
森本絵利…ひたすらハサミで紙を切る!切りも切ったり砂粒大…。
あの“紙を切る音”の心地よさってば…。
標識を確認しながら(油断してると一通とかありますからね)慣れない城下町を走る緊張感でげっそり疲れてしまいました…が、一度行ってみればこっちのものです。駐車場も停めやすくてgood!またいつでものぞきにいけそうです。
障害者アートと一般アーティストの作品が一緒に展示されているNO-MA。NO-MAっていうとなんかオシャレ~なのですが、要するに野間さんちということらしい…。
ここのウリは、HPによると「障害のある人の表現活動の紹介に核を置くことだけに留まらず、一般のアーティストの作品と共に並列して見せることで「人の持つ普遍的な表現の力」をリアルに感じていただくところ」だということです。
障害者アートの実物に触れるまでは、正直「障害者やからって持ち上げてるんとちゃうん?」と半信半疑なところがあったわたしですが、実際に見てみると結構面白いのです。障害が「人の持つ普遍的な表現の力」の発動を妨げるなにものかのあり方を多様にしているんでしょうね。表現するにあたって枷となるものを飛び越える才能をもった人が芸術家なのだとしたら、障害者アーティストはそれを飛び越える自由を既に持っていた人々なのかもしれません。
展示は「ウチナル音 ~身体音からの造形~」ということで、作品のほかに映像もあり音もありのいかにも現代アートな空間。それでいながら、決して小難しかったり歯が立たなかったりするようなものではなく、わたしにとっては「!」も「?」もひっくるめて素直に楽しめる質とボリュームの展示でした。
***アーティストと展示作品***
小川由文…風船付きボディパーカッション(?)パフォーマンスの映像
橘高博枝…耳なし芳一的字だらけの白い箱
金沢健一…打楽器奏者必見の鉄板アーティスト。(いやむしろ見ない方がいいかも…。見ちゃうと作品であるということを忘れて心ゆくまで叩きまくってしまいそうやなあ。)わたしはエス・トックを思い出しました。
木村 茜…音符を使わずにリズムを表したような絵
森本絵利…ひたすらハサミで紙を切る!切りも切ったり砂粒大…。
あの“紙を切る音”の心地よさってば…。
暖かいとはいえまだ2月。なんでジェラート…かもしれませんが、体感温度がもう5度上がってしまったら、おいそれと休日にここでジェラートなんて食べられなくなってしまいます。普通に「アイス食べた~い」と思うような日には、行列が当たり前の「Rapty」。行列嫌いのわたしには、冬こそチャンス!なのです。
200円のハーフサイズには「お子様向け」のようなコメントがありましたが、山盛りジェラートには少々気後れする大人のつまみ食いにありがたいサイズ。むしろ大人向けかも。そして、ハーフといいながらも普通に一人前の量はあります。
「花のある田園づくり」がこちらの道の駅のテーマらしいのですが、旧町名の愛東から湖東、秦荘あたりに広がる田園風景には何ともいえない豊かな美しさがあります。「花のある」というからには、観光用にお花畑のようなものも作ってらっしゃるようですが、キモは「田園」の方。もしもこのあたりにいらっしゃったら、“普通の田園地帯の景色”の方もチラッと観てみてください。なんのおすすめポイントもないのですが、なぜか余裕のある空気に満ちた農村地帯なのです。
200円のハーフサイズには「お子様向け」のようなコメントがありましたが、山盛りジェラートには少々気後れする大人のつまみ食いにありがたいサイズ。むしろ大人向けかも。そして、ハーフといいながらも普通に一人前の量はあります。
「花のある田園づくり」がこちらの道の駅のテーマらしいのですが、旧町名の愛東から湖東、秦荘あたりに広がる田園風景には何ともいえない豊かな美しさがあります。「花のある」というからには、観光用にお花畑のようなものも作ってらっしゃるようですが、キモは「田園」の方。もしもこのあたりにいらっしゃったら、“普通の田園地帯の景色”の方もチラッと観てみてください。なんのおすすめポイントもないのですが、なぜか余裕のある空気に満ちた農村地帯なのです。