まちわび犬

ビーグル犬こげちゃと一緒に、今度はどこに行く?

黒いダイヤ

2008-10-06 | コゲステルと夕張
こんばんわん
ジャーナリスト犬 コゲステルです ななめ…


本日は北海道の開拓時代を支えた
炭鉱産業について学習するのだっ
(これはビッグ石炭なのだっ!!)




ここ夕張市は「財政破綻」のニュースで
いちやくその名が全国に知れ渡ったのだ

そんな夕張市も
かつては道内有数の産炭地として
日本の産業の近代化に大きく貢献してきたのだっ




これは「石炭の大露頭(鉱脈)」といって
学術的にも大変貴重なもので
北海道指定の天然記念物なのだ
   




      このメモリはその層の厚さを示しているのだ
      
            ううむ…尺ですか~





100年以上も前の明治時代に発見されて以降
入植者が募集され、たくさんの炭鉱が出来
国内有数の産炭地として栄えたのだ





     1960年代には
     三大鉱業所のほかにも関連産業も発達して
     
     最盛期には12万もの人がここに暮らしていたのだ




やがて昭和30年代の後半になると
   
石炭から石油へとエネルギー政策は転換し…




石炭の需要は減り
1970年代には閉山が相次ぎ…





1981年のガス突出事故では
93人もの方が命を落とすという大惨事になり

それは炭鉱産業の衰退に拍車をかけ




1990年には最後に残っていた炭鉱も閉山し
炭鉱の街夕張の歴史にピリオドが打たれたのだ
     




人口減による過疎化…
石炭に取って代わる産業を生み出すため

夕張は再生する手立てを
見つけなければならなかったのだ



さて、コゲステルの解説による第一夜は

『産業近代化を支えてきた黒いダイヤ』をお送りしたのだ




     明日、第二夜は…
     
    『炭鉱から観光へ~再生への模索』を
     お送りいたします




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