7月31日~8月5日の6日間、家族3人で、
ボルネオ島マレーシア・サバ州の虫を見て来ました。
(いや、虫以外にも、いろいろ見たのですが)
その旅の記録です。
8月9日追記
虫の同定ミスを訂正しました。

1日目 関空からコタキナバルへ
この日はコタキナバルに夕方着なので、特に虫を見るでも無く。
マレーシア航空の機内食でも載せますか。

子供用のキッズミール。あと、子どもにはプレゼントのサービスもあります。

自分が頼んだ、ラクトオボのベジタリアンミール。
別にベジタリアンではないのですが、旅行早々から胃もたれしたくなかったのです。
メインの皿は、ベイクドマッシュポテトに、ラタトゥイユをかけたようなもの。
美味しかったですよ、サラダも2品付いてて嬉しかったです。

飛行機の窓から見えた、東南アジアの最高峰、標高4095mのキナバル山。
写真では荘厳さが伝えられないのが残念です。
コタキナバルに到着し、とりあえずホテルへチェックインしようとしたが、
1日延泊するついでに部屋を変更してもらい、その部屋がまだ掃除中とのこと。
しょうがないので荷物を預けて、ブラブラと夕食を摂りに出ました。
歩いてセンターポイントの地下にあるレストランで食事。
チキンとシーザーサラダとコールスローサラダ、パスタを頼みましたが、
コールスローとパスタは謎の甘さ! マレーシアの料理は砂糖を多用するのかな。

甘いパスタは食べられず、残してしまいました。
あれはちょっと、中国でいろんな食材に鍛えられている旦那にもキツかったようです。
でも、シンガポールチキンライスの店で、チキンライスをテイクアウト。
これは私が食べたかったので、是非にと。

ホテルに戻る途中、ビールや旦那用のスナックなどをコンビニで買いました。
そのコンビニの袋が、なぜかCGCグループの袋、、何故? 海外展開してるのか?

チェックインして部屋に荷物を置いた後に、またブラブラ歩きに出ました。
巨大フードコート・セドコスクェアの前を通りがかり、食べはしないけど食材を見て回りました。

大きなシャコエビが、ペットボトルに詰まっていました。
シャコが小さいうちにボトルに入れて、そのまま育てるのでしょうか。
ナイトマーケットへ行きました。

特に買いたい物もなく回っていると、諍いをしているブースがあり見物。
この日は、燈火に寄って来るガでもいないかなと、ジロジロしながら歩いたのですが、
見たのはトカゲとゴキブリのみでした。
2日目 キパンディ・バタフライパーク
午前にタクシーで、「コタキナバル市バード・サンクチュアリ」へ。
ここは、「Kota Kinabalu Wetland Centre」でもあります。
「Centre」の綴りが間違ってるような気がしたのですが、この綴りでもいいのですね、
初めて知りました。

虫はアリや小さなミノガの仲間など、あとチョウを数種見ましたが、カメラには収められず。
タクシーで街中に戻り、船着き場である「ジェッセルトン・ポイント」で下車、
歩いてホテルまで帰りました。
途中で見たマーケット。ハンドクラフトセンターの隣です。

「Cock & Bull Bistro」という、アイリッシュレストラン?になるのかな、そこで昼食。
チーズのトーストと、フィッシュ&チップス。あとスナックなど。

午後3時半から、予約していたJTBマレーシアのツアーで、
「KIPANDI BUTTERFLY PARK キパンディ・バタフライパーク」へ向かいました。
車でコタキナバルから1時間30分程、山の中の、いわゆる観光蝶園なのですが、
夜にライトトラップをしてくれるとのことで、楽しみにしていました。

つい、肝心なエントランスの写真など、撮り忘れてしまうんですよね。
中に入ると休憩所にプラケース。中を見せてもらうと、

これは、オオヨナグニサンのような大きなヤママユ科の幼虫かな。
シンジュサンの若齢に似ています。
猿岩石の有吉氏に似た、パーク・ガイドのジャイトさん(23才)に、
「この幼虫はこんなガ?」と言い、簡単に描いた絵を見せると、
「So so、Big moth」と言ってました。
幼虫付きの葉を、掴んで逃げたい気持ちになります、やらんけど。

ハナカマキリもいました。この愛らしさは、文字では説明できません。

標本室です。中央のケースには、ジオラマのように昆虫が配置されています。

マレーシアの国蝶である、ラジャ・ブルック(アカエリトリバネアゲハ)の幼虫です。
ジャコウアゲハと同じTroidini族の仲間です。
有吉氏に英語でなんとか「この幼虫はアリストロキアを食べますか?」と聞くと、
「Yes、Yes、アリストロキア~、なんたらかんたら」と言っていました。
英語が出来ない事がこんなに悔しかったことは。ないですね。
面白い虫話を聞くために、会話程度の英語と、虫の学名、せめて科名くらいは言えないと
あかんなあ~と痛感しました。虫好きの変なおばはんだとは、分かってもらえたようですが。
8月9日追記
後で調べてみると、アカエリトリバネアゲハではなく、アンフリサスキシタアゲハでした。
トリバネと同じく、ウマノスズクサの仲間が食草である点は同じです。
下の幼虫も、アンフリサスキシタアゲハでした。
本物のアカエリも、飛んでる所は見たのですが、即座に違いが分からない何て、恥ずかしいですわ。
アカエリトリバネアゲハの顔(※上追記参照)。

幼虫のアップと、サナギ。この丸々とした姿が、たまりません(※上追記参照)。

ちょっと怒らせてみました(※上追記参照)。

こちらは、飼育しているジャコウアゲハのサナギです。

蝶園内のラジャ・ブルック(※上追記参照)。
飼育物でも、飛び交ってるのを見られると、嬉しいものです。

イモの様に見えるのは、植物に寄生するアリの塚。

日本の種とは雰囲気の違うカマキリ。

8月9日追記
ヒシムネカマキリだそうです。
つついてみます。

ライトトラップの場所を確認してから、
夕食の場所へ案内されました。こういうレストラン。

メニューは サバベジ(野菜炒め)、揚げたチキンの酢豚味のもの、
厚揚げの炒め物。これらを自分の皿に盛られたインディカ米のご飯にかけて食べます。
あと、コーンと卵のスープが付きました。

バタフライパークに戻り、ライトトラップの様子を見に行きました。
(名前の分からない虫は、未同定のままです。名前をご存知の方、どうかお教え下さい)

ビクトリアシロスジカミキリです。

緑色の、セミの仲間。

大きなクワガタの仲間の背に、ヨコバイの仲間が乗りました。
8月9日追記
コウチュウに詳しい方に教えていただきました。
恐らく、カステルナウツヤクワガタらしいとのことです。

マドガ科Thyrididaeの仲間でしょうか。大きいです。

こちらも大きなクワガタです。

トラガか、カノコガの仲間と思いますが、未だに違いが分かりません。やけに黄色いです。

これもマドガ科Thyrididaeでしょうか、ヤガ科Noctuidaeの、なんとかアツバにも
似てる気がします。

小さくて可愛いスズメガの仲間が、飛んできましたよ。
大人しく手に乗ってくれました。眼が大きいですねえ。

ヤガ科Noctuidaeのオオトモエで良いでしょうか。

こんなのも飛んで来た。コーカサスオオカブトでしょうか。気が強いです。
8月9日追記
こちらもコウチュウに詳しい方から解説いただきました。以下引用お許し下さい。
「カブトムシは、アトラスオオカブトか、モーレンカンプオオカブトと思いますが、
色からすると前者でしょうか?
コタキナバルは、珍種・モーレンカンプの生息地ですが、
低所にはアトラス、高所にはモーレンカンプと棲み分けしているようです。」
他にも、うまくカメラに収められなかった昆虫多数。
虫まみれを堪能して、ホテルに22時過ぎに戻りました。
ボルネオ島マレーシア・サバ州の虫を見て来ました。
(いや、虫以外にも、いろいろ見たのですが)
その旅の記録です。

虫の同定ミスを訂正しました。


この日はコタキナバルに夕方着なので、特に虫を見るでも無く。
マレーシア航空の機内食でも載せますか。

子供用のキッズミール。あと、子どもにはプレゼントのサービスもあります。

自分が頼んだ、ラクトオボのベジタリアンミール。
別にベジタリアンではないのですが、旅行早々から胃もたれしたくなかったのです。
メインの皿は、ベイクドマッシュポテトに、ラタトゥイユをかけたようなもの。
美味しかったですよ、サラダも2品付いてて嬉しかったです。

飛行機の窓から見えた、東南アジアの最高峰、標高4095mのキナバル山。
写真では荘厳さが伝えられないのが残念です。
コタキナバルに到着し、とりあえずホテルへチェックインしようとしたが、
1日延泊するついでに部屋を変更してもらい、その部屋がまだ掃除中とのこと。
しょうがないので荷物を預けて、ブラブラと夕食を摂りに出ました。
歩いてセンターポイントの地下にあるレストランで食事。
チキンとシーザーサラダとコールスローサラダ、パスタを頼みましたが、
コールスローとパスタは謎の甘さ! マレーシアの料理は砂糖を多用するのかな。

甘いパスタは食べられず、残してしまいました。
あれはちょっと、中国でいろんな食材に鍛えられている旦那にもキツかったようです。
でも、シンガポールチキンライスの店で、チキンライスをテイクアウト。
これは私が食べたかったので、是非にと。

ホテルに戻る途中、ビールや旦那用のスナックなどをコンビニで買いました。
そのコンビニの袋が、なぜかCGCグループの袋、、何故? 海外展開してるのか?

チェックインして部屋に荷物を置いた後に、またブラブラ歩きに出ました。
巨大フードコート・セドコスクェアの前を通りがかり、食べはしないけど食材を見て回りました。

大きなシャコエビが、ペットボトルに詰まっていました。
シャコが小さいうちにボトルに入れて、そのまま育てるのでしょうか。
ナイトマーケットへ行きました。

特に買いたい物もなく回っていると、諍いをしているブースがあり見物。
この日は、燈火に寄って来るガでもいないかなと、ジロジロしながら歩いたのですが、
見たのはトカゲとゴキブリのみでした。

午前にタクシーで、「コタキナバル市バード・サンクチュアリ」へ。
ここは、「Kota Kinabalu Wetland Centre」でもあります。
「Centre」の綴りが間違ってるような気がしたのですが、この綴りでもいいのですね、
初めて知りました。

虫はアリや小さなミノガの仲間など、あとチョウを数種見ましたが、カメラには収められず。
タクシーで街中に戻り、船着き場である「ジェッセルトン・ポイント」で下車、
歩いてホテルまで帰りました。
途中で見たマーケット。ハンドクラフトセンターの隣です。

「Cock & Bull Bistro」という、アイリッシュレストラン?になるのかな、そこで昼食。
チーズのトーストと、フィッシュ&チップス。あとスナックなど。

午後3時半から、予約していたJTBマレーシアのツアーで、
「KIPANDI BUTTERFLY PARK キパンディ・バタフライパーク」へ向かいました。
車でコタキナバルから1時間30分程、山の中の、いわゆる観光蝶園なのですが、
夜にライトトラップをしてくれるとのことで、楽しみにしていました。

つい、肝心なエントランスの写真など、撮り忘れてしまうんですよね。
中に入ると休憩所にプラケース。中を見せてもらうと、

これは、オオヨナグニサンのような大きなヤママユ科の幼虫かな。
シンジュサンの若齢に似ています。
猿岩石の有吉氏に似た、パーク・ガイドのジャイトさん(23才)に、
「この幼虫はこんなガ?」と言い、簡単に描いた絵を見せると、
「So so、Big moth」と言ってました。
幼虫付きの葉を、掴んで逃げたい気持ちになります、やらんけど。

ハナカマキリもいました。この愛らしさは、文字では説明できません。

標本室です。中央のケースには、ジオラマのように昆虫が配置されています。

マレーシアの国蝶である、ラジャ・ブルック(アカエリトリバネアゲハ)の幼虫です。
ジャコウアゲハと同じTroidini族の仲間です。
有吉氏に英語でなんとか「この幼虫はアリストロキアを食べますか?」と聞くと、
「Yes、Yes、アリストロキア~、なんたらかんたら」と言っていました。
英語が出来ない事がこんなに悔しかったことは。ないですね。
面白い虫話を聞くために、会話程度の英語と、虫の学名、せめて科名くらいは言えないと
あかんなあ~と痛感しました。虫好きの変なおばはんだとは、分かってもらえたようですが。

後で調べてみると、アカエリトリバネアゲハではなく、アンフリサスキシタアゲハでした。
トリバネと同じく、ウマノスズクサの仲間が食草である点は同じです。
下の幼虫も、アンフリサスキシタアゲハでした。
本物のアカエリも、飛んでる所は見たのですが、即座に違いが分からない何て、恥ずかしいですわ。
アカエリトリバネアゲハの顔(※上追記参照)。

幼虫のアップと、サナギ。この丸々とした姿が、たまりません(※上追記参照)。

ちょっと怒らせてみました(※上追記参照)。

こちらは、飼育しているジャコウアゲハのサナギです。

蝶園内のラジャ・ブルック(※上追記参照)。
飼育物でも、飛び交ってるのを見られると、嬉しいものです。

イモの様に見えるのは、植物に寄生するアリの塚。

日本の種とは雰囲気の違うカマキリ。


ヒシムネカマキリだそうです。
つついてみます。

ライトトラップの場所を確認してから、
夕食の場所へ案内されました。こういうレストラン。

メニューは サバベジ(野菜炒め)、揚げたチキンの酢豚味のもの、
厚揚げの炒め物。これらを自分の皿に盛られたインディカ米のご飯にかけて食べます。
あと、コーンと卵のスープが付きました。

バタフライパークに戻り、ライトトラップの様子を見に行きました。
(名前の分からない虫は、未同定のままです。名前をご存知の方、どうかお教え下さい)

ビクトリアシロスジカミキリです。

緑色の、セミの仲間。

大きなクワガタの仲間の背に、ヨコバイの仲間が乗りました。

コウチュウに詳しい方に教えていただきました。
恐らく、カステルナウツヤクワガタらしいとのことです。

マドガ科Thyrididaeの仲間でしょうか。大きいです。

こちらも大きなクワガタです。

トラガか、カノコガの仲間と思いますが、未だに違いが分かりません。やけに黄色いです。

これもマドガ科Thyrididaeでしょうか、ヤガ科Noctuidaeの、なんとかアツバにも
似てる気がします。

小さくて可愛いスズメガの仲間が、飛んできましたよ。
大人しく手に乗ってくれました。眼が大きいですねえ。

ヤガ科Noctuidaeのオオトモエで良いでしょうか。

こんなのも飛んで来た。コーカサスオオカブトでしょうか。気が強いです。

こちらもコウチュウに詳しい方から解説いただきました。以下引用お許し下さい。
「カブトムシは、アトラスオオカブトか、モーレンカンプオオカブトと思いますが、
色からすると前者でしょうか?
コタキナバルは、珍種・モーレンカンプの生息地ですが、
低所にはアトラス、高所にはモーレンカンプと棲み分けしているようです。」
他にも、うまくカメラに収められなかった昆虫多数。
虫まみれを堪能して、ホテルに22時過ぎに戻りました。
楽しい旅でしたか?
いやいや、虫まみれで楽しまれたようですな!
ハナカマキリ!きれいです[E:lovely]
シンビジュウムみたいですね。
それより、わたしはペットボトルに詰まったシャコが気になります。
あれって、食用なんですよね?
続編待ってます[E:happy02]
レポート楽しみにしてました。
いやぁ~、いいですね~。
ハナカマキリのきれいなピンク感動しますね。かわいいし。
ジャコウアゲハもあんなにたくさんいるなんて~~。
持ち帰りたくなる気持ちはよ~~~くわかりますw。
私もペットボトルのシャコエビが気になるわ~。
っていうか、いっぱいいすぎで気持ち悪いっす。
食事は全般的においしかったですか?
続き、楽しみにしてま~す。
そうそう、自宅のアオスジとナガサキはどうですか?
ただいまです。
ハナカマキリは目の前で見ると、造形も、しぐさも、とてもとても可愛かったです。
やっぱランの花に擬態してるんでしょうか。
ペットボトルのシャコエビは、食用です。食べなかったけど。。
続編、お楽しみに。。
ハナカマキリは、最高でした。ず~っと眺めていたい虫です。
シャコエビ、私も気持ち悪いと思いました。
日本の小さいのですら苦手なので、旦那は食べたいと言ってたけど、勘弁、、、
食事は、やたら甘いものを除けば、美味しかったです。
ホテルの朝食ビュッフェに日本食もあったのですが、
ほうれん草のおひたし?の甘い事甘い事。おひたしに砂糖入れないで欲しい。。
ああ、なんでも砂糖を入れたら美味しいという、田舎のおばあちゃん世代の料理みたいな感じ。
アオスジとナガサキは元気です。ナガサキの卵1個は、やはりダメでしたが。
というか、本当にナガサキなのか、あやしくなってきました。
ナガサキって、威嚇の角は赤くないですよね??
赤かったので、モンキかクロかも知れません。あちゃちゃ。
1齢の頭の突起が長かったので、ナガサキかと勘違いしたかも。
まだ中齢なので、よく分からないです。。
となると、クロかモンキみたいですね。
終齢になるまで区別は付かないかもしれませんね。
ナガサキの若齢はナミに比べるとつやつやですごい緑がかってます。
ありがとうございます。
昨日、終齢に脱皮し、どうやらクロちゃんです。
クロは今まで、終齢のをホームセンターで貰ってばかりだったので、
我が庭についてくれたのは、やはりはじめてで、嬉しいです。