奈良市北部・高の原の昆虫

奈良県と京都府の境の町、高の原周辺の昆虫を紹介します。
旅行や、でかけた先のお店や、日々の事などもつらつら。

キマダラカメムシ孵化

2015年06月19日 | カメムシ目 カメムシ科
キマダラカメムシのお子さんが孵化していました。
3時間くらい見てない間に全部出て来とった。
出る所を見られなかった、残念。

前回、春日瑠璃さんに教えていただき、
私も出て来た幼虫を、他の方のキマダラカメムシ幼虫画像でも確認したので、
キマダラカメムシで間違い無いと思います。


この2頭は前回、卵の間に潜んでいた寄生蜂的な何かを、
取り出そうとして、卵塊を分けちゃったんで、離れております。


こっちには10頭、ごじゃごじゃしています。


上の10頭を別の角度から。

全部で12頭きっちり出て来たので、結局、寄生蜂?の正体はつかめず。
いつも思うけど卵の殻より大きい身体、収納力すごいですな。
出て来る所見たかったなあ〜!

家の中にキマダラカメムシ

2013年09月15日 | カメムシ目 カメムシ科
ごぶさたしております。
昨年冬から、家の中にずっと入れっぱなしの、
観葉植物状態のギョボクがあるのですが、
気がついたらキマダラカメムシ成虫がくっついていました。

Rimg0044

ウチは窓を網戸無しであけっぱなしにする事はないので、
窓やドアを開けたわずかな間に、気付かないうちに
入ってきたのかな?

てか、よく見る様になりましたね。キマダラカメムシ。
もう珍しく無いぞ。

気付いてから数週間、ずっと同じ葉っぱにいます。
もちろん生きてます。


買い物の往復で

2013年06月01日 | カメムシ目 カメムシ科
昨日ですが、
家から買い物に行く途中の虫。

Photo
カシワクチブトゾウムシ、でいいのかな。
眼が可愛いです。ちっさいちっさい。

Photo_2
クワキジラミも成虫に。
もうすぐお別れ、旅立ちます。

Photo_3
ハラグロオオテントウは蛹になっています。

Photo_4
今の時期の、未成熟のクワの実は、
ハラグロオオテントウの蛹とそっくりです。
そんで、ちゃんと成熟してる実もある時期です。
ハラグロは、不防備な蛹の外見を、
まだ美味しくなってないクワの実に、
似せたんでしょうか。

1
一瞬、羽化かと思ったけど、違いますね。

2
捕食してます。

2_2
クヌギから樹液が出てるところに、サトキマダラヒカゲ。

Photo_5
ラミーさんもいました。
写真が悪い!

1_2
またキマダラカメムシを見ました。
2頭でのこのこ歩いていました。

2_3



奈良市でキマダラカメムシ。北限は?

2011年08月14日 | カメムシ目 カメムシ科
今日はバスで押熊へ行き、食事と買い物をしてから、
神功から右京団地の間を、歩いて帰って来ました。
途中、セミを突いたり、やけに樹液の出てる木でヒラタクワガタを発見したり、
その近くのサクラの木で、こんなカメムシを見つけました。
 
Photo

最初は、やけにくっきりしたクサギカメムシかと思ったのですが、
頭のカタチが違うなあと。
キマダラカメムシというのですね。
1770年代に長崎県出島で採集された、南方系の外来種で、
以後150年間記録が無かったのに、戦後~近年絶賛北上中らしいです。
どうやら1770年代の系統と、戦後に台湾から入って来た系統との、
2系統あるという説もありますが、現在の北限はどのあたりなのでしょう?
いろいろ検索して、京都府南部までは記述を見つけたのですが。
詳しくご存知の方、お教え下さい。

と、書きつつ調べていたら、
2010年に、東京でも発見されていました。倉敷昆虫館のサイトより。

Photo_2
これは娘の写真で、アブラゼミ交尾中。
他にもカップルがいっぱいいました。
1本の木に、何十匹もセミが居る事があるのですが、その状態です。
よほど樹液の旨い木なのか???

Photo_3
ヒラタクワガタは持ち帰りました。

8月16日 追記
コクワガタの大型個体だそうです。
よしたろうさん、ありがとうございました。