奈良市北部・高の原の昆虫

奈良県と京都府の境の町、高の原周辺の昆虫を紹介します。
旅行や、でかけた先のお店や、日々の事などもつらつら。

オオコノハムシ幼虫の保温

2017年11月18日 | ナナフシ目 コノハムシ科
オオコノハムシ、
10月18日に、1匹だけ孵化しております。



2センチ程です。孵化したてはやはり赤い。
赤い柔らかい葉の新芽を食べる為の保護色ではと、
どこかで読ませていただいた記憶が。
しかし、シラカシもグアバも結局食べませんでした。

こういう時の救世主がレモンリーフ。
花屋さんなら1本100円程度でどこでも置いてるし、
丈夫なせいか栽培環境からか、たいてい農薬が使われていない。
で、切った先を保湿してジップロックに入れて冷蔵庫で
めっちゃ長持ちする。

で、たいていのナナフシの仲間は喜んで食べてくれる。
ナナフシ飼いには神様のような植物です。


11月18日の写真。3センチほどになりました。
1匹だけだと、すぐに落ちて終わりかと思ってましたが、元気です。
(虫の元気とか、知りようがないけど)
体色が緑になったので、2齢になったのか、
それともまだ1齢なのか、ちょっと分かりません。


忘備録として保温方法。
ヒーターはビバリアのマルチパネルヒーター14W
サーモ的な、「自己温度制御」という機能があるので、
温度が上がりっぱなしにならず便利、何度もお世話になってます。

下には発泡スチロールを敷き、その上にヒーター、その上に飼育ケースを置き、
上からふた回りほど大きい飼育ケースをかぶせています。
これで温度は25度で安定しています。
まだ幼虫が小さいのでこれでいけます。

大きくなったら、ケースを大きくする必要があります。
オオコノハムシは長命なので、ケースを大きくする頃には
保温いらずの季節になっていると思います。