9月の連休を利用して、十津川村に一泊で行ってきました。
今回、写真点数少ないです。
大和八木から奈良交通の八木新宮線に乗りました。
大好きな路線ですが、そうたびたび乗る事はありません。
2009年08月15日の日記以来、5年振りです。
乗った際に、十津川観光協会から送っていただいた、3割引になる券を提示しました。
この割引、あまり知られていないのか、八木や五條から十津川まで行った人は数組いたけど、
使用したのは私たちだけでした。勿体ないのでもっと周知されたい。
4時間程、バスに乗って上野地着。20分の休憩があり、適当に過ごす。
1時間程で、降車地の十津川役場前に到着。
まずは昼ご飯ですので、すぐそこの道の駅「十津川郷」の、
行仙というお店に入りました。
私は温かいきのこそば、娘は冷たい梅おろしうどんです。
年のせいか、冷たい麺類を食べると、消化が遅いというか、胃がしんどいというか、
旅先では最近、敬遠してしまいます。好きなんですけどね~。
キノコはいいですね、たくさん乗ってて食べごたえがあるし、美味しかったです。
この道の駅には足湯があります。足だけでもいい温泉なのが実感されます。
近くに歴史民俗資料館があるので、展示を見に行きました。
十津川村の水害の記録が見られるとの事で、前から行きたかったのです。
午後3時をすぎて、ゆっくり宿へ向いました。
橋の上からは熊野川で網漁の様子が見られました。立網漁と言うらしい。
このあたりの温泉、湯泉地温泉は、十津川温泉郷の中でも、単純硫黄泉です。
奈良県の中で硫黄泉の宿は、このあたりのみではないでしょうか?
宿ではなく立寄湯なら、他にもあるのですけど。
民宿かたやまさんも、単純硫黄泉です。
私は硫黄泉が大好きなので、今回は温泉も楽しみなのです。
民宿かたやまさんに着いてからは、
wifiの設定をしたり、温泉に入ったり、テレビを見たり、ちょっと眠ったり、
夕食の時間まで、だらだらしていました。だらだらするのがいいんですよね。
wifiはありましたよ。宿のサイトに特に書かれてはいなかったので、
期待していなかったのですが、お宿の名前でのFREESPOTがありました。
温泉は期待した通り、とても良いお湯でした。
硫黄泉って、ピーリング効果があるような気がします。
夕食です。メニュー立てにおしながきが入っていました。
刺身(カツオたたき)
炊き合わせ(カボチャと椎茸、人参と椎茸と三度豆の三色巻き)
天然鮎塩焼き
鹿タタキ
茄子田楽
アマゴ唐揚げ、ささみの竜田揚げ
きゅうりもみ
ゴマ豆腐の揚げ出し
御飯、汁物、香の物
以上です。鮎は狭い意味での天然ではなく、放流の鮎でしょうか。
ゴマ豆腐の揚げ出しが変わってて美味しかった。
刺身のカツオにはアレッ?ってなったけど、好物だし文句はなし。
鹿のタタキもあっさりしてて良かった。鹿が出るとは思っていませんでした。
鹿はどんどん食べたいですね。
食事の後は、また温泉に入ったり、夜の外出をしたり。
星がすごかった。
立派なトゲナナフシを見つけました。
翌日は玉置神社へ行くので、宿の方にお願いして、
早めの朝食で、出発させていただきました。
朝食も十分です。ご飯2杯食べました。
7時30分に宿を出て、役場前でフウちゃんの像の写真を撮りました。
フウちゃんとは、小説「新十津川物語」の主人公、津田フキの事です。
私はフウちゃんが好きで、フウちゃんの事を思うと、なんだか心がウズウズします。
大水害の後、北海道へ開拓に発った人々、残った人々、
そのどちらを考えても、大変な決意をされたんだろうなと、ウズウズします。
今の十津川村と十津川町との関係を思っても、ウズウズします。
北海道の十津川町には、大人になったフウちゃんの像がいます。
お互いの方向を向きあっているそうです。
お婆さんになったフウちゃんもカッコイイです。
私は根無し草でして、故郷が無いのですが、十津川が故郷だったらいいのになあ、と、
胸が痛くなるくらい焦がれて、ウズウズしてしまうのです。
バス停から5?分のバスに乗りました。
十津川温泉で下車、そこから玉置神社行きの世界遺産バスが出ているので、乗車。
要予約ですが、日曜なのに2人で貸し切りでした。スッゲー! てか、申し訳ない。
40分で到着です。駐車場から神社まで少々歩くので、
虫や草を探しながら歩くのが楽しい。
これは、アキギリでいいのかな。
ヤマジノホトトギスかと。
玉置神社。本社は階段を上がって数歩なので、むきだしが迫ってくるような大迫力。
山頂に行く標示があったのですが、時間が読めないのでパス。
あとで見たら、駐車場にちゃんと所要時間の表示がありました。見ておけば良かった。
駐車場に茶屋があるので、串こんにゃくを食べながら、迎えのバスを待ちました。
この駐車場からの眺めもすごいです。
程なく、バスが来たので乗車しました。
運転手さんから、「山頂に行きましたか?」と聞かれたので、
時間が分からなかったら行かなかった事を伝えると、
「じゃあ、展望台寄ってみますか?」と。
ええ~、いいんですか! 行きます!
貸し切りというか、タクシーみたいですね、大きいバスなのに!
最初の写真は、その展望台からの写真です。
「世界遺産、大峯奥駈道」の記された岩。同じようなの、春日山原始林にもありましたね。
こちらも、寄っていただいて写真を撮らせていただけました。
バスの運転手さんは、十津川村のいろんなお話を聞かせてくれました。
こちらの質問にも親切に答えて下さいました。
さすがに、近年の災害の事はこちらからは聞けませんが、歴史民俗資料館に行った事を言うと、
すでに見た後ではありましたが、フウちゃんの像の事を教えてくださいました。
十津川村、名残惜しいのですが、もう帰らねばなりません。
昼のバスを逃すと、次のバスは五條止まりです(それでも良かったかな)。
五條から、吉野口で近鉄に乗り換えればいいのですが、
前に降り損ねて王子まで行ってしまったという…帰るのが大変だったので、
今回は八木に行くバスに乗りたいなあと(ラクしたい)。
定刻通りに帰りのバスに乗り、上野地では、
藤井旅館で予約しておいためはり寿司弁当を受け取りました。
吊り橋を見に行ったら、すごい人でした。
吊り橋を渡るのに行列してるのは初めてみました。
人数制限してるんだろうけど、「20人前後以上」の、まあ、50人位は
吊り橋に乗っかっていましたね。
めはり寿司弁当の画像は無い。撮るのを忘れてました。
お腹が空いていたので、食べちゃった。美味しかった。
その後も、奈良交通の運転手さんのドライブテクニックを堪能しつつ、
(この路線と押熊線は、そうでしょうよ)八木に到着。
ああ~もっと居たかったなあ、次は3泊くらいしたいなあ~と思いながら、
家に帰りました。
10月10日、11日には、イベントを開催されるようです。
十津川食いもん市 ~吉野と熊野を食おうらよ~
全国悪キャラサミットin十津川
悪キャラサミットは、面白そうだなあと思いました(知っていればこの日に行った)。
他にも伝統行事などがあるようですよ。
やっと分かりました。