こども芸術大学ブログ

こども芸術大学の活動の様子をお伝えします

ひかりのたからもの

2008-05-20 20:35:59 | 創作の時間
こども芸大では月曜日に行われる『創作の時間』を楽しみにしている子どもが多いようです。今回のタイトルは『ひかりのたからもの』。段ボールを目一杯使って、ローラーやハケで大きな絵を描きました。

水族館に行った思い出を描いた子は、水や魚を生き生きと描いた後、「もっと深くする!」と言って、赤い絵の具で深い海の世界を表現していました。大きな段ボールを前にして、からだ全体で絵を描くことによってイメージが深まっていくのでしょうか。「お母さん、楽しいよ!」と言いながら、目を輝かせて描いていました。

掌で絵を描いたり、足あとをつけたり、絵を立体にしてみたり。子どもたちはそれぞれの仕方で『創作の時間』を楽しんでいます。子どもは描きながら、次々と物語を紡ぎます。お母さんはその物語に耳を傾けながら、一緒に手が動きます。同じ時間を共有することで、子どもとの関係を深め、新たな気づきを得る機会にもなったのではないでしょうか。

できあがった作品はどれも目をみはるものばかり。楽しく生き生きした時間が生み出した、ぴかぴか輝く宝物のようでした。 (山本一成)

最新の画像もっと見る