♪♪♪♪ 光 庭 の 四 季 折 々 ♪♪♪♪・・・              

ようこそ、胡蝶蘭のブログに。EM庭園の「光庭の四季折々」、EM菜園の「光園の自然農法栽培」等を気ままに綴る。

刻々と変わる光庭(クレマチス開花)

2013年04月28日 | 光庭&光園

 クレマチス(キンポウゲ科)の数百の花芽は肥大成長中でしたが、ここに来て開花準備の整ったものから開花が始まった。10日程で全てが開花してしまうと、花の寿命(4~5日)を考慮すると、最長でも5月初旬には楽しめなくなると見るが、パープル一色ながら華やかな貴婦人を思わせる佇まいに惚れ込んで植栽して早5年。
 清々しい雰囲気も感動もの。光庭には無くてはならない花だし、毎年、期待に応えてくれる。先週末の降雨で先行するボタンは散ってしまい、遅咲きの白色ボタンだけが後庭に映える。
 そんな遅咲きボタンに寄り添うようにシランも開花中。地下茎故に毎年予想外の場所から発芽し、驚かせてくれる。今年もシランの陣地は拡大傾向だが、しばらくはこのまま放置して好き勝手にするつもり。
 ミヤコワスレ、シレネー・ディオイカ、シバザクラは満開状態で、パープル、ホワイトとピンク系の花が中庭を彩ってくれる。
 例年、ウドンコ病に悩まされるバラ。どうやら今年は軽微のようで、順調に肥大成長を続けるが、開花はもう少し先。
 イチゴの香りが少しづつ鼻先をくすぐる前庭。今の光庭は何処の位置でも楽しめるが、香りと言えば6月のクチナシに優れるものは無い。何度も言いますが、五感で楽しめる事こそ花鳥風月の神髄だし、光庭でもそうなるよう作庭に創意工夫を凝らしてます。
  


刻々と変わる光庭

2013年04月21日 | 光庭&光園

 この時期は何処の庭でも花が華々しく饗宴を始める時期。光庭では牡丹、サツキツツジ、ミヤコワスレ、メドセージ、シバザクラ、ユキノシタ、シレネー・ディオイカ、サフィニア、ペチュニア、ジュリアン、ハナミズキが開花中。
 ピンク、ホワイト、レッド、ブルー、イエロー等、実に多彩な面々が工夫を凝らして咲き誇っている様を見ながら、蕾が膨らんで来たパープルのクレマチスやバラ、ウツギ達にエールを送る。
 この他にもジャーマンアイリス、アヤメ、オダマキ、シラン、シャクヤク、アルペンブルーも間もなく楽しめそうだ。数えて見たら光庭には60種約200本が植栽されている為に、真冬以外は何らかの花が咲いている。しかし、今ほど毎日がドキドキの瞬間を堪能できる時期は無いのです。
 この光庭は約30坪で原型は平成7年に造られ、以来少しづつイングリッシュガーデン風に造り変えて来た歴史がある。日本の風土・気候にあった植物を植栽したが、中でも脇役的なグランドカバーは日本風タマリュウ(数千本)で、土が全く見えない年中緑の空間を演出しているし、お気に入りでもある。
 このグランドカバーがある事のメリットは雑草が全く生えて来ない(来れない)事や、常緑(陰樹)なので冬でも緑を絶やす事は無い等、脇役ながらしっかりと光庭を纏め上げている。この花々の饗宴は8月のサルスベリ、10月のキンモクセイ開花まで連日繰り広げられる事となりますが、忘れてはならないのが現在開花中のイチゴ達で、5月初旬には白い花と共に甘い香りのイチゴが順次楽しめる。五感全てで謳歌出来る時期は、もう直ぐそこまで来ている。

                        


光園の四季折々・・in April(4月)

2013年04月14日 | 光庭&光園

 このところの陽気で賑やかになって来た光園。特に遅霜対策と保温兼用のビニールトンネル仕立てのジャガイモの生育は特筆もの。約60個を植えたが、今年も連作障害も無く種芋の15~20倍の高い収穫量が期待出来そうだ。
 混み合って来た際は、”疎抜き”が欠かせない。肉ジャガイモ用ならば小粒を多くした方が良さそうだし、料理方法によって”疎抜き”方法を変えたら良いのかと思う。我家は半々。
 そして、メインは”煙突”イチゴ。早いものは肥大成長と共に色付き出している。ジャガイモ同様に豊作間違いないと確信。ナス(1)、キュウリ(3)、ワケギ(多数)、タマネギ(60)、ミニトマト(1)、スナックエンドウ(4)の定植も済ませ、地温上昇を待ってインゲンの種蒔き、カボチャ(1)、ラグビーボールスイカ(1)、冬瓜(1)、サツマイモ(2)、海老芋(2)の定植をすれば、春の作業は全て終了となる。
 今年の特徴は越冬する作物はイチゴだけに絞り、残すは全て春植えにした事。作業は単純化されるものの、収穫が少し遅くなるのが難点。とは云え、約1か月程度の遅れだから、個人的には納得のフォーメーションなんです。写真(左)はジャガイモ、写真(右)はスナックエンドウ。
 


光庭の四季折々・・in April(4月)

2013年04月07日 | 光庭&光園

 春たけなわ。桜が散って、新葉の展開に勢いを感じる今日この頃です。静まり帰っていた光庭に緑が眩しく映り、そこかしこの花芽の肥大成長に目を潤ませる、一年で最も植物の”伊吹”を感じる季節になりました。
 牡丹、クレマチス、ミヤコワスレ、スズランスイセン、シバザクラ、トキワマンサク、アセビ、バラ、等々は春の光庭を彩る頼もしい面々。
 冬咲きクレマチス・アンスンエンシスやチンチョウゲ、カンツバキの開花が終えた今、数株のジュリアンとイチゴ、クリスマスローズ、シバザクラだけが開花中。現状は”緑”中心ながらも、それも4月半ばになれば様変わりとなります。好きな赤ワインを飲みながら、至福の時間を庭で過ごす事が多くなります。
 温室に移動したランは第1回目の水遣り(1000倍液肥)をしましたので、次は2週間後になりそうです。温室内は連日30℃を超える快適環境となっていますので、今年も順調な肥大成長の滑り出しをした事でしょう。