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「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「アンブリッジローズ」~モネの色彩と「Rose Library」(41)

「アンブリッジローズ」~モネの色彩と「Rose Library」(41)


「クロード・モネの想いを高知の自然の中で再現した北川村「モネの庭」マルモッタン④

印象派の巨匠、クロード・モネが丹誠を込めて作り上げ愛したフランス・ジヴェルニーの庭。

北川村「モネの庭」マルモッタンは、高知の自然を生かして、モネの想いを誠実に再現した庭園です。

本場フランス・ジヴェルニーより、世界で唯一「モネの庭」と名乗ることを許されました。

庭師川上裕さんは、「フランス・ジヴェルニーの庭」の庭師ジルベール・ヴァエさんのお弟子さんで、川上さんは2015年フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受賞しておられます。

「shikoku-tourism」
モネは生涯の半分をこの庭とアトリエのある邸宅で過ごし、創作以外の時間を庭仕事に充てていたといいます。そうしたクロード・モネの想いを高知の自然の中で再現したのが北川村モネの庭マルモッタンで、モネの庭を名乗ることを許された世界で唯一の場所です。
約3万平方メートルの敷地に約7万本の草花が植裁され、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。人気の青い睡蓮は、例年6月下旬頃から11月初旬頃まで愛でることができます。

「睡蓮の池と太鼓橋」

「青い睡蓮」

「モネ自身が咲かせたかった青い睡蓮」フランスは寒くて咲かないそうですが、川上さんは咲かせましたので是非ごらんください。
https://shikoku-tourism.com/spot/10052


クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
「カタログシリーズ」~アルジャントゥイエ(アトリエ場所)・1870年代

「アルジャントゥイユの橋」 1874年ナショナル・ギャラリー(ワシントンD.C.)

モネは、1871年12月、パリ近郊のセーヌ川に面した町アルジャントゥイユにアトリエを構えた
パリから約10キロ北東に広がるこの衛星都市は、「セーヌ右岸ぎりぎりのところまでぶどうの木が植えられている小さな丘の上につくられた心地よい環境の美しい町」と、当時の雑誌に紹介されている。パリの人々が週末を楽しむハイキングの目的地である。エレカントな都会人たちのヨットレース、遊興店、水浴場、更に自然のままのひなげしが群生する草原、太陽の下で波に揺れるボート、こうしたものは画家に数知れないモチーフを提供する。

「ルーアン大聖堂・西ファサード」33連作(15)
1894年メリカ合衆国 ナショナル・ギャラリー(ワシントンD.C.)


1895年5月、「ルーアン大聖堂」の20バージョンをポール・デュラン=リュエル画廊の「モネ近作展」で展示した。ポール・シニャックは、日記の中で「素晴らしく仕上げられた壁」と評し、カミーユ・ピサロは、息子リュシアン宛の手紙「僕はそこに、僕自身があれほど求め続けてきた素晴らしい統一性を見出している。」と書いている

「睡蓮1908年ヴァーノン博物館」約250連作(31)

モネは、1883年のある日、列車でジヴェルニーを通りかかった、アクシデントで列車がたまたま停車した場所がジヴェルニーであったとされている。当時住んでいたポワシーで絵のモチーフ探しに苦労していたモネは、ジヴェルニーが気に入り、1883年5月に同地のリンゴ農園の中にある、壁がピンク色の家を借りて転居している。彼は1890年には、それまで借りていたこの家を正式に購入した。さらに1893年にはこの家から道路を挟んだ南側の土地1,268平方メートルを買い増し、ここに「水の庭」を造ったのである。

カテゴリーに「Rose Library」を作りましたので、いつでも覗きに来てくださいね。
何しろレイクガーデンには「バラの花400種類」あるのですから、まさしく「ローズ・ライブラリー」にして行きたいと思っています。バラは6月から9月まで1番花、2番花、そして繰り返し咲きます。「ソレイユ・デュ・モンド」以降の作品は9月7日に撮影しました。最後10月中旬には最後の秋バラが咲いて今年は終了します。10月中旬には行って撮影したいと思います。

「アンブリッジローズ」(41)
アプリコット、カップ咲き、中大輪房咲きの花。ミルラの強香。
四季咲き性。樹勢は普通で耐病性も普通、木立樹形のバラ。切り花向き。トゲは普通。うどんこ病は普通で黒星病も普通。ときどきの薬剤散布で良く育つ丈夫なバラ。月に2度の適切な薬剤散布を行えば一年を通して綺麗な株姿を維持できる。葉を落としたとしても、樹勢により枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く。樹高は平均的、背丈は低めでよく茂るので、花壇やボーダーの手前の方に向いています。心地よいミルラ香を放ち、アプリコットピンクの花を咲かせます。名前の由来は、BBCラジオ4の番組「アーチャーズ」の舞台である村にちなんで名付けられました。

品種名 アンブリッジローズ
分類と系統 シュラブ、イングリッシュローズ
原名 Ambridge Rose
咲く時期 四季咲き
花形 カップ咲き
花色 オレンジ・アプリコット
花径 中大輪
樹勢 普通
樹形 木立樹形
香り 強香
育てやすさ 耐病性普通
育成環境 半日陰・弱い、耐寒性普通・耐暑性強い
作出年1990年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

コメント一覧

knsw0805
行雲さん、コメントありがとうございます。
青い睡蓮見られて良かったです。
アンブリッジローズも褒めて頂いてほっとしました。
10月中旬頃秋バラが一斉に咲きだすそうです。
行って撮影して来たいと思います。
knsw0805
Shouさん、こんばんは。
川上さんは凄い男・職人ですよ。
モネが見たいと言った青い睡蓮を咲かせたのですから、何か1首出来そうです。
嵯峨さんの「痛みの変奏曲」(出会い)これから楽しみです。人生のドラマが垣間見れますからワクワクして来ます。
megii123
kenちゃん
青い睡蓮をしっかりと拝見しました。
素晴らしい!

アンブリッジローズもいいですね。
私はアプリコットも好きなんですよ。(笑い)
shou1192_2010
Kenさん こんばんは。
かつて小石川後楽園で睡蓮の群生はみましたが、白い睡蓮でした。青い睡蓮を見てみたいですね。

「水曜サロン」で、「痛みの変奏曲」(出会い)の短歌を深く読み解いて頂き
嬉しいですよ。
嵯峨さんは基本的には人生を楽観的に受け入れている人ですが、私たちが無条件で
受け入れている「大人の世界の虚像」に懐疑的な人でもありました。
Kenさんもお気づきのように「泣くがよい~」は哀花さんの
優しさで詠んだ短歌だと、私も思っています。
そして、人の「信」や「誇り」への希望を失わない人でもあります。
今後の短歌の展開に、ご期待願います。
knsw0805
オライさん、おはようございます。
私もです。あのモネが咲かせたい花だと聞けばなおさらですよね。
「来年は高知県まで行くぞ~」!!嫁さんにも宣言しました。
knsw0805
Shimaさん、おはようございます。
いやあ、嬉しいコメントですね。
私には「癒しの写真」しか投稿できませんから、それをテーマに「光と陰と緑」を追い求めています。10月中旬からいよいよ「紅葉撮影」に出かけますよ。待っていてくださいね。ご期待に応えられるように頑張ります。
knsw0805
oishiijikanさん、コメントありがとうございます。
そんな風におっしゃって頂き嬉しいです。
正直9月7日に撮影しましたが、2番花というのでしょうか、6月15日はバラ満開で勢いがありました。2番花になってきますと多少勢いがないような気がして撮影に苦労しました。撮った甲斐があるというものです。
orai
おはようございます。
青い睡蓮は初見です。
幸福の青い睡蓮です。
fumiel-shima
kenさん、おはようございます。

この記事・・・
今、この時季だからなおさら感慨深く・・・という思いで読ませていただきました。
そして・・コロナ禍の生活には慣れているとは言うものの、やはり「ほっ」とするひと時を得たような気がします。
oishiijikan51
久しぶりに、皆さんのブログをゆっくりと拝見させて頂いております。薔薇が見事に美しいですね。燃えるような紅色も良いですが、淡い色の薔薇も素敵ですね。✨🌹✨
knsw0805
びこさん、コメントありがとうございます。
私は「情熱大陸」で知りましたが、もう既に虜になっています。
来年は万難を排して行きます。
びこ
連日「北川村のモネの庭」をご紹介くださり、ありがとうございます。私は、今週末、墓参で帰省しますが、今回は北川村まで行くほど余裕のないのが残念です。
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