goo blog サービス終了のお知らせ 

オリジナル作詞活動 シンガーソングライターこういん特集・「桜花爛漫・春の海

2024-03-31 06:40:24 | オリジナルな作詞活動
オリジナル作詞活動 シンガーソングライターこういん・歌手 月見うどん特集・「桜花爛漫・春の海」
 
常日頃「写真と短歌で綴る世界文化紀行」「軽井沢レイクガーデン薔薇撮影」等でお世話になっています浅間山明鏡止水(通称kenちゃん・Kenさん)です。今週は自作の作詞と作曲家&歌手をご紹介したいと思います。今週は歌手・月見うどんさんをご紹介します。




歌に寄せて・短歌
「下田には桜花爛漫春の海 二人で過ごす至福の時間」


月美udon&板谷こういん 桜花爛漫 春の海 オリジナル曲


「桜花爛漫・春の海」
作詞 kenちゃん 作曲 板谷好員 歌 月見うどん ギター演奏 こういん
1
桜花爛漫の日、下田までお泊まりデート
オープンにしたスポーツカーを走らせる
貴方といるだけで言葉なんていらない
ゆったりとした時間に浸るのも心地よい
爽やかな風を感じる春の海、私の心は躍る
2
宿に隣接しているプライベート海岸、
二人は寄り添い夕陽を浴びながら歩く
温かな風が頬をなで潮の香りを運んでくる
一緒に歩いているだけで、満ち足りた時間
包みこむような優しさと安心感に癒される
3
部屋に戻ると至福の時間が待っている
窓に広がる海はどこまでも穏やかな表情
露天風呂つきの素敵な角部屋の和室
日本酒で乾杯しながら新鮮な肴をつまむ
貴方と一緒に過ごせる、幸せかみしめる

頬を赤く染める頃には、二人体を寄せ合い、
夜は更けていく~    更けていく~    


 シンガーソングライターじいじ特集「軽井沢の四季」

2024-03-30 07:07:23 | オリジナルな作詞活動
※源氏物語巻名歌・返歌⑪⑫は4月6日(土)7日(日)の予定です。

オリジナル作詞活動 シンガーソングライターじいじ特集「軽井沢の四季」

常日頃「写真と短歌で綴る世界文化紀行」「軽井沢レイクガーデン薔薇撮影」等でお世話になっています浅間山明鏡止水(通称kenちゃん・Kenさん)です。今週は自作の作詞と作曲家&歌手をご紹介したいと思います。今週はシンガーソングライターじいじさんをご紹介します。




歌に寄せて・短歌
「森の中渓流沿いに咲く花を 探し求めて君と歩くも」


「軽井沢の四季」オリジナルソング ギター弾き語り by じいじ


「軽井沢の四季」
作詞kencyan 作曲じいじ ギター演奏じいじ 唄じいじ
1
日だまりの中で
コブシの花が点々と咲いて
春の訪れを告げている
残雪輝く浅間山の眺め
笑顔で君が言った
1年でいちばん
美しい季節ね 軽井沢の春
2
しなの追分馬子唄道中
お祭りの季節
夏の風情を楽しむの
清流沿いのハイキング 暑さ知らず
笑顔で君が言った
活気あふれる
楽しい季節ね 軽井沢の夏
3
赤や黄色 色とりどりに
木々が色づいて
晴れた秋の空と澄んだ空気
まるで織物のような美しい紅葉
笑顔で君が言った
青空眺め
あなたと歩くの 軽井沢の秋
4
里の雪も根雪になるころ
雪化粧、霧氷
他の季節では見られない
野鳥の森でバードウォッチング
笑顔で君が言った
これが冬ならではの
楽しみなのよ 軽井沢の冬

じいじチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCjKWAcoH0rQ259YNvuxAKdw/featured


「世界の夜景⑫」シンガポール「マリーナベイサンズ」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-29 06:17:33 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の夜景⑫」シンガポール「マリーナベイサンズ」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
海外旅行に行くなら、お昼だけでなく、夜はきれいな夜景も見たいです。今回は夜景なきれいなスポットをたくさん集めてみました。防犯対策はしっかりして、きれいな夜景を見に行きましょう。展望台から見渡すキラキラ光る街やビルの風景、建物や街全体がライトアップされた風景など、おもわず息を呑む美しさに見とれてしまいます。

シンガポール「マリーナベイサンズ」
「水と音煌びやかなる夜景こそ 息をのむほど印象深く」


最上階が巨大な船の形をした、街のランドマーク的な存在でもある、マリーナベイサンズ。
毎日行われるナイトショーは、色鮮やかな光に照らし出される海辺の大都会の絶景を楽しめます。
ホテルの屋上にあるプールは、世界で最も高い場所にあり、水に入ったままシンガポールの街並みを眺められるんです。また、植物園のガーデンズ・バイ・ザ・ベイもイルミネーションと大自然の素晴らしさの調和を味わえる絶景スポットです。

ユニークな建物などで知られる近未来型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。圧倒的な数と種類、そして世界各地の植物が楽しめる本来の植物園というだけでなく、総面積101haの広大な植物園に点在するユニークな外観や形の建物が、夜になるとライトアップされ、まったく別の世界へと誘ってくれます。ビルでいうと9~16階の高さに相当する木をイメージした人工の垂直庭園「スーパーツリー」は、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのアイコン。園内には18本あり、ツリーの“幹”の部分には300種以上15万株の植物を植えこまれています。このうち12本の“木”が立ち並ぶ場所がスーパーツリーグローブ。地上22mの地点に設けられたスーパーツリーを結ぶ空中遊歩路「OCBCスカイウェイ」(全長128m)を歩けば、園内を見下ろし、金融街などシティを遠望できます。毎晩、スーパーツリーグローブで繰り広げられる、音と光のショー「ガーデン・ラプソディ」(約10分)は必見。もちろん無料です。また、もっとも高いスーパーツリーの最上階にあるレストラン&バー「IndoChine(インドシン)」で食事をしながら、スカイウェイよりも高い位置からマリーナベイ地区の夜景を一望にするのも最高です。


参照
https://dokodemodoors.com/column/nightview
https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/Qcfi3

「世界の大聖堂⑫」バチカン市国「サン・ピエトロ大聖堂」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-28 08:16:20 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の大聖堂⑫」バチカン市国「サン・ピエトロ大聖堂」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
世界には美しい大聖堂がいくつも点在しており、キリスト教徒が祈りを捧げる場としてだけでなく、観光を目的に訪れても楽しむことができます。実は、世界遺産として知られるスペインのサグラダファミリアも大聖堂の1つなんです。私たち日本人にはあまり馴染みのない存在かもしれませんが、海外では中東の一部地域を除くほとんどの国で見られます。

ヨーロッパを中心にキリスト教を信仰する国々に点在する大聖堂。世界78億人の人口のうち、全体に占めるキリスト教徒の割合は3割弱とされています。つまり、世界の約3人に1人はキリスト教徒なのです。一般的に大聖堂とは、カトリック教会では司教座が置かれている教会を指します。ロシア正教やギリシャ正教では、司教座の有無に関わらず、由緒ある教会を大聖堂とみなし、司教座制度を持たない宗派であっても、大聖堂と呼ばれるものもあります。世界各地には美しい教会が数多くありますが、大聖堂は高い格式を有する一際異なる存在です。


バチカン市国「サン・ピエトロ大聖堂」
「聖ペテロ殉教の地こそバチカンで 埋葬場所に聖堂建設」


世界最小の独立国家であるバチカン市国に位置するカトリック教の総本山です。サン・ピエトロ大聖堂は、聖ペテロが殉教した地に立つ、いわばカトリックの聖地。4世紀にコンスタンティヌス帝によって創建された大変歴史深い建物なのですが、老朽化を原因に1506年から1626年にかけて大規模な改築が行われました。約120年におよぶ改築には、ミケランジェロやブラマンテなど、ルネサンスの巨匠が携わったとされています。聖堂内は、主にベルニーニというバロックの巨匠が手がけたとされています。中でも、中央にある「ベルニーニの天蓋」は、サン・ピエトロ大聖堂で見逃せない見どころの1つです。その他、ミケランジェロ作の彫刻「ピエタ」をはじめ、宗教美術にまつわる作品が多くあります。


参照
https://dokodemodoors.com/column/cathedral
https://tabichannel.com/article/1191/cathedral
https://worldheritagesite.xyz/contents/st-peters-basilica/

「世界の祭り⑫」スペイン「カスカモラス」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-27 07:12:00 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の祭り⑫」スペイン「カスカモラス」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
日本全国各地には、伝統的なお祭りが数多くありますが、世界にも様々なお祭りが催されています。なかにはびっくりするような、おもしろいお祭りも!メジャーなものからユニークなものまで、世界のお祭りを季節ごとにご紹介します。イベントやお祭りの日程に合わせて海外旅行の計画を立ててみるのも良いかもしれません。一度は体験してみたい世界の楽しいお祭りをぜひチェックしてみてください。

スペイン「カスカモラス」
「油まみれ聖母マリアの取り合いで 喧嘩始めるも仲良しミサを」


スペインのアンダルシア地方バサという街で毎年9月6日に行われる奇祭のひとつ。 約500年もの歴史をもつこのお祭りは、バサに出稼ぎに来ていたグアディクスの労働者がバサの街で聖母マリア像を見つけたことから始まります。見つけた聖母像がバサの街に安置されることになり、発見者のグアディクスの人たちはグアディクスに安置すべきと主張、聖母像を奪還しにバサを襲撃します。そんなグアディクスの人たちに対し、バサの住民が真っ黒の油を全身に塗りたくり、卵や色水を投げつけて撃退したそうです。お祭りではその背景を再現。1日目参加者はバサで真っ黒油まみれに、2日目はグアティクスで色水攻撃、そして最終日にはバサの教会で仲直りのミサが行われます。


参照

https://dokodemodoors.com/column/festival
https://www.travelwith.jp/area/europe/topics/post-11720/

「世界の美しい街⑫」ドイツ「ローテンブルグ」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-26 06:46:01 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の美しい街⑫」ドイツ「ローテンブルグ」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
皆さんは「美しい街」と言われてどの街が思い浮かぶでしょうか。世界には私たちがまだ知らない美しい街がたくさんあります。そこで今回、世界にあふれる美しい街をご紹介していきます。世界には様々な街があります。東京やニューヨークのような大都会から京都などのような伝統的文化との調和を図った街まで様々です。今回は世界に存在する美しい街並みが印象的な街をご紹介します。

ドイツ「ローテンブルグ」
「中世の宝石箱かローテンブルグ かわいらしい街旅人釘づけ」


ドイツ南部のバイエルン州ミッテルフランケン地方に属する街で、正式名称は「ローテンブルク オブ デア タウバー」と言います。中世の宝石箱と呼ばれるこの街は、ロマンチック街道の中でもひときわ輝く存在です。ロマンチック街道とは、ドイツ南部の街ヴュルツブルクからフュッセンまでの約400kmを結ぶ街道の名称で、ドイツで大人気の観光ルートです。街道上には数々の中世の街が点在し、歴史や風景だけでなく文化やグルメも楽しめます。

この美しい中世の街ローテンブルクの歴史は、970年にこの地に移り住んだ貴族の豪邸から始まります。その後、タウバー川を見下ろす小高い丘に城が建設され、街としての歴史の幕開けとなりました。時代の流れと共に城主を失くしたこの地は、1170年に新たにローテンブルク市として正式に街が誕生し、街の要塞化が始まりました。そして1274年、当時の帝国直属の都市として独自の自治を行使できる「帝国自由都市」の権利を得たことから、街はどんどんと繁栄していきます。しかし、1618年から始まった30年戦争と呼ばれるカトリック教徒とプロテスタント教徒による争いにより、街は崩壊寸前となったものの、奇跡的にも建造物は保護され今に残されています。1802年には帝国自由都市の権利が剥奪され、バイエルン地方の一部となったあと、次第にこの街の美しさが知れ渡ったことにより、第二次世界大戦でも最小の被害に留められ現在の姿を保っています。

参照
https://rtrp.jp/articles/47706/



「世界の絶景⑫」カナダ「ナイアガラの滝」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-25 06:06:25 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の絶景⑫」カナダ「ナイアガラの滝」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
日本国内では見ることのできない絶景を眺めるのは、海外旅行の楽しみの一つですよね。
今では交通機関が発達したおかげで、短時間で世界の絶景を見ることができるようになりました。しかし、地球はあまりにも広く、未だに到達するまで困難を伴う絶景スポットも存在します。中には交通の便が極めて悪い僻地だったり、ほとんど観光地化されていない場所もあります。今回は、全世界から飛び切りの絶景スポットを厳選してご紹介します。
気軽に訪れることができない場所もありますが、一生に一度は行ってみたい抜群の絶景ばかりです。

カナダ「ナイアガラの滝」
「水しぶき自然の驚異ナイアガラ 吸い込まれそうな轟音に圧倒」


世界三大瀑布のひとつで、カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝という3つの滝の総称。別名ホースシュー・フォールズと呼ばれるカナダ滝は、すぐ脇にある展望台「テーブルロック」から眺めるだけでなく、船上から水しぶきを浴びたり、上から見下ろしたりとさまざまな場所から観賞できます。水飛沫で滝に虹のかかる美しい景色や、夜のライトアップなど季節や時間によって表情が変わるのも魅力。

自然の驚異を体感できる景勝地として知られる「ナイアガラの滝」は、年間1,400万人もの観光客が訪れる北米屈指の人気観光スポットです。アメリカのニューヨーク州とカナダのオンタリオ州に跨る国境付近に位置し、南米にあるイグアスの滝、アフリカ大陸にあるビクトリアの滝と共に「世界三大瀑布」の一つにも数えられています。アメリカからもカナダからもアクセスできるので、日帰り観光にもぴったり。特にカナダ側はナイアガラ・フォールズの街全体が観光地化されており、ホテルやレストラン、レジャー施設などが充実しています

参照
https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/amazing/amazingviews

「源氏物語絵巻・10松風(まつかぜ)」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-24 06:30:09 | 源氏物語絵巻・巻名歌返歌
「源氏物語絵巻・10松風(まつかぜ)」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
24年1月7日日曜日NHK大河ドラマ「光る君へ」が始まりました。そこで源氏物語や紫式部日記・紫式部集に興味を持ちました。それらには和歌(巻名歌等)が沢山ありますが、その和歌の返歌を口語短歌と絵巻でブログ掲載をと思いつきました。返歌は源氏物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や自然・地名からヒントをもらい詠もうと思っています。そして源氏物語は絵巻もあります。平安時代から現在まで数多くの絵師が時代の華やかな景色を描いていますので合わせてご紹介したいと思っています。



かねてより造営中であった二条東院が完成し、源氏は西の対に花散里を住まわせた。明石の君を東の対にと考える源氏だが、明石の君は身の程を思い決心できない。そこで明石の入道は大堰川のほとりに娘を住まわせるための家を用意した。明石の君は、入道と涙ながらに今生の別れをし、娘とともに移り住んだ。口実をつくり紫の上の不満をかわした源氏が明石の君を訪れる。三年ぶりに再会したふたりだが、源氏は成長した我が子の将来を思い描く。二条院に戻った源氏は紫の上に明石の君との娘の養育を持ちかける。子どもが好きな紫の上は満更でもない様子だった。
源氏物語巻名歌・10松風(まつかぜ)
歌の背景
光源氏三十一歳。明石の君の一行は上洛し大堰に住むが、源氏はあまり訪れない。明石君はかつて源氏から贈られた琴を奏し、明石君の母の尼上はその音を耳にして、わびしさを歌に詠む。


「身を変へて 一人帰れる 山里に 聞きしに似たる 松風ぞ吹く」 明石の尼君



返歌
「訪ねしは 秋の愁いに かこつけて 明石の君に こころ届ける」


幼い姫君の住む山荘を訪ねます。幼い姫君を見て思わず可愛らしくなり、頭を撫でようとしているところです。
※当時の部屋は1つの空間が広い為に、人々が住む空間は几帳や御簾で仕切られていて、人目につかないようにされていたようです。

参照
https://angel-zaidan.org/genji_kanmeika/kanmeika-01/
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/2493/#toc-24

「源氏物語絵巻・9澪標(みをつくし)」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-23 06:56:42 | 源氏物語絵巻・巻名歌返歌
「源氏物語絵巻・9澪標(みをつくし)」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
24年1月7日日曜日NHK大河ドラマ「光る君へ」が始まりました。そこで源氏物語や紫式部日記・紫式部集に興味を持ちました。それらには和歌(巻名歌等)が沢山ありますが、その和歌の返歌を口語短歌と絵巻でブログ掲載をと思いつきました。返歌は源氏物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や自然・地名からヒントをもらい詠もうと思っています。そして源氏物語は絵巻もあります。平安時代から現在まで数多くの絵師が時代の華やかな景色を描いていますので合わせてご紹介したいと思っています。



明石から、明石の御方が女児を出産したという便りが届きました。大喜びの源氏は古くから仕える女房を乳母として派遣します。明石の御方は心労から衰弱してはいましたが元気で、赤子の美しさは比類がありません。源氏が紫の上にこのことを伝えると、子どものできない紫の上は「私が一人で寂しかったときにそんなことを……」と嫉妬しますが、その横顔の美しさに源氏は見とれるのでした。五月、明石の姫君の「五十日の祝」が開催され、源氏は豪華な品、日常の品などをたくさん明石に送りました。明石の御方からの返事の筆跡の上品さに、紫の上はまたも嫉妬心を覚えます。その年の秋、源氏が須磨・明石で立てた「願」を解くために住吉に詣でますと、公卿・殿上人らは先を競って従いました。その時偶然にも、明石の御方が毎年恒例の住吉詣に舟でやってきました。盛大な源氏一行の華やかな様子を見て、あらためて身分差を思い知らされた明石の御方は涙を流し、住吉から難波に舳先を廻らすのでした。その話を惟光から聞いた源氏はぜひ再会したいと願い、難波の津にちなむ「澪標(みをつくし)」の歌を明石の御方と交わすのです。
源氏物語巻名歌・9澪標(みをつくし)
歌の背景
光源氏二十九歳。源氏が住吉神社に参詣したとき、明石の君の参詣も偶然重なってしまった。源氏の君の一行の素晴らしさに気おされてしまった明石君に、源氏は歌を贈る。

「みをつくし 恋ふるしるしに ここまでも めぐり逢ひける えには深しな」 光源氏

「数ならで 難波のことも かひなきに などみをつくし 思ひそめけむ」 明石君


返歌
「めぐり逢い 深いつながり そこはかと 惹かれあうこそ 心許して」

「恋ごころ 出会いの不思議さ 深い縁 愛おしく思う 相手のすがた」


御代替わりに伴って伊勢斎宮も交替。帰京した六条御息所は娘の前斎宮(ぜんさいぐう)を源氏に託しますが、くれぐれも色目を使わないようにと強く念を押し、源氏も承諾します。安堵した御息所はまもなく静かに息を引き取りました。先帝の院は前斎宮を好ましく思っていましたが、源氏は藤壺女院と相談し、前斎宮を自分の養女にして新帝への入内を計画。幼い帝には前斎宮のような年上の後見役が必要だと考えてのことでした。しかしすでに権中納言の姫が弘徽殿女御として入内していますし、紫の上の父・兵部卿宮も姫の入内を画策しているのです。

参照
https://angel-zaidan.org/genji_kanmeika/kanmeika-01/
https://webtaiyo.com/culture/10167/

「世界の夜景⑪」ドバイ「ブルジュ・ハリファ」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-03-22 06:56:56 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の夜景⑪」ドバイ「ブルジュ・ハリファ」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
海外旅行に行くなら、お昼だけでなく、夜はきれいな夜景も見たいです。今回は夜景なきれいなスポットをたくさん集めてみました。防犯対策はしっかりして、きれいな夜景を見に行きましょう。展望台から見渡すキラキラ光る街やビルの風景、建物や街全体がライトアップされた風景など、おもわず息を呑む美しさに見とれてしまいます。

ドバイ「ブルジュ・ハリファ」
「見下ろせば宝石箱のきらきらと ダイヤのごとく輝く夜景」


ブルジュ・ハリファは、アラブ首長国連邦ドバイにある世界一高い超高層ビルです。なんとビルは地上828mで、展望台「AT THE TOP」は、124階の地上442m、真下からの写真は撮るのが大変になるほどの高さです。展望台からの景色も必見です

高さ828mの「ブルジュ・ハリファ」は、2010年に完成した世界で最も高いタワー、ドバイのシンボル的存在で、ドバイ観光では外せない人気スポットです。206階建てビルの124階と125階、148階には展望デッキ「アット・ザ・トップ」があり、連日たくさんの観光客で賑わっています。解放感いっぱいの屋外展望台からはドバイの街並みを一望でき、遠くにはアラビア湾や砂漠も、夜には宝石のように輝く夜景が見られる人気スポットです。19時以降は入場料がお得になるのも要チェックです。

参照
https://dokodemodoors.com/column/nightview
https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/Qcfi3