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歯周病菌が動脈硬化に関わっている!?

2018年12月03日 | Weblog
歯周病菌が動脈硬化に関わっている!?

動脈硬化とは血管が厚く硬くなり、血管が狭くなる病気です。
動脈硬化が心臓の冠動脈に起これば、心肥大・狭心症・心筋梗塞…
脳の動脈に起これば脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などにつながります。

その恐ろしい“動脈硬化”ですが、実は歯周病菌と関係があると言われています。
5種類の歯周病菌が、動脈硬化を起こしている血管から見つかっているのです。
これは、歯周病菌が歯ぐきから血管内に入り、悪さをしているということ!?
歯周病菌はお口の中にしかいないと思いきや、全身のいろんなところで見つかっているのです。

では、歯周病が動脈硬化に関係すると考えられているメカニズムをご説明します。
まず歯周病菌が歯ぐきから血管内に入り込みます。
そこで歯周病菌が作り出す毒素や、歯周病巣で作られた炎症性物質が原因となって、
血管に炎症が起こります。

その炎症が血管そのものを硬化させたり、
血栓を形成するように働いて動脈硬化を進行させると考えられています。
また、歯周ポケットが深くなればなるほど
血液中に入る歯周病菌が多くなるという報告もあります。

歯周病から全身の病気につながるケースはたくさんあります。
歯周病のケアをして、お口、そして全身の健康を保ちましょう!

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