WHOによると、中国でヒト感染例が確認された鳥インフルエンザH7N9型ウイルスは、抗インフルエンザ薬のタミフルとリレンザに感受性があることが明らかになった。
WHOが4月3日改訂したFAQ(Frequently Asked Questions on human infection with influenza A/H7N9 virus, China)によると、中国で行われた臨床検査の結果、インフルエンザA(H7N9)ウイルスは、タミフルとリレンザに感受性があることが示された。これらの抗インフルエンザ薬は、早期に投与された場合、季節性インフルエンザウイルスとインフルエンザA(H5N1)ウイルス感染に対して有効であることが判明している。ただし、中国の症例においては、現時点で、H7N9感染症の治療のために、これらの薬物を使用した事例はなかったという。
WHOが4月3日改訂したFAQから