様子見のむし歯って？？

歯科健診で「この歯はむし歯ですが、様子をみましょう」と言われた歯はありませんか？
「むし歯なら治さなくていいの？」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
ではどうして様子をみるのでしょうか？
その理由をご説明します。

むし歯には進行具合によってC0～C4までのステージがあります。
様子をみるのはC0、C1のむし歯、
詳しく言うと歯の表面のエナメル質にのみむし歯ができているものです。
大人の方で生活習慣・食習慣にあまり変化がない方の場合、
むし歯はあまり進行しないので、C1のままずっと保てる場合があります。
天然の歯はなるべく削らないほうが強度が保てるので、
治療の必要がないむし歯は当院では様子見を推奨しています。

特に中村歯科で定期的にクリーニングを受けている方は、
その都度歯科医師・歯科衛生士によってチェックを行っているので安心です！

C0、C1でもすぐに治療をする場合もあります。
小児の場合は進行が速いのですぐに治療をすることが多いです。
むし歯になった箇所が歯ブラシをうまく当てられない時、
また歯の神経に近い場合も早い治療をオススメしています。
また要注意なのが大学生や社会人になって一人暮らしになり、環境が変わった方です。
一気にむし歯が増えたり、進行する場合があります。
新型コロナの影響で在宅勤務になり、生活のリズムが変わり、
歯磨きの回数が減ったり、間食の回数が増えたりはしていませんか？

一度なってしまったむし歯は元には戻りません。
これ以上進行しないように、日頃のケア・定期健診が大事です！

中村歯科
03-3376-8777
http://www.knndc.com/