中村歯科

東京都中野区本町3-27-17
http://www.knndc.com/

4月の休診、診療時間変更日のお知らせ

2016年03月30日 | Weblog
4月の休診、診療時間変更日のお知らせです。


**4月の休診、診療時間変更日**

4/23(土)9:00~16:00に延長(12:00~13:00は除く)
4/28(木)休診
4/30(土)休診

他は通常通り診療しております。
通常の診療時間は下記の通りです。

月水金 9:30~20:00
火木 9:30~17:30
土 9:00~12:00
昼休み 13:00~14:30


よろしくお願いいたします。

人体に優しいがん治療法! 近赤外線と抗体でがん狙い撃ち!臨床実験へ

2016年03月30日 | Weblog

人体に無害な光でがん細胞を壊すという、新しい治療法が米研究所の日本人によって開発され話題を呼んでいます。なんでもマウス実験では8割のがんが完治したうえ、副作用が少ない新治療法としてオバマ大統領も注目しているのだとか。3〜4年後にはがん治療薬として米国での承認を目指すというこの夢のプロジェクトに関して、メルマガ『週刊 サイエンスジャーナル』が現在のがん治療状況を交えながら詳しく解説しています。

がんの治療というと第1に挙げられるのは外科的な手術。第2の方法が化学療法で、いわゆる抗がん剤による治療法。第3の方法が放射線治療ということになる。 日本の現状は7から8割が外科的な治療であり、放射線治療は2から3割であるが、アメリカやヨーロッパで多いのは放射線治療で、がん治療の7から8割を占めている。

最近では重粒子線や陽子線などで、ガンは治る時代になった。しかし、すべての人がこの先進医療が受けられるわけではない。設備が十分ではないからだ。治療には、加速施設が必要で、重粒子線は、千葉県の放射線医学総合研究所、兵庫県粒子線医療センター、群馬大学の3か所、陽子線は、福島県、つくば市など5か所に限られている。

また、ガンの中にも向き不向きがある。ピンポイントのガンに放射線を照射する治療法なので、転移性のがんや白血病などの全身に広がるがんには効かない。また胃ガンや大腸がんなどよく動く消化器官のがんには向いていないなどの問題もあった。

そして、通常の保険診療と費用の扱いが異なる。先進医療は保険対象外のため、患者が全額を支払わなければならないという点も問題だ。通常医療費は全て保険の対象となり、患者は一部負担金(3割分)を支払えばよい。先進医療の費用負担額は全額約250万円以上にもなる。

今回、人体に無害な光(近赤外線)を当ててがん細胞を壊す新しい治療法を米国立保健研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員らが開発し、患者で効き目を調べる治験(臨床試験)を近く始める。光を受けると熱を出す特殊な化学物質をがん細胞の表面に結びつけ、がんだけを熱で狙い撃ちする。

近赤外線は放射線や陽子線と違い正常細胞には無害であるし、取り扱いが容易である。標的となるがん細胞に対しては抗体を使い、がん細胞に結びついた抗体は近赤外線に反応してがん細胞を効率的に攻撃するなどの工夫を取り入れた

がん細胞だけ狙い撃ち…放射線治療の新医療機器、国立がん研に完成

2016年03月30日 | Weblog
がん細胞だけを狙い撃ちする放射線治療「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)を行う新開発の医療機器が国立がん研究センター中央病院(東京)内に完成し、報道陣に公開された。

 実用化に向け、来年度末から悪性黒色腫(メラノーマ)などの臨床試験(治験)を始める方針。

 BNCTは、がんに集まるホウ素の薬剤を患者に点滴した後、中性子線を照射。腫瘍の中のホウ素との間で核反応が起きた際に出る放射線で、がんをたたく。従来の放射線や重粒子線よりもピンポイントでがん細胞に照射でき、副作用も少ないとされる。治療は原則1回、30分~1時間照射する。

 従来は研究用の原子炉を使っていたが、中性子線を発生させる病院設置型の機器が開発され、医療として普及させる見通しが立った。

中野区 妊婦歯科健診をご存知ですか

2016年03月22日 | Weblog
母子健康手帳には妊婦歯科健診を受けるように勧められていますが
その理由をご存知ですか?

妊娠すると、お口の中はどんどん変わっていきます。
ホルモンのバランスで唾液が粘ついたり、つわりで胃酸が逆流したり…
お腹の赤ちゃんが大きくなると胃が圧迫され、1回では食べられなくなり食事の回数も増えます。
このような変化によってお口の中が不衛生になり、むし歯や歯周病の進行につながります。

他にも、
むし歯がある場合は治療できる期間が限られます。
当院では、安定期(5~8か月)の治療をお勧めしています。
妊婦は歯周病が進行しやすく、また歯周病により早産のリスクも高まります。
産後にはお口の中がボロボロに…なんて事態も起こってきます。

いろいろなトラブルを避けるためにも
まずは妊婦歯科健診を受けましょう。

出産前に必要な治療を受けることもできますし、
歯周病のケアや、妊婦のためのブラッシング指導なども提案しています。
妊娠時の治療に対する不安や、ご相談も受け付けています。

中村歯科では、中野区妊婦歯科検診を無料で行っています。
妊娠中に受診できなかった方も出産後1年以内は受診できます。

スタッフ一同お待ちしています。


中野区妊婦健康診査のページ↓
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/242900/d001452.html


中村歯科
http://www.knndc.com/
03-3376-8777

人体に優しいがん治療法! 近赤外線と抗体でがん狙い撃ち!臨床実験へ

2016年03月01日 | Weblog

がんの治療というと第1に挙げられるのは外科的な手術。第2の方法が化学療法で、いわゆる抗がん剤による治療法。第3の方法が放射線治療ということになる。 日本の現状は7から8割が外科的な治療であり、放射線治療は2から3割であるが、アメリカやヨーロッパで多いのは放射線治療で、がん治療の7から8割を占めている。

最近では重粒子線や陽子線などで、ガンは治る時代になった。しかし、すべての人がこの先進医療が受けられるわけではない。設備が十分ではないからだ。治療には、加速施設が必要で、重粒子線は、千葉県の放射線医学総合研究所、兵庫県粒子線医療センター、群馬大学の3か所、陽子線は、福島県、つくば市など5か所に限られている。

また、ガンの中にも向き不向きがある。ピンポイントのガンに放射線を照射する治療法なので、転移性のがんや白血病などの全身に広がるがんには効かない。また胃ガンや大腸がんなどよく動く消化器官のがんには向いていないなどの問題もあった。

そして、通常の保険診療と費用の扱いが異なる。先進医療は保険対象外のため、患者が全額を支払わなければならないという点も問題だ。通常医療費は全て保険の対象となり、患者は一部負担金(3割分)を支払えばよい。先進医療の費用負担額は全額約250万円以上にもなる。

今回、人体に無害な光(近赤外線)を当ててがん細胞を壊す新しい治療法を米国立保健研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員らが開発し、患者で効き目を調べる治験(臨床試験)を近く始める。光を受けると熱を出す特殊な化学物質をがん細胞の表面に結びつけ、がんだけを熱で狙い撃ちする。

近赤外線は放射線や陽子線と違い正常細胞には無害であるし、取り扱いが容易である。標的となるがん細胞に対しては抗体を使い、がん細胞に結びついた抗体は近赤外線に反応してがん細胞を効率的に攻撃するなどの工夫を取り入れた。

『週刊 サイエンスジャーナル』

著者/なみ たかし
大学でライフサイエンスを学ぶ。現在/理科教員/サイエンスコミュニケーター/サイエンスライター。メルマガでは毎日の科学ニュースをもとに、最新科学やテクノロジー、環境問題や健康情報など、役に立つ科学情報をわかりやすく解説