◎震災時の口腔ケア①

◎震災時の口腔ケア

東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げ、
一刻も早い復興をお祈りします。
先日の3.11を機に、防災グッズなど見直した方も多いのではないでしょうか？
今回は見落とされがちな口腔ケアについてポイントをお伝えします。

〇なぜ口腔ケアが大事なのか？
被災後の不規則な生活や栄養状態の悪化、口腔衛生状態の低下が重なると、
肺炎・インフルエンザ・風邪などの呼吸器感染症を起こしやすくなります。
（特に高齢の方は、お口の中が不衛生になることによって
その細菌が肺に流れ込み、誤嚥性肺炎を起こす危険性が高まります。）

また、口腔ケアを行うことで腫れや痛みなく食事ができ、
全身の健康・活力へと繋がります。

〇どのような口腔ケアが必要なのか
普段行っていることですが、
生活リズムが崩れたり、水が不足していたりすると怠りがちです。
可能な限り意識的に行いましょう。
・歯磨き
・うがい
・保湿（マスクや水分補給）
・口から栄養や水分をとる（可能であれば）
・よく噛む


次回は具体的にどのようにケアを行えばいいのか、
水が不足している場合なども含めて特集します！！

4月の休診・診療時間変更日のお知らせ

4月の休診・診療時間変更日のお知らせです

＊＊4月の休診、診療時間変更日＊＊
4/5（木）休診
4/21（土）9：00～16：00

他は通常通り診療しております。
通常の診療時間は下記の通りです。

月水金 9：30～20：00
火木 9：30～17：30
土 9：00～12：00
昼休み 13：00～14：30


よろしくお願いいたします。

中村歯科
http://www.geocities.jp/nakamura_dc/index.html

花粉症の薬と、お口の関係

花粉症の薬と、お口の中の関係

今年の春は花粉の量が多く、
花粉症の症状が強く出ている方も多いのではないでしょうか？

花粉症とお口の中とは全く関係がないようですが、
花粉症の薬を服用している場合、お口の中にも影響があります！


花粉症の薬である抗ヒスタミン薬の中には、唾液を少なくする副作用を持つものがあります。
唾液が少なくなるとお口が渇き、細菌が歯にくっつきやすくなります。
やがてその細菌は増殖して塊となり、歯垢（プラーク）となります。
細菌の塊なので、歯ぐきに炎症を起こし、腫れや出血へと繋がります。（歯周病）

歯周病は痛みなどの自覚症状があまり出ず、
密かに進行していく病気ですので注意が必要です。

花粉症の時期が終わり、薬を中止すれば唾液量は戻ってきます。
しかしそれまでの期間は、いつもに増してお口の中の状況が悪くなりやすいので、
歯ブラシや歯間ブラシ、フロスを使って清潔を保ちましょう！

中村歯科
03-3376-8777