木村長人(きむらながと)。皆さんとつくる地域の政治。

1964年(昭和39年)千葉生まれ。元江戸川区議(4期)。無所属。

3月23日、江戸川区も被災者の受け入れを開始

2011-03-24 23:58:43 | 地方自治
 記事を書きかけのまま、推敲と最終的なアップが一日ずれこんでしまいました。すいません。

 さて、昨日(3月23日)、ようやく江戸川区は区施設における被災者の直接受け入れを開始いたしました。私が、発災直後から、災害規模の甚大さに鑑み、土木部の課長に申し入れをしたり、あるいは、ブログなどでも必要な支援策だとして発信してきたことです。(私にかぎらず、ほかにも多くの方から同様の意見が区に寄せられたものと推測しております。)

 区が発表した被災者受入の具体策は、くろぎの家(江戸川2丁目13番地)と塩沢江戸川荘(新潟県南魚沼市舞子字十二木2063番地29)にてそれぞれ65名、96名を、4月30日までの期間限定ながら、受け入れるというものです。くつろぎの家では、食事の提供はありませんが、入浴施設や寝具の利用が可能です。また、塩沢江戸川荘では、寝具も浴場も食事3食の無償提供もあります。受け入れ期間が4月30日までのわずか1カ月という点は少し気にならないわけではありませんが、それでも、食料も水も暖房も不十分な地元の避難所から脱し、被災者に人間らしい生活の場を提供することを区が具体化したことは、江戸川区民として誇らしく思います。詳しくは「東北地方太平洋沖地震に伴う被災者の受け入れについて」をご確認下さい。また、この情報をはじめとし、全国の各自治体による避難者受入情報については「みんなでつくる震災被災者支援情報サイト」にて最新のものが確認できます。

 今回に震災による避難生活と被災地復興とは長期化が確実と言われており、全国の自治体による支援の必要性はこれからますます増えていくと言えるでしょう。こうした全国の自治体による支援策が、東北をはじめとした被災地、いえ、日本全体を復興させるためのカギを握っているような気がいたします。今回の区施設の開放をきっかに、区がさらに被災者支援策を拡充していくことを強く望んでいます。




江戸川区議会議員 木村ながと
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