『太宰治の辞書』北村薫 新潮社 2015
円紫と私シリーズの最新作が十数年ぶりに新潮社から出ました。
以前『朝霧』の続編はと聞かれて、
結婚させたくないと北村さんはおっしゃいました。
でも『太宰治の辞書』で、私は結婚していて、しかも子どももいます。
出版社に勤めているんですね。
さて三つの中編が入っている中、
「女生徒」には金沢のある文学館が登場します。
--文学館…と言えば。
昨年の夏、家族旅行で金沢に行った。定番の観光コースだけでなく、子供の勉強になる--という理由を付け、文学館巡りもした。私のような母親を持った運命と、子供にはあきらめてもらった。無論、徳田秋聲記念館にも行った。
息子の方は、炎天下の道を歩く途中のお店に入って食べた醤油アイスクリームや、浅野川にかかる橋の上で結婚式の写真撮影用の写真撮影をしていた和装カップルの方が印象に残ったようだ。(p.117-118)
そして徳田秋聲記念館の学芸員が問い合わせに解答し、「遠く離れた石川県金沢にも、手助けしてくれる名探偵がいたのだ」と私は書きます。
「女生徒」の最後に北村さんが徳田秋聲記念館の学芸員に感謝を述べておいでます。
北村さん、最近金沢にこられたんでしょうか。

円紫と私シリーズの最新作が十数年ぶりに新潮社から出ました。
以前『朝霧』の続編はと聞かれて、
結婚させたくないと北村さんはおっしゃいました。
でも『太宰治の辞書』で、私は結婚していて、しかも子どももいます。
出版社に勤めているんですね。
さて三つの中編が入っている中、
「女生徒」には金沢のある文学館が登場します。
--文学館…と言えば。
昨年の夏、家族旅行で金沢に行った。定番の観光コースだけでなく、子供の勉強になる--という理由を付け、文学館巡りもした。私のような母親を持った運命と、子供にはあきらめてもらった。無論、徳田秋聲記念館にも行った。
息子の方は、炎天下の道を歩く途中のお店に入って食べた醤油アイスクリームや、浅野川にかかる橋の上で結婚式の写真撮影用の写真撮影をしていた和装カップルの方が印象に残ったようだ。(p.117-118)
そして徳田秋聲記念館の学芸員が問い合わせに解答し、「遠く離れた石川県金沢にも、手助けしてくれる名探偵がいたのだ」と私は書きます。
「女生徒」の最後に北村さんが徳田秋聲記念館の学芸員に感謝を述べておいでます。
北村さん、最近金沢にこられたんでしょうか。
