ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

野菜の花(その5)、ニラとダイコンとムカゴ

2011年09月02日 19時38分33秒 | 家庭菜園
今回はニラの花とダイコンの花を見てみましょう。
春のニラは葉も柔らかく食べごろなのですが、晩夏のニラは葉は硬くなり食用には適しません。
摘み取ることもせず放置しておきますと花茎が伸びてこのように花が付き始めています。1本の花茎には20個もの花が付いています。形は違いますが花の付き方を見るとニラはネギ科に属する植物であるのが解ります。





花が開き始める前の蕾をおひたしにすると食べられると言う人もおりますが、わが家では食用にはしません。
そのままほうっておいて種が出来、繁殖するのに任せています。そのおかげでニラは畑のそこかしこに自生してる状態です。

次はダイコンの花です。収穫するまでもないような不出来なダイコンをそのままにしておいたら、花が咲いていました。




その可憐な花には気の毒でしたが別の作物(白菜とタマネギ)を植えるために畑より引退してもらいました。

さて、本日の最後は「ムカゴ」です。



このように大きくなりつつあります。長芋の葉の繁り方を見ると今年も良い収穫が期待できそうです。
さて、ムカゴは長芋の何なんでしょうか?。いつも疑問に思います。長芋には花らしきものが付きますが、それに実がなり種が出来るのは見たことがありません。
ムカゴをそのまま土に植えると地下には長芋が生長しますので種の役割は果たしているようですが、一般に見られる植物の種とはかなり違う様子をしています。ムカゴをナイフで切りますと中はそれはまさしく長芋そのものです。いわば、ムカゴは長芋のクローンのように見えます。不思議な作物です。

余談ですが、イモ類の栽培ではクローン栽培は広く行われている一般的な方法です。
ジャガイモ、サトイモ、長芋などが種芋を植えて同じ芋を育てる方法です。
また、サツマイモも芋を植え、発芽して葉がついた茎を切り取り、根がまだ生えない状態のものを定植するのでこれもクローン栽培と言えるでしょう。




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