ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

野菜の花(その3)

2011年07月12日 20時24分33秒 | 家庭菜園
表題の写真は枝豆(大豆)の花です。小さく白っぽい花です。良く見ないと解らないくらい小さいです。
既に小さな実をつけ初めているのもあります。


枝豆は大豆の未成熟な実のことでそのサヤごと茹でて中の種を食べます。以前に黒豆(丹波の黒豆が有名)の枝豆を頂いたことがありますが、その実は一般に売られている枝豆より大きくそして大変おいしい物でした。
また枝豆として全国的に有名な品種に山形県庄内地方の「だだちゃ豆」があります。これまた、非常に美味と聞いています。
いちど、庄内地方の知人より「だだちゃ豆」の種をわけてもらい植えたことがありましたが、その味は普通でした。
これは、種が良くても気候風土と土壌の特性が合わなければ普通の物と変わらないものになってしまうのでしょう。

次の写真は「ささぎ豆」の写真です。


「ささぎ豆」はインゲンのことでその実が未成熟の物をサヤごと和え物や味噌汁の具として用います。
わが家のものは「つるなしインゲン」です。これは栽培がとても楽な為です。
既に一期目の収穫が終わり、今は二期目の種を植え付けたところです。



上の写真のものは何でしょうか。とても花には見えませんね。
これはトウモロコシの雄花です。
トウモロコシは雄花が先にでき、その後その下に雌花が出来ます。
雌花はまだできていませんでした。ちなみに雌花には糸状のヒゲがたくさんあります。そのヒゲ一本一本が雌花のめしべです。雄花が成熟すると黄色の花粉ができ、それが風などで散り雌花のヒゲに受粉するというわけです。
ただし、その受粉は自分の花粉ではなく他の株の花粉をもらってするようですのでトウモロコシを植えるときには余り株同士を離して植えてはいけないとされています。わが家では隣の株は35センチぐらい離して植えています。

さて、収穫の終期の野菜の花を見てみましょう。


これは春菊の花です。



こちらはチンゲン菜の花です。

共に食べごろの時期を終えてしまっています。花が咲き始めると葉物野菜は葉が硬くなり食味は大きく落ちます。
もったいないですがこれらの葉物野菜はその役目を終え、畑から抜き取られ替わりの野菜にその場所を譲る事になります。(食料事情の厳しい時にはこれらの物もたべたのでしょうね。)

これから盛りを迎えようとしている野菜もあります。




きゅうりの花です。
きゅうりには雌花と雄花が別々に咲きます。上の写真は雌花。下の物は雄花です。雌花は咲き初めから花の根元に小さなきゅうりが既についています。そのベビーきゅうりには細い糸状の突起が付いています。これが実が大きくなるときゅうりのイボイボになるのでしょうか。雄花にはそれらの物がありません。
受粉は虫などにより行われているのでしょうか。こんど、畑に行ったら詳しく見てみる事にしましょう。

大豆もトウモロコシも野菜ではなく「穀物」なのでしょうが未成熟の時期に食しますので野菜のなかまとします。

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