ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

きょうで1月が終わるが、この先どうなるんだ?

2020年01月31日 17時08分58秒 | 独り言
 大きなニュースで開けた1月でした。1月初めはカルロス・ゴーンの日本国脱出に始まった。中旬からの新型コロナウイルスの世界的拡散は終焉の見通しが立たない事態に陥っております。ゴーンの場合は日本国からの出国がいともたやすく不法に可能であったことが問題である。
いっぽう、新型コロナウイルスの発生と拡散は中国という国の食習慣に深く関係している。いったい、野生動物(コウモリやネズミ)を食料として売っている国なぞ、今の世界にあるものか、と思ってしまう。
 さて食習慣について、こんな話がある。日本人が生の魚(刺身のこと)を食べることを知った未開地域の人たちがいた。彼らはそれを知ると次のように言ったそうである。
『魚を生で食べるなんて、なんて野蛮な食べ方を日本人というものはするのだ』と。
しかし、それを言った彼らはサソリやムカデのような虫類を食する(加熱して)習慣を持つ人たちであった。これは日本の文化人類学者がフィールドワークで行った先の出来事であったそうである。このように食文化は環境が違えば、異なる様相を呈するのは理解できる。
その上で言いたいのであるが、野生動物を食材として生のまま市場で売っているのは、どう考えても不衛生である。ある種の野生動物には病原菌の宿主となりうるものがあることは、広く知られている。武漢の地方政府はそのことを承知で、市場の商人に営業の許可を与えていたとすれば、慣習や食文化と言ってはすまされない問題であろう。
 テロ組織が行う有効な戦術に自爆攻撃がある。彼らは自分の体に爆発物を巻き付け、人の多く集まる場所でそれを爆発させる。新型コロナウイルスはテロ組織の自爆攻撃のように、防ぐのは難しいのであろうか。


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