ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

ソニー用RAW現像ソフトを試してみる(その5)ー露出の調整ー

2017年02月13日 11時10分05秒 | 写真とカメラ
写真を撮っては見たが暗くて何が写っているのかがはっきり分からないという事がありますよね。
そんな時、「やー、また失敗した。露出不足だ―」と思う事はありませんか。
そんな時でもRAW形式で撮ったものなら、ある程度の修正はできるのです。
一つ見本をお目にかけましょう。



この写真はカメラでの撮ったままのものです。
画像が暗くて何が写っているのかは、分かりづらいですね。
これの画像の露出を調整してみました。次のものです。


画像の左側に調整に関するメニューがあります(オレンジ色の四角の囲み)ので、そこの露出のスライダーを右にしてやりますと、露出がアップします。今回は夜間の撮影なので露出をあげすぎると白飛びしてしまい、夜間の雰囲気もなくなってしまいますので、適度なところにしました。
そして、明るさを少しばかりアップしてあります。
何が写っているのかがわかるようにはなりましたね。

これ等のメニューの部分を拡大したものは下記の画像です。


RAWで写す機能があるカメラなら、それを使わない手はありません。
今までJPGだけで撮っていたよりも、写真編集がとても楽になります。
何が写っているのかが分からず捨て去っていた画像も、修正を施すことにより、少しは見れるようにもなります。

<追記>
ここで誤解のないように言っておきますが、jpg形式の画像でも明るさの調整は出来ます。
ですがjpg形式の画像の編集ソフトでは露出調整は出来ません。
それはjpg形式は「不可逆形式で圧縮されたファイル」だからです。
これに対してRAW画像は「可逆形式」の生の画像ファイルなのです。圧縮もされていません。
ですから、さかのぼって「露出の調整」が可能になるのです。

写真を撮られる時にRAWで撮れるカメラなら、ぜひRAWで撮ってみてください。
そして、RAW現像ソフトで編集をしてみてください。
写真の楽しみが増えることは請け負います。ぜひお試しあれ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿