ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

新しい中古バイクがやって来た(その1)

2015年08月03日 06時13分13秒 | バイクカスタム
初めに(バイクの選定
ここ2年ほどバイクで遠出することがめっきり少なくなってきている。昨年も今年も泊りがけでのツーリングには出かけていない。バイクに対する興味が薄れてきたわけでは無いし行ってみたいところが無いわけではない。

今まで、主にツーリングに使用しているバイクは400CCの2気筒車でKLE400というものである。そのほかに250CCの単気筒車も持っていた。
それぞれ守備範囲は分かれていてロングツーリングには400CC車、近場の用足しには250CCの単気筒車でと使い分けていました。
バイクという乗り物は走っている分には快適なのである。だがしかし、400CCで出かけた先で狭い駐車スペースでの出し入れやUターンなどのときの取り回しの重さが近頃わずらわしく思うようになってきていた。軽くて取り回しのもう少し楽でパワーもそこそこあるようなバイクはないものかと物色していた。

KLE400とSRX250の両者の良いとこ取りのバイクは無いだろうかと探してみることにした。
それまで使用していたバイクの重量とエンジン出力をまずはおさらいをしてみよう。

KLE400の車両乾燥重量は178KG、最大エンジン出力は42馬力。これに対して、250CC単気筒のSRX250の重量は120KG台、エンジン出力は28馬力であった。
エンジン出力はKLE400に近く、重量はSRX250に近いわがままな要求に完全に応えてくれるバイクなどあるわけは無いのだができるだけそれに近いスペックの物でしかもツーリング向きのものとなると候補はそんなには多くない。
400CC車で重量の軽いもの、あるいは250CC車でエンジン出力の大きいもの、このどちらかで車種を選ばねばならないわけである。
400CC車で重量の軽いものとなると単気筒のオフ系となってしまう。それらの車種にはDR-Z400などがあげられる。
250CC車でエンジン出力の大きいものとなると4気筒のロードスポーツ車となってしまう。いずれの車種にも短所、長所がある。
ロングツーリングに向く条件として燃料タンクの容量はできるだけ多くほしいし、高速道での数時間の走行でライダーが疲れてしまう姿勢や走行中の振動があってもいやだ。

そこで次の条件を考えてみた。
エンジンは250CCで2気筒、燃料タンクの容量は15リットル以上、ライダーに当たる走行風を軽減するためのフロントカウリングがあること。荷物を積むためのキャリヤが装着しやすいこと。
候補は次の2車に絞りました、カワサキのZZR250、ホンダのゼルビスである。ゼルビスの車重はZZR250より10KG近く重い事とシートの開閉の仕組みがリヤキャリヤの装着に少し難があるらしいとの2点を考慮して、カワサキZZR250を購入することにした。
すでに廃盤になっているので中古車以外に選択の余地はない。ZZR250の中古車価格にもかなりの幅がある。あまり程度の悪いものだと入手してからのメンテナンスなどにお金が掛かってしまうだろうし、程度が極上と称されるものは当然のことながら価格も高い。手が届く範囲内の価格で程度もそこそこの物があったので購入を決断。

ZZR250のエンジン出力は年式により3種類があるらしい。最初期の物が45馬力、次の世代の物は40馬力、そして廃盤直前の物は排ガス規制のため35馬力となっている。そして、車両重量は乾燥で140KG台である。
こんなわけでカワサキZZR250が横浜市から輸送業者のトラックに載せられ、我が家にやってきた。
車両の色は基本色が赤のメタリックでその中にピンク系統のソリッドのラインが入っているという不思議な配色であった。

車両の外観上の様子は外装のプラスチック類には割れもなく擦り傷が多少はみられるがおおむね良好。金属部品には錆と腐食がそれなりに見られた。特にフロントフォークと前後のホイールののアルミ腐食がめだっている状態であった。いずれも走るのには障害になるものではないのでいずれ対処することにしよう。




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