例会で、お隣に座られた仲間のM婦人のウクレレは高級品のレイラニでした。
細かい傷はよく弾き込まれた 証。
それはいいのですが、塗装全体に曇りと汚れが見えました。
よく聞けば、前に全体にレモンオイルの様な物を塗った事が有ると言っていました。
随分前にお茶の水でもウクレレ販売で有名なA楽器店の店長とお話ししましたが、楽器表面に付いた油(人間の油や汚れ)が楽器の音を曇らせると言う様な内容でした。
真意の程は判りませんが、他のお店のリペアマンの方も同意見でした。
(弦を緩めたらこの様に,紙テープ等で弦を止めると掃除がし易いです)
まず、ここではウクレレですから、ウクレレのボディーやネックにはレモン或はオレンジオイルは塗らない事。
これは塗装していない指板のローズウッドやエボニーの汚れ取りと保湿に使います。
毎週の様に油を塗らないで、少なくとも3ヶ月程は間を置きます。
沢山塗り込めないこと、、少量を塗り、別の布で綺麗に拭き取ります。
(古い歯ブラシ等で頑固な汚れは丁寧に取りますが,無理はしない事)
次に、ボディーはマーチンギタークリーナーの様な塗装を侵さない物で、汚れ取りをします。(このクリーナーは艶有り、艶消し共に使えましたが、艶消しには慎重に試してください)
艶消しのウクレレは基本的には汚れたら硬く絞ったおしぼりの様な物で汚れを取り、後は柔らかな布で乾拭きです。(ごしごしやりますと艶有りになり,その後に汚れ易く成ります)
(パッケージの違う物も有ります)
(ギルドギターの物も良かったのですが,最近は手に入りません)
艶有りの楽器には、出来るだけ天然のワックスを少量塗り、別の布で丁寧に磨いてください。
細かい傷は、汚れ取りのコンパウンド入りのクリームを少量付けて磨きますが、艶消しのウクレレには使ってはいけません。
(傷取りに、このコンパウンドクリームを使っていますが,コンパウンド使用は慎重に。艶消しには使えません)
NUAでウクレレのメンテナンス講座をやって欲しいと言われましたが、これはゆっくり時間を掛けて、自分でやるのがいいです。
楽器は傷つき易く、モノにより手入れも違います。
まずは目立たないところで試すこと。
(出来るだけ無添加を選びます)
(ワックスは良質の物を選んでください。艶消しには使えません)
(クロスはシリコンを含まない,ノンシリコンです)
汚れ取りには、出来るだけ石油で出来た科学クリーナーや油脂は避けます。
何も無い場合は、柔らかな布で拭くだけにした方が、後で取り返しがつきます。
楽器屋さんの店員さんでもよく知らない人が居るので、自分の楽器は自分で守ってあげましょう。
◯ このブログでは繰り返し同じ様な事を書いて来ましたが,未だに楽器を大事にしない人が居ます。
汚くても,音が良ければいいでしょう、、その通りですが,大体汚くしていると音が曇ってきます。
この話はこれで最後、読んだらコメントくださいね。
それと,ここで出したケミカル類はたんなる例です、、自分は他にも数種類を使い分けていますので、楽器屋さんでよく選んで購入してください。
種類が少なかったら,その店で買わない事、、エレキギター用等はアコースティックな楽器に向いていない物が多いので買わない様に(例えばフェルナンデスとかグレコとか)出来るだけ,アコースティクギターのメーカー等の方がウクレレにも向いています。
お店のオベーションの可成りの指板が割れていました。
当時は楽器は乾燥しろと言うのが定説だった様な。
定かでは有りませんが,その後はギターのウィンドウの中には加湿器が。
レモンオイルは乾燥する時期は,保湿としても有効です。
勿論,汚れ取りとしても。
但し,
高級なローズウッドやハカランダの綺麗な木目が真っ黒に成る程塗ってはいけません。
直ぐに拭き取っちゃおう。
新品のウクレレ、大切に手入れして使いたいと思ってたのでとても参考になりました。
ありがとうございます。
基本的には,綺麗な楽器用のクロスで乾拭きしてください。
ティッシュは意外に硬いので,楽器に傷を付けます。
うんと汚れた時には硬く絞ったおしぼりで汚れを取った後乾いた柔らかな布で拭いてください。
暫くは,その程度で良いと思います。
「月に一度、指板にこれ塗ってお手入れしてくださいね」
と、買わされた小瓶の液体
そのお手入れの具体的方法がわからずだったので
セームで拭く程度であとはほっぱらかしてました
購入からそろそろ一か月ほどたったので
タイムリーなお話…トライしてみます
何か課題を貰っていたね。
その小瓶の液体飲まない様に。
ほんの少量をさーっと塗ります。
で,別の布で少し置いたら拭き取っちゃいます。
うんと練習していると,真っ黒に成って来るはずですが、場合によっては染めてあるフレットボードの場合その色が取れる事も有ります。
毎月はやらなくても汚れたり,乾燥している時にしてくださいね。
ボディーは乾拭きです、、別の布で。
ぼくは、オレンジオイルを1つ持っているだけでした。
艶ありも艶無しも関係なく全てこれ一本で
済ませていました。
フレットもボディも同じ様に拭いてました。(汗)
メンテ情報ありがとう御座いました。
何かちょっとでも,お役に立てばと思います。
大体ギターとかやっていた人は昔から知っているでしょ。
反省。
少し、磨いてやろう。マイハニーを。
まずは綺麗なノンシリコンのクロスで優しく拭いてあげてね。