前回の続編です。
まず、ウクレレを選ぶ時は気に入ったのをお店で見つけたら、中をよく見ます。
きちんとした構造に成っているのか、変わった構造の物は最初はパスしてください。
バックの板とサイドの板がきちんとした方法で接着されているか?接着剤は綺麗に処理してあるか等。
これは造りに対して、そのメーカーがしっかりした管理をしているかを見ます。
次に、トップないしバックが1枚板なのか2枚をブックマッチしてあるのか、、接合部は綺麗に処理してあるのかを見ます。
本当に軽くコンコンと鳴らしてみてください。(タッピングと言って本当に軽く)
きつく叩くと傷ついたり割れる場合もあります、、この響きだけで判断する人も居る位大事な見分け方なのです。
きつく叩く必要はありません、、むしろそっと叩いてどの程度響くのかが大事です。
まるで、スイカを買うときみたいですが、スイカもあまり叩くとお店の人に怒られますので、くれぐれも叩く時はそおっと叩いて良く耳を澄まします。
良く鳴る楽器は何となく響きます。
ドアを叩く様にコツコツとあまり鳴らない物は当然ですが短い響きです、最初は期待出来ないと言う事でしょう。
後で、変わって来る物もありますが、良い物は少しエコーが掛かった様にコーンコーン(狐ではない)と聞こえます。
短く歯切れの良いものを探す場合は又それなりに聞き分けてみましょう。
初めて入ったお店や、高級品のウクレレはぽこぽこ叩かない様に、、怒られるかも知れません。
◯ 次は、材によって音の違いに付いて書きたいと思いますが、これは大変難しい話なのです。
自分は勿論、単なるアマチュアのウクレレ好きですから、何でも書いた事を鵜呑みしないでくださいね。
参考、、何かの足しにでも成ればと言う程度の、茶飲み話なのですから。
自分で作ったウクレレ、塗装が何故かべたつくのでこのWAXで磨いてみたら、さらっとしました。
随分昔に買った、バレーアーツと言うギターメーカーのものです。
ウレタンニスに合っていたのかも知れません。
(購入時にぷあぷあでも伺いましたし、先日のウクピクでも、カマカさんに直接伺いました。)
やはりタッピングで響きを感じていた様ですね。
職人さんんが結構いたそうです。
我が家の1999年製のソプラノDXの内部は
おどろくほど、大雑把です。
でも。良く鳴ります。
少しタッピングしただけで張りがあるとか判るそうです。
これは材そのもの、、、、それをね、作る時に少しアーチにしたりして更に緊張させて、固定します。
木は緊張状態の方がいい音がする様ですよ。
それが音と関係するかどうかですが、カマカは少し手を入れてあげると凄く弾きやすく良い音に成りますね。
今日、NUAでテナーをデビューさせて来たよ。