憧れの一本、、15

2006年の5月の事です。
実は別件でオーダーしてあるウクレレが有ったのですが、それが出来る前にネットのオークションで気に成るものを見付けてしまいました。

それが、マーチンのテナーです。
実は長い事、探していて14ジョイントのものを本命で探していたのですが、とうとう出会えませんでした。
12ジョイントのものは、何件かの楽器店で弾いているのですが綺麗なものは凄く高価で、手頃なものは可成り傷みが激しいものが多かったでしょうか。
お茶の水、大久保、浅草等で色々弾いてみたのですが音が今ひとつ気に入らなくて、諦めていたのですが凄く綺麗で値段も手頃（オークションですので、楽器店とは値段が違います）だったので、落札してみました。

送られて来たものは多分1950年前後のものと見られるもので、再塗装した訳でも無いのに凄く綺麗なものでした。
何処かの、コレクションとしてあまり弾かれないままに仕舞ってあったものなのでしょう。
少し気に成る部分もあり、渋谷に持ち込み梅さんにフレット擦り合わせをしてもらいました。

ぺグも実用的にしかも改造無しで元へ戻せる、GOTO製のものへ替えました。
12フレットジョイントから出て来る優しい音は,今のウクレレとはちょっと違う味が有る音です。