ウクレレの塗装はデリケート。

何気なく、傍に出しっ放しのレイラニの赤いカッタウェー、、。
トップをよく見たら、、コーヒーの流れた様な後が、、。

コーヒーをこぼした記憶もないけど、傍に有る布で拭いてみた、
取れないので、今度はマーチンのクリーナーで拭くが、まったく取れない。

虫眼鏡で拡大してみて判ったが、塗装の表面が少しざらついていた。
結構長い１０数センチに渡ってのシミなので、、、微粒子の本当に弱いコンパウンドで、磨いてみたが中々落ちないというより、表面を侵している。

今度は磨くつもりで、もうちょっとゆっくり何回かに別けて少しづつ磨いたら、何とかちょっと見た位では分りにくく成る処まで来ましたので、終了。
クリーナーを塗っておきました。

一体家に有る何が掛かったらこう成るのかは判りませんが高級なニトロ・セルロースは意外に弱いと言う事を、改めて知りました。

もし、これがクラックの場合は何もしないで受け入れましょう。
クラックは磨いて誤魔化す事は出来ません。
塗装も、大きく侵された時は楽器屋さんや、メーカーへ問い合わせた方が無難かも知れません。

昔、私の友人に凄い高級ビンテージ・ギターなんですけど、傷付こうがコーヒーをこぼそうが、そばのハンカチでいいかげんに拭くだけで気にしない男がいました。
そう言う人は、こんな細かい事は気にしないんだろうな。

◆◆実は何日か前に書いたのですが、この塗装はシンナーや溶剤は勿論、ヘアトニックや香水にも弱い様です。
レイラニはもう入手出来ない宝物、、そう言う事も有ってもう１本いったのは言い訳でも無いのよ。