自分が気に入っているウクレレに、赤いレイラニのテナーが有ります。
形も弾いた感じもとても気に入っているのですが、音が思った様に出て来ないという部分が有るのです。
それは、このメイプルという材のせいかも知れません。
メイプルは、ウクレレでは少数派ですが好きな方も多く、見た目もとても綺麗な木なのです。
マーチンのテナーはメンテナンスをしてケースへ仕舞った代わりに、レイラニのテナーを出して弾いてみました。
もう少し軽やかに鳴らすにはどうしたらいいのでしょう。
そこで、張ってあるオルカスのテナーと思われる弦を一度外す事にしました。
前にもお話を書いた、自分で考えた原則、、硬い材のウクレレには柔らかな弦で少しゲージを落としてみる、、、これを実践してみたいと思います。
弦を外して、指板はレモンオイルで清掃しました。
このテナーはフレットが他の物に較べると少し細い物を使っている事が判りました。
もう少し太いフレットの方が弾き易いと思います。
ボディーは塗装には細かいクラックが入ってしまいましたが、本体そのものはしっかりしています。
マーチンのクリーナーで掃除した後でワックスを薄く掛けました。
少し置いておき、ワックスは綺麗に磨いてしまいます (車と似た要領でワックスは本当に薄く塗り、少し置いたら綺麗な布で拭き取り磨きます)。
弦は、この処お気に入りのワースのミデァアムでローGにしました。
この弦は少し太めですが、音がウォーム系で好みです。
音が良く成って来るのは、弦を換えて1週間目くらいと思っています。
音程も安定するのと、音も少し落ち着いてきます、、換えたばかりもキラキラした音が好きですけど。
◯ 今、子供達の間ではインフルエンザがとても流行っています。
子供の頃、風邪をひいて一人で寝ていると天井の木目が怖かったり、熱が有る時はその天井が凄く遠くに見えたり、くるくる廻って気持ちが悪かった事を思い出しました。
早く、暖かくなって風邪の季節が終わるといいですね。
そして、これはクロサワの何周年だったかの記念モデルで赤や青等の限定モデルが制作されました。
このウクレレは、ウクレレ界では有名なIさんがレコーディングで使用していた物です。(中古で購入しました)
ギターでもメイプルと言えばギブソンのJ200とか有りましたね。
そう、中々鳴っている感じがしないんです。
なんとなく1台、1台に製作者の心がこもっているような気がします。
レイラニさんが亡くなってしまったのは本当に残念です。
音もそうですが、デザインがとてもお洒落です。
とても高い価格だったので、最初は皆近寄りがたかったけど、NUAでは複数所有と言う方が多い(汗)ですな。
どこかでまとめて預かっていただけると故レイラニさんの製作姿勢が少しでも汲み取れるのですが・・・・
ただしそのなかにメイプルはありません。NUAの仲間では二人ほど注文されましたのできまさんを含めて三人が現在お持ちなのでしょうね。
大事な7本ですから中々展示出来る場所を持っている人は少ないかも知れませんね。
みるき~さんは、最近NUAに持って来て弾いていますよ。
もう1本は家に仕舞ってあるらしいです、、、。
メイプルは鳴りだすのが遅いと言う事らしいので、精々弾く事にします。
ちょうど同じころ、コア丸穴の
コンサートをお願いしました。
あの赤いのは、むかしの渋谷クロサワ
でしたか、記憶も定かでなくなってきた。
ツインPUが内臓されてたかな。
マーチンを弾いてやらねばなりません。
ミュージシャンのI氏のウクレレですね。
Uさんが、ピックアップをアンダーサドルにフィッシュマンとシャドウの張り付けをステレオでそれぞれに出力しますので、外部でミックスして好きな音が出せると言う当時としては可成り手のこった改造をしてあります。
鳴らないと言っても、普通に音は出ていますし、結構いい音なのかもと思えてきたよ。
中音の鳴りが好きだなぁと思って手に入れましたが、私には弾きこなせないまま。
鳴るようになるまでに時間がかかるのですね。
持っているウクレレはみんなボディの材質が違いますが、それぞれみんな個性があって不思議です、ほんと。
Hマンで、、、。
鳴る様に成るというか、もしかしたらこう言うウクレレかもしれません。
少し続けて弾いている内に変わって来るかもです。
実際,引き続けている人のレイラニは音が変わって軽く成って来ている気がします。
要するに弾かなきゃ駄目なウクレレみたいね。
自分も大分弾いていたつもりだったけど、もう少し真面目に弾き込んでみる事にします。