私達4人が岩手への旅にて遠野を楽しんだ翌日(4/7)
帰りに立ち寄ったのは私の故郷、
とてもいいところなんですよ~!!
県南に位置する 猊鼻渓(げいびけい) です。
一関駅で新幹線を降り大船渡線に乗り換えて約20分
げいびけい駅に降り立ち5分ほど歩くとこの渓谷はあります。
日本百景・日本三大渓谷にあげられる景勝地なんです~^^
(この画像はHPよりお借りしました)
↑この景色はポスターやお土産品などでおなじみです。
この猊鼻渓は
北上川の支流、砂鉄川が石灰岩を浸食してできた約2kmの渓谷で
100mを超える断崖絶壁が2kmにわたって両岸にそそり立ち
その間を清流がゆったりと流れます。
春は藤の花、夏は新緑がつくる涼を求めて
秋は紅葉、冬は水墨画の世界を楽しめます。
さぁ、今日の舟下りではどんな渓谷美を楽しめるのでしょう。。。
こちらも未だシーズンオフかな。
同舟者は16名程でゆったりと1時間半の舟下りです。
それにしても今日はあいにくの寒さ。。。
昨日の遠野のポカポカ天気はどこ行った~~~
川面を吹き渡る風がやけに身に沁みるよ~~~
↑アルミのシートにくるまってる人もいる。。。
この日の船頭さんは小野寺さん
ユーモアたっぷりに両岸の巨岩、奇岩の説明をしながら
1本の竿で巧みに舟をあやつっていきます。
あぁ~見えてきました~女岩
荘夫岩 少婦岩
左の岩、、竿の先端の部分、白い岩のあたりが男性の顔に見えます。
右の岩、、黒っぽい岩の端が女性の横顔に見えます。
ふたつ合わせて 夫婦岩 とよばれます。
今通り過ぎたところを振り返ると
ほら、夫婦岩ですよ~
モデルさんが良いので、なんとか上手く撮れました~^^
そうそ、ユーモラスな船頭さんの説明を・・・
「このご婦人(少婦岩のこと)は中々のおしゃれさんで
昨日までのつけまつげはきょうの風にてどこへやら吹き飛び
代わりと言っちゃあなんですが
その下を見れば鼻毛が2、3本」
舟が揺れるほどの大爆笑
あ、ほんと、あの鼻に見える所に細~い小枝がちらちら見える~~~
木々の萌黄もみられない早春のまるで墨絵の世界を
30分程笑いと共にたっぷり楽しんで片道の終着地です。
舟をおりて少し歩くと奇岩が現れて、、
これが 獅子ヶ鼻 (茶いろっぽい三角のところょ)
この地の名前の由来といわれる岩ですね。
この鼻、私たちが子供の頃はこんなに風化されておらず
本当の獅子の鼻に見えたような。。。
獅子ヶ鼻の 下の方には穴がひとつあって
ここに石が入れば めでたし。。
幸運が舞い込むのだとか。。。
といっても昔は投げるのは石だったけれど
今では 運玉なるものが 5個で100円で売られていてね
私たちも よいしょっ と投げてはみたものの
川の中ほどにあえなく ぽっちゃん
写真は腕自慢?のHiroちゃん、、残念!!
同舟の男性陣も成功者なし、でございました。
ここで最後の記念撮影です。
さぁ~ また舟に乗って清流を下ります。
帰りのお楽しみはなんといっても
船頭さんの歌う 追分 ですね~!!
今日の船頭さんもそれはみごとな げいび追分でしたよ。
両岸の岩々に反響してなんともいえぬ雰囲気
これを聴きたくてやってくるお客さんもいるほどだとか。。
他に 津軽山歌 と 南部牛追い歌 も歌ってくれました。
ブラボー!!
船頭さんの歌声に酔いしれてる間に早くも
船着場に到着でした。
あ~ぁ 楽しかった~!!
船頭の小野寺さん ありかとうございました。
この渓谷は本当に素晴らしい所です。
私の写真ではせっかくの渓谷美も数枚しかなくイマイチでしたが
こちらさんは目線を変えて素晴らしい猊鼻渓を紹介しています。
よろしかったらクリックしてご覧くださいませね。
そして、みちのくへお出での折には
どうかお立ち寄りになってご覧下さいませ~!!
(別に宣伝料いただいてるわけではないですが~笑)
さて私にとって、
これからまだお楽しみがあったんです~~~(^^♪
舟を降りると
ここからほと近くに住む姪っ子が待っててくれたんです。
やがて、車で20分の所から
実家の姪っ子も孫ちゃんとかけつけてくれて
お茶でかんぱ~い。
姪たちとは2年半ぶりのうれしい再会です。
私の長兄の二女と次兄の長女で
姪たちはいとこどうしなんです。
みんなでにぎやかに十割蕎麦のランチ、、
もちろん美味しかったで~す。
こうして、たった1泊の旅でしたが
とても思い出に残るいい旅ができました。
気のおけない友とのお出かけって
さて、次は。。。
もう次のことを楽しみにしている4人です。