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ピッコロビーネk&kのぶどう栽培日記

ピッコロビーネとはイタリア語で“小さなブドウ畑”
新しい栽培方法を探求し、おいしいぶどうつくりにチャレンジしてます。

6月29日==>袋掛け進んでます

2022-06-29 | 日記

自宅の紫玉はやわらかくなり、果粒軟化期に入りました。

ほかの品種はもう2~3日先になりそうです。

第2農園の袋掛けを本日で終了しました。

品種によって袋などの種類を変えてみました。

シャインマスカッは成熟が進むと黄色くなり、果粒の表面に黒い点がかすり状に出てくることがあります。そこで青色や緑色の袋にすると、黄色くなりにくくなります。

今回は試験的に上半分青、下半分白の袋にしてみました。

赤系の昭平紅とマニキュアフィンガーは直接、日光が当たる方が着色が良い(直光着色型)品種のため、袋はかけず、透明の傘紙をかけてみました。

のこりマスカサーティーンはこれまでの普通の白袋

ナガノパープルとクイーンニーナと24日にかけ終わったBKシードレス、ピオーネは着色が確認できるよう、窓付き(一部がセロファンになってる)袋にしてみました。

青系のマスカサーティーンはこれまでの普通の白袋です。

この先、果粒軟化を見ていきます。顆粒が軟化して約40日くらいで収穫時期となるからです。

昨日28日に九州北部・山口県も梅雨明けしました。

梅雨らしい雨もなく、明けてしましましたが、去年のような8月の収穫時期になっての長雨は勘弁です。降らないことを願ってます。

 

 

 

 


6月24日==>除草、マルチ、袋掛け開始!!

2022-06-24 | 日記

第2農園の雑草が茂ってきたので、鍬で削って除草しました。

朝8時から始めましたが、蒸し暑い時期なので、休憩しながら午後2時半までかかり何とかきれいになりました。

昨年8月中旬からの長雨の影響で、収穫直前の昭平紅がほとんど裂果してしまったので、その対策として、去年の秋に暗渠排水と畔シートによる遮蔽をしています。(状況はこちら→きれいな紅葉の中、排水対策始めました。)

その昭平紅の畝に、雨が振り込まないように。同時に着色も良くなるように。反射マルチを敷きました。(隣のナガノパープルにも敷きました)

その後、ピオーネとBKシードレスの仕上げ摘粒を済ませ、袋掛けをしました。

↓BKシードレス

↓ピオーネ

↓ピオーネ袋掛け後

今日はとにかく疲れた・・・・・ぐったりです。

 

 


6月7日==>2回目ジベ処理のその後

2022-06-07 | 日記

6月5日に2回目のジベ処理を行いました。

ジベ処理で日々ぐんぐん大きくなってきています。

6月5日から2日後の6月7日と比較してください。

BKシードレス

6/5                         6/7

 

ピオーネ

6/5

  

シャインマスカット

6/5

 

昭平紅(6/7)

ナガノパープル(6/7)

マニキュアフィンガー(6/7)

マスカサーティーン(6/7)


5月28日==>一回目のジベ処理終わりました。

2022-05-30 | 日記

21日にBKシードレスから始まった第1回目のジベレリン処理が28日にほぼ終了しました。

BKシードレスはもともと3倍体品種なので種がありませんが、マスカ、シャイン、昭平紅、涼香は2倍体品種、ピオーネ、クイーンニーナ、ナガノパープルは4倍体品種で種ができます。それを1回目のジベレリン処理(ジベ処理)で種無しにします。

 

ジベ処理から1週間たったものは少しずつ粒が太り始めてきました。早いものは小豆大、遅いものでマッチの頭くらいになっています。

約2週間後に2回目ジベ処理をしますが、これから日増しに大きくなってくるでしょう。

 

↓BKシードレス

↓ピオーネ

↓ナガノパープル

↓マスカサーティーン

↓シャインマスカット

↓昭平紅

↓マニキュアフィンガー(無処理)

↓自宅の紫玉

↓自宅のクイーンニーナ


5月21日==>第1回目ジベレリン処理を始めました。

2022-05-23 | 日記

種無しにするため、ジベレリンを処理します。

シャイン、マスカ、ナガノ、ピオーネ、クイーンニーナ、紫玉はジベレリンの濃度を25ppmで行います。

BKシードレスは3倍体品種なので、もともと種ができないので、肥大させるためにジベレリンは1回処理でもいいのですが、昨年処理を2回と1回で比べてみたところ、2回処理の方が肥大が良かったので、今年はほかの品種と同様に2回行うことにします。

ジベレリン処理の時期は通常、満開から満開3日後に行います。

これが満開の状態です。

これはまだ蕾のものがあるので、満開ではありません。

これはシャインマスカットですが、満開2日~3日たったものです。

満開を過ぎたものを探してジベレリン液を漬けて歩きます。

花の姿も品種によって違います。

ぶどうの花は花弁はなく、蕾を覆っている帽子のようなキャップが取れておしべとめしべが見えると開花となります。

これはシャインです。

そのおしべが異常に長く見えるのが、マニキュアフィンガーとナガノパープルです。

ナガノパープルにはヨーロッパ種であるリザマートが親なので、ヨーロッパ種の形質が遺伝してるのでしょう。