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映画『スティーブ・ジョブズ』2013年の映画

2015年12月08日 | 映画評価

 

映画『スティーブ・ジョブズ』2013年の映画

『スティーブ・ジョブズ』は、1971年から2001年までのスティーブ・ジョブズを描いた2013年公開の映画です。監督はジョシュア・マイケル・スターン、脚本はマット・ホワイトレイ、主演はアシュトン・カッチャーです。

amazonのプライムビデオで視聴しました。11月に始まったサービスです。3月に間違ってプライム会員になってしまったのでテレビスティックを会員価格1980円で購入、今日Wifi接続、セットアップしました。さっそく無料映画の中から 『スティーブ・ジョブズ』を選びました。

この映画、評価は低いようです。確かに99年に放映された『バトルオブシリコンバレー』のほうが面白いように思えます。しかしバトルは94年のwindowsが出たころまでの話ですが、本映画は2001年のipod発売までの様子です。どちらかというと初期のガレージから立ちあげた時までを中心に描いてますが、スカーリーによる追い出し、その後のアメリオを駆逐して暫定CEO(給料は1ドル)になるまでも入れてあります。マイク・マークラが脇役というところでしょうか。

スティーブの復帰でアメリオまでのMacをビジネスプラットフォームとしての成功を意図した方針や、パイオニアなどにライセンスした互換機戦略はあっという間に終わりました。

スティーブがアップルから追い出されてから復帰するまでの過程はあまり描かれないので、普通に見ていると復帰した筋がよく見えません。ある程度アップルの歴史とスティーブのことを知った人でないと理解できない映画と思われます。

リサの開発シーンが出てくるのがよいところです。その昔、本郷のエーアンドディーでデモを見てアイコンを使用したGraphical Interfaceに感動したことを思い出します。Macプロジェクト乗っ取りも出ています。

中途半端な印象が残る映画でした。主演のアシュトン・カッチャーもイメージ的には似ていないようで、雰囲気はいいかもしれませんが研ぎ澄まされたスティーブではないようでした。

1984年の有名なMac CMも出てきます。これは社内の研修会での試写でなくスーパーボールのシーンでやってほしかったと思います。字幕で見て初めてストリー性のあるセリフの意味がわかってよかったです。1984は昔大学の教養部で英語で読まされたので懐かしい気がしました。

2016年春には別の映画 『スティーブ・ジョブズ』が公開されるようです。これは本映画の続編といったところでNext Cube、iMacなども出てくるようです。

2015/12/8

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