日本の景観を探る

幼い頃、見た自然の風景、山、川、野、樹木、草花を求め歩き、今も残る季節の風情を、田舎の集落に探し,その記録を残す。

台湾北部・九分(份)で

2011-02-27 17:12:55 | 異国の地で



今回も、過日(1ヶ月以上も前になってしまったが)の台北旅行の1つの観光地の九分。
九分の分の字がパソコンで出ないが、人編に分と書く。

九份(今度は出た?)、昔は9戸だけの小さな集落で、
買出しのたびに9戸分を調達して居たことからこの地名が付けられたとのこと。


第二次大戦前は、ゴールドラッシュに沸いた金鉱の街でもあると聞く。

廃坑後、再び脚光を浴びたのは映画「非情城市」(1989年)の舞台になり、観光地として知られるようになってから。

九份は、海を望む丘の中腹に位置するので、石段や坂道が多い。

九份の街のから、登ってきた方向を振り返ったら、きらびやかな黄金色の屋根の建物が目を惹いた。






九分の茶店や、お土産屋の並ぶ狭い路地、日本の一昔前の地方の繁華街の小便横丁の界隈に似ていると思ったが?。






餡まん・肉まんやか? 湯気の向こうに売り子の笑顔が。






九分の街の特徴、両側にレトロで、ノスタルジックな建物がならぶ、狭い急な石段が続く。












日本の旅行パンフでの九分の説明に、取り上げられている建物。

それは、宮崎 駿のアニメ「千と千尋の神隠し」の銭湯の舞台の建物をイメージしたとするのが、
この建物と、周辺のロケーションイメージとのこと。
自分は、上海の豫園の市街地の古い建物のイメージが、似ていると思う。(後で写真を)







「非情城市」の映画の舞台となった、阿妹茶酒館界隈。







この界隈を、豎崎路と呼ぶらしい(パソコンの手書き編集につき呼び方が解らない)。

ひときわ目立つ看板のレストラン&茶芸館、食事、台湾産烏龍茶などの喫茶、いずれのメニューも充実しているとのこと。










この界隈を、階段の下から覗いたもの、この日は雨で傘をさしての散策になったが、

この時期、雨が多いらしい。

場所的にも、雨の多い地域らしい。








この写真は、中国上海の豫園の門前街の建物、「千と千尋の神隠し」の銭湯のイメージとすると、
こちらがあっているように思うが?。

宮崎 駿さん聞いたらどう言うかな?。


「2011 TOCHIGI SC」 の顔

2011-02-25 05:51:30 | 目に留まった被写体



待ちに待った、我らが栃木SC(J2)の11年の開幕戦がグリースタジアムで3月6日に。

それに先駆け、グリーンスタジアムの足掛け2年をかけた、改修後のこけら落しの
「プレシーズンマッチ」が2月27日に行われる。
相手は、「浦和レッズダイヤモンド」(J1)の強豪だ。

すでに、1万人席のチケットがすでにほぼ完売とのこと(これは熱狂的なレッズのサポーターの特異性もあるが)。



自分も、昨日年間入場パスポートが届き、益々「栃木SCサポートモード」に、スイッチオン。

写真は、過日の栃木SC選手会のフェスタでのショットである。


仮装して、サポーターに愛嬌を振りまいていた。
「戦場のカメラマン」は、今年も栃木SCをまとめる、2年連続キャプテン「落合」。

躍進のGK「柴崎」の顔も。







今年は、J2昇格3年目、監督・松田氏も契約期限3年目の最終年である。

今年は、何かが起きる。

クラブ及びサポーターは、当然「J1へ」だ。


左から、待ちに待ったサポーターの恋人「河原」 栃木SC1年目のチーム一の点取りやであったが、
レンタルのため去年は栃木から離れていた。



去年の韓国のタワーDF「余」の後を、充分に埋めてくれるだろう水戸から移籍のセンターバックの柱「大和田」。


次が、柴崎と今年東京ベルディ―からのGK鈴木智幸。







手前から、河原、GK武田、パウりーニョ、リカルド・ロボ。








左から、新加入(アルゼンチン)のトリポジ、そして去年組のロボ、パウリーニョ(ブラジル組)。

ここに、チェクンシュク(韓国)を加えて今年の、栃木SCの強力な助っ人外人だ。

彼らが、嵐を呼んでくれるだろう。

茨城県・大子町・袋田で

2011-02-23 06:57:20 | 昨日(過日)の風景


過日のある日、茨城県・大子町袋田での前の会社のOB会に、出かけて行った。

この大子町、たぶん全国の町ン中では、1・2番の大きな面積をもつ町だろう。

ほとんどが山で農作物のとれる耕地は少ない、林業と農業の町である。

急な坂地に耕作される「こんにゃく」は名産。
子供を背負ってのこんにゃく栽培は、屈んだとき、子供が背中からずり落ち、
坂地を転げ落ちるので、昔から「畑に子供を背負っていかない」との、話を聞いたことがあるが、真実は?。


しかしこの大子町には、いろいろ全国的に有名な、自然・名産が多い。

まずは、日本三大漠の1つ、「袋田の滝」、通称「四度の滝」、滝が凍ることで「氷漠」の名も。

次に、この奥久慈大子の周辺の久慈川だけでしか見られない、シガ(流氷の一種)。
川底で、氷が発生し、浮かび上がって流れる現象。

そして、食は「そば」と「久慈軍鶏」だ。


写真はこの日も、岩肌に凍った丸い氷塊が見られ、その上を滝が流れ落ちていた。






この日は、ウイークデイであったが、冬の閑(いや寒の字の間違い)村には不似合いの観光客が、

滝の周辺には集まっていた。





今回の時間は、2月中旬の午前12時ごろだったが、滝は半分ほど凍った状態に見えた。
「氷漠」の名は、厳寒時ではウソはない。











どうして、このような風景が出来るのか?。
自然は、本当に不思議だが、素晴らしい。










カメラを遠く退いてみたが、こう見ると袋田の滝もまた違った趣を見せると感じたのは、自分だけか?。









滝口に登る前の、茶店やお土産屋の通りに面して、「四度瀧不動明王」の神社あり。









「四度瀧不動明王」の山門越しに不動尊を拝む。







茶店・お土産の呼子が声をかけても、無視して滝に向って黙って歩く観光客。

いまどきのどこの観光地にもある、光景だ。

日本の観光地の復興には、何か妙案はないのか、他人ごとには思えぬ寂しさが。










いつ行っても、この奇妙な店の飾りには目を曳かれる。

雑な、アンバランスな、飾りも、店主の性格なのだろう。

時々しか、開店してない点も、店主の性格か?。


喜連川(さくら市)お丸山公園を

2011-02-20 10:28:13 | 昨日(過日)の風景


過日の日曜日、寒いからと毎週お宅族を強いられてきたが、そろそろ春だと。

いつもの、家族で出かけることにした。

行く先は、車で30分ほどの「喜連川・お丸山」周辺。

宇都宮のタウン誌「もんみや」の、2月号特集「つけめん」の店をも、合せてのお出かけ。

まずは、お丸山公園の山頂近くに咲いていた「紅梅」。









葉を落とした、自然樹形のケヤキの木。


自分は、この葉を落としたケヤキの「自然の」樹形が好きだ。









ケヤキの枝越しに、「お丸山」いや「旧喜連川町」のラウンドマーク「喜連川スカイタワー」。










「喜連川スカイタワー」をお丸山側と反対の方面から覗いた、ここは広場になっていて、
駐車場、足湯(冬場は休み?)、日帰り温泉「喜連川城」の施設がある。



写真の右下に、小さく写っているのが、娘の「愛犬みみちゃん」。









この喜連川の温泉開場は、昭和56年と聞くが、その隆盛時には流行っていだろう。
茶店・土産店も、何か寂れて見えるのも、時代の流れか?。


日曜日でも、店の中にはほとんど人の姿は見えなかった。










この鳥の名前は何か?。


いい声で、蕾の小さな桜の枝でさえずっていたが、早く桜の開花を待ち望んでいるんだろう。



ところで、「つけめん」。

その店の名は、喜連川市街の本町交差点にある「ラーメン専門店 E.Y 竹末」。

ところが、つけめんは「お昼(昼の部)」だけで、夜は普通のラーメンのみ。

しかも、同じ店を使いながら、夜の店の名は「M.S 夜刀」不思議な店だ。

2月12日雪の朝1

2011-02-14 04:48:45 | 昨日(過日)の風景


久しぶりに、世の中の動きに合わせて3連休を執ったが。
初日は、雨と雪模様で1日テレビを見て過ごした。

3連休に日ごろの運動不足をカバーしないと思って、連休前に思っていたことが、初日は?。

2日目は、「今日こそは」と早起きをしたが、なんとまとまった雪が積もり、しかもまだ降っているではないか。

「よし、雪の中を散歩」と、自分の散歩の1つのフィールド「鬼怒川のグリーンパーク」に出かける。

ここは、家から20分ほどの場所にあり、河川敷に設置された公設の自然公園だ。

公園の、広い芝生を雪がカバーし、葉を落とした樹木との白黒のコントラストが美しい。








近くの田んぼの、稲を刈ったあとに稲雀が群れて、雪の土手に。

自分が、その近くを通ると一斉に近くの樹木にとび載った。







寒さに耐えるために、沢山羽根に空気を貯めて膨らんでいる。
多分この状況を「ふくら雀」というのだろう。








サギも、田んぼを雪に被われては、木に登るしかないんだろうか?。


続・台北国際花博を

2011-02-09 06:16:15 | 異国の地で


前回投稿に続いて、台北の花博の写真を。
日本では、1月の末なので花壇であっても花が咲き乱れている光景は無いが。

やはりここは、台湾・台北
「台北国際花博覧会」場 赤・白・黄色の草花が整然として。



右上の橙色の屋根の建物が、有名な「圓山大販店」(ホテル)だ。

このホテル、日本人には好まれているが、立地の関係(台北の市街に遠い)で星の数は多くない。

でも、ここのワゴンに乗って席に来る飲茶は美味かった(25年前の話)






この日も、多くの参観者が。

最近、中国からの旅行者が多いとの事。

エコノミックアニマル(日本はお株を奪われたね)中国だね。






台湾製の自動2輪車、自転車は見かけないが この種の2輪車は多い。








世界の庭園と名の付けられたゾーンの中の1つ、「インド館」。








これは、「遠州之庭-白砂青松」?と名付けられた日本庭園 雑だ。







蹲も、台湾で施工するとなんでこんなになってしまうのだろう?。
「侘び」も「寂び」もありゃーしない。









この開場で咲いていた、「白梅」台湾の亜熱帯の植物の周りの中で、異彩を放っていたね。

日本より、一足早いがなんとなく気持ちが落ち着きました、この雑踏の中の台北で。









この花はなんだろう、南方の花かな?。

異国 台湾・台北国際花博で

2011-02-06 14:19:22 | 異国の地で


1月の下旬、業者の親睦会主催の台湾(台北)旅行に同行して来た。

台湾は、自分が最初に海外旅行をした国だ。(もっともこの時は、フィリピンが最初だったが)

多分、一番多く行った国で、なんとなく馴染みが好い。

この時期の台湾・台北は雨がちで晴天の日は少ないという。
1月の海外と考え暖かい台湾と考えたが、実態は日本と同じ寒さ(そう感じたが)で、
服装はほとんど日本での服装で通したほどだ。

写真は、この時期行われていた「2010台北国際花博覧会」の台湾の庭園の出し物。

「知竹常楽」と名付けられた3種類の異なる竹編み技術を用いて建てられたものらしい。







廻りを竹の植栽で固め、竹の台湾を強調。

猿の惑星ではないが、人間が竹の檻に入っている感じだ。








竹の編みのトンネル遊歩道。









遊歩道の奥に、竹のドーム入口が。








竹のドームの下からドームの天空を覗くと。