久しぶりに、いや10ヶ月ぶりに海の外に出た。
知り合いの旅行会社のオーナーの誘いで、昭和のお嬢さん一行に便乗してのミャンマー行きだ。
自分の友達2人も一緒。
アンサンスーシー氏のあのミヤンマーだ、昔のビルマ 、日本人にはビルマの名で有名。
人口の9割以上が仏教徒、日本の大乗仏教に対し、小乗仏教だ。
近年、経済開放策を背景に近代化が進む。
安い人件費を活用(?)すべく先進国の標的に、嫌な言葉だが「最後のパイオニア」と呼ばれている。
出来る限りシリーズで記録投稿する。
最初は自分が見たかった、ミャンマー中央部のビルマ王国最後の王朝があった街『マンダレー』
から南に位置するアマラプラのウー・ベイン橋だ。
湖に架かる全長1.2kmの木造橋。
「使われないチーク材を旧王宮から運び出して作られた」との事。
当日は、乾季、渇水期につき橋の元には水は無かった。
渇水を利用して、作物を耕作する人の姿も。
チーク材は南洋の硬い木材、成長は早いわりには堅く、腐りにくい、橋の材料には最適だろう。
橋の構成部材、組み立ては大変雑な気がするが、長持ちしているのだから立派な構築なのだろう?。
ほとんどが観光客だろうが、橋の上に人が横行する。
日本の江戸時代にはこのようなシーンの場所もあったろう。
参勤交代の時代劇のシーンなど、ロケに使えるかも?(バカ遠いよ)。
橋の途中には、観光客相手の飲み物、食べ物屋、土産屋が東屋的店 何とも景観を壊す。
暑い国だから、樹木の木陰を利用したい気持ちは解る。
なんとも粗末な橋だが、何かのどかな景観だ。
かなりの高さがあるが、転落防止の柵など何もない、橋を支える柱いや杭が橋床の上に出ているだけだ。
落ちる事もないんだろうが、落ちても安全柵を作るなどはしないところが好きだ。