日本の景観を探る

幼い頃、見た自然の風景、山、川、野、樹木、草花を求め歩き、今も残る季節の風情を、田舎の集落に探し,その記録を残す。

ミャンマーで(その1) アラマプラ ウーべイン橋

2017-01-31 23:34:25 | 異国の地で

久しぶりに、いや10ヶ月ぶりに海の外に出た。

知り合いの旅行会社のオーナーの誘いで、昭和のお嬢さん一行に便乗してのミャンマー行きだ。

自分の友達2人も一緒。

 

アンサンスーシー氏のあのミヤンマーだ、昔のビルマ 、日本人にはビルマの名で有名。

人口の9割以上が仏教徒、日本の大乗仏教に対し、小乗仏教だ。

近年、経済開放策を背景に近代化が進む。

安い人件費を活用(?)すべく先進国の標的に、嫌な言葉だが「最後のパイオニア」と呼ばれている。

出来る限りシリーズで記録投稿する。

最初は自分が見たかった、ミャンマー中央部のビルマ王国最後の王朝があった街『マンダレー』

から南に位置するアマラプラのウー・ベイン橋だ。

湖に架かる全長1.2kmの木造橋。

「使われないチーク材を旧王宮から運び出して作られた」との事。

当日は、乾季、渇水期につき橋の元には水は無かった。

渇水を利用して、作物を耕作する人の姿も。

 

 

 

 

チーク材は南洋の硬い木材、成長は早いわりには堅く、腐りにくい、橋の材料には最適だろう。

橋の構成部材、組み立ては大変雑な気がするが、長持ちしているのだから立派な構築なのだろう?。


ほとんどが観光客だろうが、橋の上に人が横行する。

日本の江戸時代にはこのようなシーンの場所もあったろう。

参勤交代の時代劇のシーンなど、ロケに使えるかも?(バカ遠いよ)。

橋の途中には、観光客相手の飲み物、食べ物屋、土産屋が東屋的店 何とも景観を壊す。

暑い国だから、樹木の木陰を利用したい気持ちは解る。

 



なんとも粗末な橋だが、何かのどかな景観だ。

かなりの高さがあるが、転落防止の柵など何もない、橋を支える柱いや杭が橋床の上に出ているだけだ。

落ちる事もないんだろうが、落ちても安全柵を作るなどはしないところが好きだ。

コメント
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