副園長と行く!園内散策ツアー
11月21日(土)
コロナの第三波(?)が迫る中、今日から九州3園を巡る遠征です。
初日は熊本市動植物園
当日は「KUMAMOTO サプライZOO」が実施されており、催し物も多数開催されます。
その中でも俺たちは「副園長と行く!園内散策ツアー」を事前に申し込みます。
今までのイメージでは
「熊本のバックヤードツアーはマニアック」・・・
何処を案内頂けるか、こうご期待です。
早朝5時45分
自宅を出発し、一路、熊本を目指します。
気温が下がってきて、各県とも徐々に新型コロナの患者数が増えていく中、遠征中はガチのサージカルマスク着用で望みます。
その他、荷物の二割が、消毒液だの除菌ペーパーだの衛生用品という万全の体制です。
朝食は広川SAでパンを購入し、車内で食べます。
いや、これが中々美味しいのです。
8時50分 無事に熊本市動植物園駐車場に到着です。
園内に入りとりあえず1周しておきましょうか。
クマたち、カバ・サイ、ネコ科チーム、サル舎・・・
鹿児島の動物コーナーではモフモフなったアナグマ、ホンドタヌキ、ホンドキツネが飼育員さんにエサをもらったりしています。
大きく回り込んでチンパンジー、ふれあいコーナーを経てゾウ舎へ。
2頭のアフリカゾウはチェーンで遊んでいます。
マサイキリンの秋平くんも元気そうです。
何気に風に乗ってよだれのスジが飛んできます。
ああっ、至福の喜び・・・
シカたちを眺めてシフゾウへ
チョッパーくん、元気だった??
いや、君じゃない・・・
ニホンザル展示場は相変わらずすばらしい。
赤ちゃんも生まれて、何気に人気です。
が、密になりやすいので、人を避けつつ、午前中の半分をここで過ごします。
お隣のカピバラ舎もステキ。
やっぱり若生先生の設計は自然派を引きつけます。
ホッキョクグマのマルルも相変わらず人気です。
まだお昼には早いようなので、2周目突入です。
こちらも1時間程で回りきり、ちょっと早いですがお昼にします。
ちょうどカバのお食事タイムです。
そしてまさかのエンリッチメント・・・
大きな子が後ろ右脚を怪我している様なので、少し心配です。
お昼を食べ終え、イベント時間までは2時間程
と言うわけで軽く一周、まさかの3周目に突入です。
チンパンジー舎の屋外展示場では、チンパンジーが池の畔でなにか心配そうにしています。
どうやらハトが電柵に触れたらしくピクピクしているのを心配しているご様子です。
その後、ハトは池を泳いで渡り対岸でなんとか体力回復を図っているご様子です。
チンパンジーも安心したのか、その場を離れてゆきます。
再びアナグマ、タヌキ、キツネゾーン
「サプライズもぐもぐタイム」が開催されていますが、反応が薄いです。
さて、そろそろイベント開始時間の15時が迫っています。
集合場所は「正門前」ということで、向かってはみたものの正門の「外」なのか「内」なのか分からず、しばし右往左往しますが、その内担当者が現れて無事に受付完了です。
副園長で獣医師の松本氏によるガイドです。
今日はキンシコウのお話しと寝室のご案内です。
おしい、君じゃない
キンシコウと言えば孫悟空のモデルになったサルとのイメージですが、実は4種類いるとのこと。
全てが絶滅危惧種に指定されており、内1種は中国国内でも飼育されていないと言うことです。
日本では熊本市動植物園に2頭だけしか飼育しておらず、しかも兄弟ですので繁殖は困難ということです。
一応、おやつに園内の葉っぱをあげてみたりしましたが、食べ方が「おしとやか」というか「奥ゆかしい」というか。
要は「ガッついて」いないので、見応えはイマイチです(笑)
そういえば20人程が集まって副園長の話を聞いていたのですが、恐らく市が依頼したであろう「密を避けましょう」という看板を持ったシルバー人材センター的なおじいさんが、集団に分け入ってきて、ちょっとウザイです(笑)
むしろ、「発症したら重傷化しやすいあんた方年寄りのために、我々が消毒、マスク、三密回避を徹底している中、業務とは言えおじいちゃんが入ってきちゃダメでしょ」と言いたい気分です。
続いてキンシコウ舎裏に回って寝室の見学です。
実はコチラは2回目の入室で、前回は手渡しでエサまであげた事があります。
その子は再開園前に亡くなってしまったのですが、そんな思い出を思い起こしながら、イベント終了です。
閉園まではもう1時間有りますが、車に戻って軽く仮眠します。
17時に退園してきた嫁を回収し今日の宿に向かいます。
今日が熊本、明日が平川(鹿児島)、明後日が大牟田の予定ですので、それぞれ走行距離の均衡化を図る目的で、今回は2泊とも八代に宿を取ります。
1時間程で本日の宿、アルファーワン八代に到着です。
ささっ、夕食に向かいましょう。
今日は以前使って気に入った「金之助」という居酒屋です。
赤牛のステーキ、サツマイモとチーズの春巻げ、シャク(=シャコ)の天ぷら 等々
どれも美味しく堪能しましたが、お手頃価格ですのでコスパ最高です。
宿に戻り、お風呂に入り、明日に備えて睡眠です。