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木蓮(もくれん)

2014年04月02日 16時40分56秒 | 花の神話と伝説
別 名  「もくれんげ」「紫木蓮」「白木蓮(はくれん)」
 
 

花言葉 「自然への愛」「持続性」恩恵」「自然な愛情」「高潔な心」
季語 仲春
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モクレン科の落葉高木。春、葉に先立って花をつけます。
白炎のよ うな花を咲かせる白木蓮と、外側が紫、内側が白色の紫木蓮があ
り、紫木蓮の方が開花時期が少し遅い。
中国での漢字表記は「木蘭」。
モクレンの仲間(マグノリア属)は、
原始時代から形状を変えていないことも特徴で、
恐竜時代の地層から化石が発掘されることがあります。

モクレン(木蓮、木蘭、Magnolia quinquepeta もしくは Magnolia liliiflora、
中国では、「辛夷」と表記する。)は、モクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。

名前の由来
・もくれんは、手をかけずとも美しい樹形を保ち、一斉に開く大きな花には良い香りもあります。
樹皮や蕾は生薬として古くから用いられてきましたが、ごく最近になり、なんとアメリカのチューインガムメーカーが、とても興味深い研究結果を報告したのです。
それによりますとモクレンの樹皮には口臭の原因となるバクテリアを除去する
働きがあるのだとか。そんな雑学を紐解いていくと、モクレンのもう1つの花言葉である「恩恵」も、まさに言い得て妙な花言葉といえます。

・つぼみの先が必ず北を向くので、方向を指示する植物
コンパス・フラワー」とも呼ばれております。

・花が紫色であることから、シモクレン(紫木蓮)の別名もあります。
ハネズ、モクレンゲと呼ばれることもあります。

・昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともありますが、、
これは花がランに似ていることに由来します。

・今日では、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と
呼ばれるようになれました。

分布
中国南西部(雲南省、四川省)が原産地。
英語圏に紹介された際に、Japanese magnolia と呼ばれたため、
日本が原産国だと誤解されている場合があります。
形態
小型で樹高3-5m程度。
葉は互生で、広卵型、長さ8-10cm、先は尖っております。
花期は春(4-5月頃)。
花は濃い紅色から桃色で、花弁は6枚、がくは3枚、雄しべと雌しべは多数が螺旋状につきます。
上品な強い芳香を放ちます。
ハクモクレンとは異なり、花びらは舌状で長く。実は赤い。
利用
庭木、公園樹として中国、日本だけでなく、北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されております。
移植は困難であり、株分けによって殖やします。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では国花に指定されております。

近縁種
ハクモクレン
(白木蓮、学名:Magnolia heptapeta、シノニム:Magnolia denudata)は
モクレンの仲間で白色の花をつけます。
しばしば、「モクレン」と混同され、そう呼ばれることがあります。
モクレン属の中では大型の種類で樹高は10-15m程度まで成長します。
春、葉に先立って大形で白色の花が開きます。
サラサモクレン
モクレンとハクモクレンの雑種はサラサモクレン
(更紗木蓮、Magnolia × soulangeana)と呼ばれ、やはり街路樹などに用いられます。
樹高は6-10mと変化に富んでおります。
花の形はハクモクレンに似て丸い。
花の色は両種の中間に相当するピンク色が基本ですが、やはり白から紫までの
変化に富んでおります。
開花時期はハクモクレン、サラサモクレン、モクレンの順です。
交雑種
シモクレンとシデコブシの交雑種もあり、花の外観は細めのシモクレンに見えます。
《基本情報まとめ》
・木蓮(もくれん)科。
・学名
  Magnolia liliflora
   Magnolia : モクレン属
   liliflora または
   liliiflora : ユリ(Lilium) のような花の Magnolia(マグノリア)は、
 18世紀のフランス、モンペリエの植物学教授「Magnol さん」の名前にちなみます。
・開花時期は、 3/20 ~ 4/末頃。
 白木蓮よりも10日ぐらいあとから咲き出します。
・原産地は中国。
・外側は赤またはピンク色。内側は白。
 外側と内側のコントラストが美しい。
 花はけっこう大きく、葉っぱが出てくるちょっと前に咲きだします。
 「紫木蓮(しもくれん)」
 「唐木蓮(とうもくれん)」
 など、いろいろ種類があります。
・読みは、
 木蓮科の漢名である「木蘭」の音読み「もくらん」が
 「もくれん」に変化。
 漢名の「木蓮」は、花が「蓮(はす)」に 似ている木、から。

・木蓮は、地球上で最古の花木といわれており、1億年以上も前からすでに
今のような姿であったようです。
・香水の材料としても使われております。
・欧米では
 椿(つばき)類、 躑躅(つつじ)類とともに3大花木とされております。
・花が散るときには劇的な場合があります。

 木蓮の花びらは大きいので、地面に落ちるときは大粒の雨が 
 降りだしたかのような「バラバラ」という大きい音がします。
・4月15日、5月7日の誕生花
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ウィキペディア その他より掲載
必要に応じて、加筆・訂正致します。 


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