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中小零細ファミリー企業版『長寿幸せ企業』の実践経営事典2019
なぜあの会社が短期間で無借金会社に生まれ変わったのか?

第7章(8)あなたの会社は「廃業」もできないかも!?  あなたの会社は「廃業」などしなくていいかも!?

2018年08月06日 | 第7章 経営者人生の終い方「出口戦略」事業承継・M&Aと廃業

(8) あなたの会社は「廃業」もできないかも!?  あなたの会社は「廃業」などしなくていいかも!?

 

 「後継者がいない」が、即「廃業」にはつながりません!

 2010年位までは②「やめたいのに、やめれない会社」といえば、経営不振などによる債務超過で資金繰りに窮して経営破綻状態になっている会社のことでしたが、「2015年問題」1が現実問題となってからは「事業はなんとか続けたいが、高齢で後継者もいないので廃業せざるを得ないの」というC) タイプの会社が急激に増えています。

 このような経営者が一番避けてほしいことは、自分一人で考えて、やっぱり廃業するしかない、あとはなるようにしかならないと考えることです。

 まず以下のことが不可能なのかを検討してみましょう。

  1. この講座の第7章(1)から(5)を読んで本当に〈譲る〉ひとがいないのかを確認してみる

子どもさんはいるが、その子どもさんが

  • 家業を継ぐのは嫌だが、自分でやりたいとことがあるとか

  • 家業は業種が違うからやりたくないが、今の会社から独立して、起業したい

などやりたいことを持たれているのなら、「企業内起業」という考え方があります。

  1. (6)の老舗中小企業の廃業、倒産を防ぐ「宗家承継」という考え方を読んで会社を親族以外の一代限り経営者に任せる「代打継承」ができないか考えてみる

 子どもさんはいるが、絶対に会社を継ぐことはないという場合でもあきらめないでください。お孫さんまで飛んで譲る「代打継承」という方法も考えられます。


あなたの会社は「廃業」もできないかも!?

あなたの会社「廃業」しなくても済むかも!?

 

 いろいろな相談や熟考しても「廃業」しかないという結論に達しても、今少しお待ち下さい。

 自主的な廃業を決断する前に、今のあなたの会社や事業が

  1. M&Aや事業譲渡で売れないだろうか

  2. 今の状態から「磨き」(10)目的を達成するために、あなたの会社を売れる「商品」にする方法を参考にしてください)をかけたら、会社や事業が売れるようにならないだろうか

  3. 「廃業」したら、個人保証している借入金が返済できるだろうか

  4. 「廃業」したあとの生活費は問題ないだろうか

  5. 自主的な廃業」を選択して、買掛金のなど負債を完済できるのだろうか

などを[井上雅司の経営改善講座 第7講(7)会社を〈たたむ〉「廃業」で第二の人生をスタート]で説明した「清算貸借対照表」を作成して検討してみてください。

 自主的な廃業」ができなければ、「経済的に破綻し、債務の弁済ができない状態」=「倒産」ということになります。

 

 私はこの「倒産」をさらに「最悪の倒産」と「最善の倒産」と2つに分けて考えています。法的整理・私的整理とは別です。「最悪の倒産」とは放置型で目的が無い倒産でハードランディング型倒産、「最良の倒産」とは人生の再出発を目的として見据えたソフトランディング型の倒産です。

 

 経営者人生の終い方「出口戦略」は概ね

  1. 「最悪の倒産」

  2. 「最善の倒産」

  3. 「自主的な廃業」

  4. M&A」や「事業譲渡」による事業承継

  5. 親族などへの事業承継

に分類できます。数字が大きくなるほど経営者にとっては「ハッピーリタイアメント」と言えます。

 井上経営研究所では、

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