永続優良企業への「変化と継続」井上経営研究所

中小零細ファミリー企業版『長寿幸せ企業』の実践経営事典2019
なぜあの会社が短期間で無借金会社に生まれ変わったのか?

一人で悩まないでください!

 「心の富」を無くさない限り必ず再起のチャンスがあります。  形のあるものを手放すことが再起への最短距離です。時間が掛かっても迷惑をかけた方々に対して道義的責任を果たせる近道なのです。  「倒産」は犯罪ではありません。  「倒産」という言葉の響きは実態とかけ離れすぎているのです。「倒産」という言葉は一人歩きしすぎています。一般の方は倒産の実態についてあまりに無知すぎるのです。自分自身の世界で倒産を空想しないで下さい。倒産は事業にとっての最後の権利なのです。もがき苦しんでいるあなたを救ってくれる最後の手段なのです。  もちろん私は「倒産」など薦めているわけでは決してありません。 私の仕事は医師と同じく経営危機に陥った会社の検診をし、適切な薬をお渡しし、時には手術を施して健康体にすることです。 しかし病気に末期症状があるように事業にも薬や手術ではどうにもならない状態があります。こうした状況になっても会社や財産を手放そうとしないことが再起へのチャンスさえも失わせることになるのです。  「捨てなければ得られない」 重荷を捨ててみてください。今までのことが嘘のように安寧な生活を得ることができます。貧しくても心の平和や充足感からこそ新しいエネルギーが沸いてくるのです。

井上雅司の経営相談申込カレンダー

渋沢栄一先生! 新元号初の一万円札の肖像画に・・うれしい話です!

2019年04月09日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

 

  井上経営研究所のHPの両潤塾の目的の中に渋沢栄一先生についてこう記しています。


これから経営者の道を歩もうとする者が

人の上に立つ者としての修己と治人の基礎(人間学)を習得すること

経営のプロとしての経営知識と技術の基礎(時務学)を習得すること

です。

「両潤」は「富は屋を潤し、徳は身を潤す」が語源です。「富は屋を潤し、徳は身を潤す」(大学)や渋沢栄一先生の「論語と算盤」は「経営再建プログラム」の考え方の柱になっています。「両潤塾」はここから命名させて頂いています。

 

渋沢栄一著「富と幸せを生む知恵」 実業の日本社 より

2018年04月17日 | 会員専用経営支援室から「長寿幸せ企業」に近づくためのおすすめ書籍
 

人がこの世に生まれてきた以上、
自分のためだけでなく、
なにか世のためになるべきことをする義務がある。
私はそう信じてる。

『論語』は
人間行為の完全な標準であるから、
これによって人間として踏むべき道の
すべてを学んで欲しい。

もしわが家を大切に思うならば、
これを保護し安全にしてくれる国家はさらに大切ではないか。
わが家に対する努力の一部分を割いても国家公共のために尽くすのは、
国民の当然の義務である。
いたずらに自分の利益ばかり図り、
子孫に財産を遺そうとするのは、
かえって子孫を害することになる。

いずれも 渋沢栄一

☆☆☆ 渋沢栄一著「富と幸せを生む知恵」 実業の日本社 より


目次
堂々とした人生を歩む知恵
新の幸せを引き寄せる知恵
『論語』に学ぶ実業の知恵
良い習慣を身につける知恵
毎日を楽しく暮らす知恵
今年最初の三ツ星です。読み終わった後
副題が〈ドラッカーも心酔した名実業家の信条「青淵百話」〉とありますが、 『長寿幸せ企業』の道を歩まれようとするひとはにとってまさに必読必携の書です。


  井上経営研究所のHPの両潤塾の目的にこう記しています。
これから経営者の道を歩もうとする者が

人の上に立つ者としての修己と治人の基礎(人間学)を習得すること

経営のプロとしての経営知識と技術の基礎(時務学)を習得すること

です。

「両潤」は「富は屋を潤し、徳は身を潤す」が語源です。「富は屋を潤し、徳は身を潤す」(大学)や渋沢栄一先生の「論語と算盤」は「経営再建プログラム」の考え方の柱になっています。「両潤塾」はここから命名させて頂いています。

 

「両潤塾」の12回の講座では塾名のとおり、以下のような「本末」を両立できる経営者になるための基礎を学び、実践します。
      「本」       「末」
     道徳・習慣     知識・技術
     人間学       時務学
     経(縦糸)     緯(横糸)
     学         芸
     論語        算盤

終了後受講者は、
● 使命(ミッション)や経営目的(ビジョン)から経営目標を設定できる
● それら遂行のための行動規範や信条(クリード)を明確に出来る
● 経営目標を達成するための長期・短期経営計画書を立案出来る
● 経営計画を達成するための経営戦略を企てることが出来る
● 経営戦略を踏まえて月次経営計画を立案できる
● 目的を実現するために具体的な行動、問題に対する解決の「モノサシ」を持つことが出来る
● 財務の基本が理解でき、貸借対照表のみならずキャッシュフローや資金繰りコントロールの基礎が理解出来る
習得できるようになることが目的ですが、それよりも
人の上に立つ者としての修己と治人の基礎(人間学)を習得すること に重きを置いています。

 

2018年4月1日からスタートした完全無料の新「両潤塾」で、

★★★ 伊與田覚著「『大学』を味読する 己を修め人を治める道」致知出版社

とともに公式テキストに指定しています。

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『長寿幸せ企業』とは・・

2019年03月06日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

第5章 健全企業の経営実学「人間学」を学ぶ より
(1)人間学と時務学

 私の言う「健全企業」は企業の規模や売上が大きくなくても、財務的に健全で、目先の利益にとらわれない使命や理念を持った企業のことです。

 健全とは、広辞苑によると
① 健やかで病気のないこと。たっしゃ。
② 意志が確固で中庸を失わぬ状態。感情に偏せず、分別のあること。
とあります。一般的に、売上や大きな会社や上場会社の方が、耳には心よいかもしれません。しかし、何代も続き、従業員や関係者に幸せを感じさせることのできる『長寿幸せ企業』になり得る資格があるのは健全企業のほうだと思います。


 まず、その健全企業になるために学ばなければならないのが「人間学」と「時務学」です」。
 あなたは「本末転倒」という言葉をお聞きになったことがありますか?
 本末転倒とは物事の根本や本質である「本」と枝葉末節である「末」を取り違えるという意味です。

 私は、伊與田覺先生の人間学講座をはじめて受講させていただいた時に、長寿企業と急激に拡大したにも関わらず次期経営者への継承もできないで消えていく企業の違いをはっきり掴むことが出来ました。長寿幸せ企業の入り口にさえ到達できないのは、本末転倒どころか、取り違える「本」さえないことが大きな原因なのです。

 経営実学における「本」を「人間学」といい、「末」を「時務学」といいます。ここで間違ってはいけないのは、人間学が時務学より大事ということではありません。

 本と末の例をあげてみましょう。
道徳 と 知識・技術
経(縦糸) と 緯(横糸)
学 と 芸

 確かに、時流がどんどん変化していく昨今、変化に対応できない企業は長寿の老舗企業であってもあっという間に消えていく運命にあります。逆に、新興企業が新しい知識や技術を身につけることによってあっという間に時代の流れに乗り、売上を拡大することができます。しかし、天地自然の理で、急激に成長した(大きくなった)ものがそのままの勢いで成長すれば、ある時点から必ず急激に衰退していきます。これを避けるために本を守り、末を時代とともに変化させることができる企業のみが長生きできるのです。


 渋沢栄一は本を「論語=道徳」末を「算盤(そろばん)=経済」とし、論語と算盤、すなわち「道徳と経済は一致する」と言っています。
 「道徳」とは三省堂 大辞林 によると
「ある社会で,人々がそれによって善悪・正邪を判断し,正しく行為するための規範の総体。法律と違い外的強制力としてではなく,個々人の内面的原理として働くものをいい,また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規定するもの。」とあります。

 それでは、経営における道徳とはどういうことを言うのでしょうか。経営における道徳を五徳(注1)の「仁義礼智信」でかんがえてみましょう。


 困っている人を助けられる企業であり、困っている人を助けられる商品やサービスを提供できること。思いやりのある経営をすること。長寿幸せ企業の理念や家訓には必ずと言っていいほど入っている。


 法律的な正悪よりも、誰が見ても社会常識上正しいと思う経営をすること。「先義後利」(注2)の経営。理念や家訓ではなく、信条や行動規範に入れている長寿幸せ企業も多い。


恕につながる思いやりのある言動を当たり前とする経営。笑顔の挨拶・応対。後に使う人のために、使ったものはもとに戻す。使った前より綺麗にする。人の気分を害する服装をしない。TPOにあった服装をする。これを守ることによってもののムダが省かれるばかりでなく、人間関係も円滑になっていく。


 智とは単に書物や人から聞いたりした知識のことではなく、知識が行動や実践をすることで会得した知恵のことです。私はこの歳になってようやく、学歴がない人が齢を重ねることによって、いくら知識を勉強して得ても到底かなわないところがあるということ痛感しています。
「60歳にならないと60歳のことはわからない」というのは本当です。ですから自分より年長の方は尊敬の礼で接し、学ばなければなりません。後継者であれば、先代の考え方は古いと断じるのではなく、「三年父の道を改むる無くんば、孝というべし」を守るべきだと思います。そうしていくことによって、経営者としての正しい判断判断能力が身についてくるのです。例え、パートタイマーのおばさんでも同じです。目上の人をぞんざいに扱う人は、いくら仕事ができても、人の上につけるべきではありません。いつか必ず問題を犯してしまいます。


 信とは人を裏切らないことです。人を裏切らなければ、商品やサービスはもちろん、会社にも信用がついてきますが、度々ニュースで登場する老舗企業であっても「先利後義」の会社はあっという間に信を失い衰退してしまいます。


 私は論語を伊與田先生を始め、加地伸行先生(注3)青柳浩明先生(注4)、安岡定子先生(注5)の講座や書籍から学ばせていただいています。その論語の中に好きな言葉が幾つもありますが、特に
「性、相近きなり。習、相遠きなり。」(注6)
という言葉が大好きです。人の生まれつきに大きな差はないが、生まれた後の躾や教育、習慣によって大きな差ができるという意味です。

 これから学んでいく人間学においては、先生や親から躾けられたり、学んだりした道徳や礼儀が習慣化され、自然とあなた自身の身に備わっていきます。それらは、苦しい時にあなた自身を奮い立たせ、もし自ら変えられない状況に陥っても、不思議とあなたを助けてくれる人が現れるものです。まさに論語の
「徳は孤ならず、必ず隣あり」
です。

 時務学も知識として知っても全く経営には役に立ちません。行動を起こして、実践し、失敗し、また実践し、継続し続けなければなければ、経営に役立つ知恵には変わっていきません。技術も同じく技能に変わるまでは行動、失敗、挑戦、継続が必要です。

 そして長い年月がたって、常に自分のはるか前を歩き、学生時代に自分は逆立ちしたってかなわないと思っていた秀才の同級生が、気がつけば自分のずっと後ろを歩いていると感じることは珍しいことではありません。そのうえ、人間学や時務学が身についていれば、自分が人より優れているかどうかはあまり気にしなくなっているはずです。

(注1) 五つの徳目。仁・義・礼・智・信。あるいは温・良・恭・倹・譲。また,五行(ごぎよう)(木・火・土・金・水)の徳など。(大辞林第三版の解説より)
(注2) 利益よりも正しい行いを優先すること
(注3) 大阪大学名誉教授、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所所長で論語研究の第一人者
(注4) 儒者。特にビジネス論語として中国古典の知恵を実務の実践に活かすことに注力している


(注5)  安岡正篤の次男・正泰の長女。特に「銀座寺子屋こども論語塾」、「斯文会・湯島聖堂こども論語塾」などで幼児などへの講座で有名。

(注6) 「論語」陽貨第十七

 

 このブログ、永続優良企業への「変化と継続」は井上経営研究所が発信しています。

 

お知らせ

 

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 「借入状況表」と「借り入れ効果検討シート」の入手方法

のトップページのタイトルにある

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からメールアドレスを登録するだけです。

  • 2019年3月7日(木)23:59までにお送りいただいた方にメールニュースに添付してお送りします。
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経営再建が成功する魔法の言葉!

2018年12月19日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

  

「入るを量りて、出ずるを制す」


は四書五経の五経のひとつ礼記の言葉ですが、それよりも二宮金次郎がよく使った言葉として知られています。

 また、稲盛和夫さんがJAL再生を引き受けられた時の記者会見でこの言葉を使われてその決意を述べられたことが記憶に新しいですね。

 

 それでは、「入るを量りて出ずるを制す」とはどういうことを言うのでしょうか。
 
「入る」とは外部から会社に入ってくるお金のことで、「出ずる」は会社から外部に出ていくお金のことです。

 

 勘定科目で言えば、
「入る」は「売上」や「受取利息」など、
「出ずる」は「仕入」や「販売・一般管理費」、「支払利息」などになります。

 つまり、「入るを量りて出ずるを制す」とは、
入ってくるお金を正確にとらえて、
出て行くお金を制限して減らしていくことです。


 「そんなことあたりまえじゃないか」と思われるかわかりませんが、経営再建の現場に入ると、多くの経営者は「入るを増やして」ばかり腐心されています。

 京セラの稲盛和夫さんが2010年に日本航空の再建を引き受けられた時の最初の記者会見で

「経営は『入るを量りて出ずるを制す』が原点だ」

と断じておっしゃられたときさすがだなと感嘆しました。

 
 二宮尊徳はこれを「分度」という言葉で表現しています。

どんな財政の再建でも、その基本は、「入るを量って、出ずるを制す」である。
 「入るを量る」ことが出来なければ、「出ずるを制す」しか方法がない。

 「分度」とは言ってみれば、「自己の能力を知り、それに応じた生活の限度を定めること」である。

 「わたしのやり方は、質素、倹約を旨とし、それによって余剰を生み出し、その余剰で他人の苦難を救い、それぞれが刻苦精励して、家業に励み、善行を積んで悪行はなさず、よく働いて、一家の安全をはかるというやり方である。どの家もこのように努力すれば、貧しい村も豊かになり、滅亡寸前の村も必ず復興できる。」

 

 以上は、「二宮金次郎の一生」(三戸岡道夫著 栄光出版社)からの抜粋ですが、まさに経営再建、企業再生の真髄を捉えています。

 

 一般的な再建再建プログラムが「一時しのぎ」に始終するのは、まさにこの基本的な原理原則を「芯柱」にしていないからです。

 既存のやり方で前年以上に頑張って働いても、「入る」は減るのが当たり前の経営環境のなかでは、「辻褄合わせ」や「ゴールシーク」で予算を作るから、結果的に赤字の垂れ流しが続くのです。

 

 経営再建ではまずは、「出るを制す」予算を作成し、「余剰」「分度外」を生みだすことに注力することです。

 

今回のような記事が読める

新しいブログ「小さな会社の経営者の『悩みや苦しみ』を解決」がスタートしました。

こちらから、新しいブログに入り、お忘れなきように右のカラムにある

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  をクリックしておいてください。

暗闇の中にいる追いつめられた経営者に出口の灯りを見つけ出す第1歩です。  経営救急クリニックの「面談による経営相談」は追いつめられ、一人で悩みつかれた経営者の皆様から 「闇夜に一つの光を見つけることが出来た。」 「困難に取り組む決断が出来た」 との感謝の言葉をたくさんいただきました。  「井上経営研究所代表企業再生コンサルタント井上雅司による無料相談」のみで心からの笑顔を取り戻せた経営者も大勢います。

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無料電話相談

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に

  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする

    <iframe class="embed-card embed-webcard" title="「経営救急クリニック」事業" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.chojyu-siawase.com%2Fkeiei99" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>

    このサブ事業として、後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、
    第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、
    永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業を
    展開しています。
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経営危機で心底困っている経営者のほうがなぜ早く無借金企業や永続優良企業になれる?

2018年10月19日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

経営危機で心底困っている経営者のほうがなぜ早く無借金企業や永続優良企業になれる?

今日の「幸せ」になれる!ちょっといい言葉は

 写真:安岡定子の心を育む論語塾〈第二集〉より


 子曰く、「之を如何せん、之を如何せんと曰わざる者は、吾之を如何ともすること末きのみ。」(「論語」衛霊公十五)

  • 毎日資金繰りに追われて苦しくて、夜も眠れない
  • 赤字でいろいろ手を売ったが何をやってもうまくいかない
  • 後継者もいないし、事業をやめたいが、やめても借金を清算できない
  • もう倒産しか選択肢はないが、大勢の人に迷惑がかかるのでなんとか避けたい

 こんな中小企業が一気に健全企業や実質無借金企業(【俯瞰塾】会員)になぜなれた?

 実は私のクライアントの多くは、このような状況で困りぬいて私を見つけ、隅から隅までホームページやブログを読み、藁を掴む気持ちで相談に来られる経営者の企業が、短期間で自己資本比率50%以上の優良企業や無借金企業になる確率が高いのです。

 かの孔子でさえ、「苦しまないひとは救えない」と言っています。苦しんで覚悟を決めたひとは普通では出せない力を出すものなのです。2500年前も今も「ひと」そのものの本質は変わりませんね。

 これまで関与させていただいた企業の中には、

  • 再生・再建がうまくいって健全企業化できた企業、
  • 健全企業化できたのみではなく、無借金企業など優良企業にまでのぼりつめ、『長寿幸せ企業』への道を歩んでいる企業、
  • 再生・再建を諦め、会社を清算や廃業させて、今は幸せな第二の人生を歩んでいる経営者

がある一方、

  • 健全企業化できたのに、また元の状態に戻ってしまった企業、
  • 再建プログラムを途中で挫折して、「最悪の倒産」に至ったしまった会社、
  • 音沙汰がなくなり、連絡が取れなくなった会社

などその結末は多岐にわたります。


 棺桶の蓋が開いているどころか、もう棺桶に入っている状態で、私の力では再生・再建は不可能に近いと思っていた企業が不死鳥のごとく蘇ったケースがある一方、この会社はひと通り再建プログラムをやってもらえばほぼ100%再生できると思っていた会社が何年たっても経営危機状態から抜け出せないばかりではなく、じわじわとその財務状態が悪くなってしまったケースがありました。


 再建プログラムのスキームは100社あれば100社とも違いますが、基本的な戦略は大きく変わりありません。それなのになぜ結果に天と地の違いが出てくるのでしょうか?


 それは、経営者が私のアドバイスする再建対策をどんなに苦しくて、やるのが嫌であっても、実行できることです。また、簡単であっても毎日継続しなければならないことを繰り返し、繰り返し継続して「習慣化」できること以外に考えられません。

 経営再建の対策は経営者の見栄やプライドが吹き飛んでしまうやりたくないことばかりです。

 口では「言われたことは何でもやりますので、助けてください。」と言われるのに、いざ具体的な対策の実行の段階になると「そんな恥ずかしいことは出来ない。」「そんなことをするくらいなら倒産してもいい。」「私にもプライドがあります。」等と言って逃げる経営者に困難を極める経営再建など達成すべくもありません。

 成功させる経営再建の第一歩は経営者が「どんな苦しくてやりたくない対策でも実行し、継続し、絶対に再建させる」と決意することです。この決意は家族や社員さん方に伝わります。

 えこひいきではありませんが、経営者に本物の決意が感じられるとき、私も「この人、この会社をなんとか助けたい。」という強い思いが湧いてきます。

 経営危機に陥った企業が健全企業化できたのみではなく、無借金企業など優良企業にまでのぼりつめることができるのは、再建プログラムの期間に身についた経営の原理原則を行動に移すことを「習慣化」できた結果に過ぎません。
 しかし、一度健全企業になった企業が、再び経営危機に陥るのは、慢心して、「習慣」を無視して再び「奢り」が現れたことに原因があると言い切っても過言ではありません。

 成功させる経営再建の第一歩は、「どんな苦しくてやりたくない対策でも実行し、継続し、絶対に再建させる」という経営者の強い決意なのです。

  • 毎日資金繰りに追われて苦しくて、夜も眠れない
  • 赤字でいろいろ手を売ったが何をやってもうまくいかない
  • 事業をやめたいが、やめても借金を清算できない
  • もう倒産しか選択肢はないが、大勢の人に迷惑がかかるのでなんとか避けたい

 はあなたご自身のことを言っていると思われたら、井上経営研究所の 経営救急クリニック ページをじっくりお読みください。

 「縁尋奇妙※」を感じたら、24時間可能な限りお悩みをお伺いしますので、手遅れにならないように 私直通の経営相談専用携帯電話 にお電話ください。

 ※縁尋奇妙:「良い縁は次から次へと良い縁を結んでくれる」という意味で安岡正篤の言葉です。

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に

  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする「経営救急クリニック」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業
  3. 後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業

 に取り組んでいます。詳しくはそれぞれのサイトをご覧ください。 

  1.「経営救急クリニック

  2.「長寿幸せ企業への道

  3.「事業承継・M&A

 


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「佐藤一斎の一日一言『言志四録』を読む(加筆)

2018年07月02日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

 昨晩(7月1日)のNHKの大河ドラマ「西郷どん」では、西郷隆盛が流罪が解け沖永良部島を脱しましたが、西郷がはじめて佐藤一斎の『言志四録』を読んだのは、二度目の流罪先、沖永良部島の獄中だといわれています。

 

 「得意の事多く、失意のこと少なければ、其の人、知慮を減ず。不幸と謂うべし。
 得意のこと少なく、失意のこと多ければ、其の人、知慮を長ず。幸いと謂うべし。」

(訳)思うように行くことが多く、失望することが少なければ、其の人は真剣に考える機会が少なくなり、知恵と思慮が減少していく。不幸というべきである。
 思うように行かないことが多く、失望することが多ければ、其の人は考える機会が多くなり、知恵と思慮が増していく。幸いというべきである。」

 「佐藤一斎の一日一言『言志四録』を読む 渡辺五郎三郎監修 致知出版社」より

「少にして学べば壮にして為すこと有り 壮にして学べば老いて衰えず 老いて学べば死して朽ちず 」

 「一燈を提げて暗夜を行く 暗夜を憂うること勿れ 只一燈を頼め」

「言志四録」のなかには、この言葉の他にも『長寿幸せ企業』を目指す経営者の座右之銘とすべき言葉がたくさんあります。

 岐阜県恵那市岩村町 http://iwamura.jp/tourism/%E4%BD%90%E8%97%A4%E4%B8%80%E6%96%8E-%E7%A2%91%E6%96%87%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A では、至るところで一斎の言葉に触れることができます。写真は、俯瞰塾会員様が再建プログラム成功のお礼にと招待していただいた時の写真です。 

 

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に

  1. 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする「経営救急クリニック」事業
  2. 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業
  3. 後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業

 に取り組んでいます。詳しくはそれぞれのサイトをご覧ください。 

 1.「経営救急クリニック

 2.「長寿幸せ企業への道

 3.「事業承継・M&A


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「企業経営を論じていけば、結局は経営者の人生観の問題である」

2017年10月17日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

会員メールマガジン【8月の「ちょっといい言葉」】から

「現代の帝王学」は「ちょっといい言葉」の宝庫です。
 
「企業経営を論じていけば、結局は経営者の人生観の問題である」(松下幸之助) p25
上に立つ者が、必ず、身につけていなければならぬ資格が四つある。
第一に「使命感」
第二に「無私」
第三は「詩心」〈ロマン〉
第四に「現実処理能力」
 
「人生というものは老後にある。たとえば六十歳になって、過去をふりかえった時、過去六十年は一瞬のうちに過ぎ去ったことに気がつくだろう。その間、贅沢をしたか、苦しんだかは大した問題ではない。ところが、老後の一時間、一日というものは実に大事だ。その大事な一日を『ああ、いいことをしたな』と思って暮らすかどうかが、人生の幸不幸がきまるところだ」(出光興産店主出光佐三) p27

「己に倹にして、人に倹ならず、是を愛という。
己に倹にして、人に倹なる、是を倹という。
己に倹ならず、人に倹なる、是を吝(けち)という。」(杉浦重剛・教育者)p56

「酒逢知己 千鐘少 話不投機 半句多」
酒、知己に合えば、千鐘(杯)も少し。 話、機に投ぜざれば、半句も多し(明治の戯曲「琵琶記」)p100
 私が外でお酒を飲むのはまさに上句のようなときです。いつまで杯を傾けながら語り合いたいと思いますが、住む世界の違う人と話すときは出えきるだけ喋らず、機を見て座をはずようにしています。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」(論語子路第十三)もなかなか大変で、君子にはなれそうにありません。

「窮即変、変即通」(易経)
窮すれば即ち変じ、変ずれば即ち通ず。 p104
人生の修羅場に直面したときの「おまじない」です。

「人間は誰しも、明るいほうが助で、暗く、陰惨なのは嫌いに決まっています。
小林秀雄が『人は性格にあった事件にしか出くわさない』といい、
芥川龍之介が『運命は性格の中にある』と断定しているのも、そこのところですね。」p108 

すべて ★★★ 「現代の帝王学」伊藤肇著 プレジデント社 から

このブログ、「中小零細ファミリー企業版 『長寿幸せ企業』の実践経営事典2017」は井上経営研究所が毎週火曜日に発信しています。

 井上経営研究所(代表 井上雅司)は2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。2010年、長寿永続健全企業をめざす中小ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。


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「貧者は昨日のために今日つとめ、富者は明日のために今日つとめる」二宮尊徳

2017年10月03日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉
会員メールマガジン【7月の「ちょっといい言葉」】から
 
尊徳の箴言① 2015年/10月号の【今月の《リーダーのための「ちょっといい言葉」》】から再掲
 
「倹約と貯蓄は変事に備えるため
 世の中が無事に治まっていても、災害という変事がないとは限らない。変事が仮にあっても、これを補う方法を講じておれば、変事がなかったも同然になる。
 古語に「三年の蓄えなければ国にあらず」(『礼記』王政編)といっている。外敵が来たとき、兵隊だけあっても、武器や軍用金の準備がなければどうしようもない。
 国ばかりでなく、家でも同じことで、万事ゆとりがなければ必ずさしつかえができて、家が立ちゆかなくなる。国家天下ならなおさらのことだ。」
 
「働いて、自分に薄く、その余力を持って人のために尽くせ。」
 
二宮尊徳は
「富と貧とは、元来遠く隔たったものではない。ほんの少しの隔たりであって、その本はただひとつの心がけにあるので、貧者は昨日のために今日つとめ、昨年のために今年つとめる。それゆえ終身苦しんでも、そのかいがない。
富者は明日のために今日つとめ、来年のために今年つとめるから、安楽自在ですることなすことみな成就する。それを世間の人は今日飲む酒がない時は借りて飲む。今日食う米がなければまた借りて食う。これが貧窮に陥る原因なのだ。」と言っています。
 
【9月の「ちょっといい言葉」】━━━━━━━━━━━━━━━━
「はじめの一歩末の千里」
「千里の道も一歩から」
 脳研究者の池谷裕二さんは脳から見ても、「何事も始めたら半分は終了」と次のように説明しています。
 脳には入力と出力があります。いや、身体感覚(入力)と身体運動(出力)の二点こそが、脳にとって外部との接点の全てです。ですから、入力と出力はともに重要です。
 しかし、入力と出力、あえてどちらが重要かと問われれば、私は躊躇なく「出力」と答えます。感覚ではなく、運動が重要だということです。
 理由の一つは(中略)脳は出力することで記憶すると。脳に記憶される情報は、どれだけ頻繁に脳にその情報が入って来たかではなく、どれほどその情報が必要とされる状況に至ったか、つまりその情報をどれほど使ったかを基準にして選択されます。(中略)
 「やる気」も同様です。やる気が出たからやるというより、やり始めるとやる気が出ると言うケースが意外と多くあります。年末の大掃除などはよい例で、乗り気がしないまま始めたかもしれませんが、いざ作業を開始すると、次第に気分が乗ってきて、部屋をすっかりきれいにしてしまったと言う経験が誰にでもある筈です。
 
「何事も始めた時点で、もう半分は終わったようなもの」とはよく言ったものです。
 
 
尊徳の箴言② 2015/7月号【今月の《リーダーのための「ちょっといい言葉」》】より再掲
 
「積小為大」 「小を積む努力なしに夢の実現はない」
 
「大事をなしとげようと思う者は、先ず小さなことを怠らず努めるがよい。
それは、小を積んで大となるからである。大体、普通、世間の人は事をしようとして、小事を怠り、でき難いことに頭を悩ましているが、でき易いことに努めない。
それで大きなことも出来ない。大は小を積んで、大となることを知らぬからである。
 一万石の米は一粒ずつ積んだもの。一万町歩の田は一鍬ずつの積んだもの。万里の道は一歩ずつ積み重ねたもの。高い築山も、もっこ一杯ずつの土を積んだものなのだ。だから小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成就する。
 小事を努めず怠るものが、どうして大事を成し遂げることができよう。」
 
★★★ ■世界に誇る日本の道徳力 心に響く二宮尊徳90の名言 石川佐智子著 コスモトゥーワン より
 
 
 
尊徳の箴言③ 以下は2013年5月ご紹介した 今月の《ちょっといい言葉》 から再掲します。

………………………………………………………
♡♡♡ 「貧困は有限、実りは無限」 二宮尊徳
………………………………………………………
二宮金次郎が残した言葉を読むと、
村おこしに取り組む時のワクワク感、
強いエネルギーのようなものが伝わってきます。

それは温かさ、大らかさ、ユーモア精神といったものを
包含した真剣さ、厳しさとでもいうべきでしょうか。

金次郎は毎日貧乏を嘆きながら暮らす村人たちに
次のようなことを言って励ましました。

「貧困の原因が何かを突き詰めれば、
 貧困には所詮限りがあることが見えてくる。

貧困が無限に続くことはない。

むしろ無限なのは実りのほうである。

 一粒の種から一つの実りしか得られないことはなく、
 実りは必ず倍々で増えていく。

 だから貧しさが無限だと思うのは、妄想にすぎない」


目の前の厳しさが無限に続くという妄想に取り憑かれ、
押し潰されそうになっている村人たちは、
金次郎の明るく力強いこの言葉に
大いに勇気づけられたに違いありません。

弱気になる村人を鼓舞し、
あくまで一粒の種を植えるという
現実的な「勤労」を忘れないことこそが
目の前のマイナスを一つひとつ克服する唯一の術であると言い、
無限の実りに向けて種蒔きをし続ける
金次郎の笑顔が目に浮かぶようです。

中桐万里子(七代目二宮尊徳子孫)
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「人間いつかは終わりがくる。前進しながら終わるのだ。」(坂村真民)

2017年07月25日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

会員経営支援室から「長寿幸せ企業」に近づくためのちょっといい言葉


「人間いつかは終わりがくる。前進しながら終わるのだ。」(坂村真民)

「明日死ぬと思って 今日を生きなさい
 永遠に生きると思って 学びなさい」(マハトマ・ガンジー)

を座右の銘の一つとしてきましたが、昨年6月、高齢者の仲間入りして「死生観」とまではいきませんが、「死」をはっきり意識するようになってきました。
 先日ネットで、TABI LABO ライターの平野星良さんという方が書いてる「常に『死を意識している』人たちが、人生を最高に楽しんでいる9つのワケ」というページを見つけました。その「9つのワケ」をご紹介しておきます。同意やとても自分にはできない言葉もありますが、たくさんの「ちょっといい言葉」が並んでいますので紹介させていただきます。
 
1.自分の物語を俯瞰的に考えることができる
 どんな物事にも、必ず終わりがあるものです。その「終わり」を意識することで、「今」を最大限楽しむことができるのです。
私たちを邪魔する些細なことから手を離し、短い人生の中の「終わり」を意識してみましょう。そういう視点を持てると、長い行列や電車の遅れ、悪天候だって楽しむことができるはず。
 
2.八方美人なんて必要ない 本当に大切な人と付き合える
 自分の時間を台無しにするような人とは、付き合わないようにしましょう。常に死を意識している人は、自分の生活に新たな価値観や深みを与えてくれる人とだけ付き合っています。
彼らは自分が「有害」だと判断した人付き合いは早々に打ち切り、いいと思った人とは、すぐに仲良くなります。なぜなら彼らは、自分たちの時間が有限であることを知っているからです。
 
3.お金を無駄に溜めないで 自分の投資のために使える
 貯金は大切なことかもしれません。でも、「後々の生活に必要だ」と思って貯めているお金は、いったいいつ使うのでしょうか?人生は一度きりだし、同じ日は二度と訪れません。
いつかは使ってしまうお金ですから、二度とない一つひとつの経験や瞬間を味わい、楽しみましょう。その時々の体験に集中しましょう。常に死を意識している人は、お金の使い時を知っています。
 
4.失敗や挑戦に 怖がらなくなる
 もし、間違えてしまったら…。そんなこと、死を前にしたら、ちっぽけなものです。死とは、あなたが知っていて愛している全てのものからの別れ。それと比べたら、あらゆる脅威は大したことではないのです。死を意識することで、生きているときに訪れる恐怖を、和らげることができるのもの。
 
5.常に、死ぬ気で ベストを尽くす
 「いつかは自分も死ぬ」ということを意識する。それは明日かもしれませんし、一ヶ月先かもしれません。でも、この意識を持っていれば、死ぬ前に自分の足跡を世界に残さなければと思い、常に高いモチベーションをキープすることができるのです。
黒澤明監督の「生きる」という映画では、死を前にした主人公が、死ぬ気で働いて一つのことを成し遂げます。そして彼が死んだ後に、葬式に参加した一人が、「死ぬ気でやれば誰だって成功できる!」といったのに対して、「あなただって明日死ぬかもしれないんだぜ?」という言葉を投げかけて、映画が終わっていきます。
死と向き合うと、いつまでも人の記憶に残るような、素晴らしい功績を残そうと思うのではないでしょうか。
 
6.他人に期待するのではなく 自分をもっと信じるようになる
 全ての人やモノがいつかは消えてしまう。ということを理解できれば、それらに過剰な期待をしすぎることはありません。もちろん、人に失望することはあるかもしれないですが、「失望した」と思えること、そういう感情は、自分が生きているからこそ抱くことのできるものです。その重要さを噛みしめれば、冷静に現実的に、物事に接することができます。
 
 7.小さなことにこだわらず 無駄に汗を流さない
 死を意識することは、物事を正しい方向へ導くことでもあります。だから困難にぶつかったとき、目の前の小さなことに、本当に向き合うべきかどうかを考えてみましょう。
 あなたはそこから離れることも、他にもっと楽しいことを見つけることもできます。常に死を意識している人は、そのことをわかっているはず。
 
8.幸せになることに 集中できる
 私たちはいつか必ず死んでしまいます。だとしたら、好きなときに好きなことをしましょう。あなたが誰かを愛しているなら、その人と一緒に過ごすこと。スイーツが好きなら食べて、海が好きなら海の近くに移住したっていいんです。
人生は限りある短い時間ですから、あなたが幸せになるために、全ての時間を使うべき。
 
9.やるべきことでなく やりたいことに没頭できる
 常に死を意識している人は、社会規範やルールに縛られません。彼らは望むときに、やりたいことをします。彼らはそれこそが人生の重要なポイントだと信じています。常に直感に従い、自分の心の思うままに動いていきます。
 
   【会員メルマガ2017年4月の「ちょっといい言葉」より】
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今月の「四書」素読 俯瞰塾会員メルマガより

2016年09月04日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉
「人の己を知らざるを患えず 人を知らざるを患う」 (論語学而一)

 「一生懸命頑張っているのに、上司が認めてくれない。」
 「こんな仕事は自分がする仕事ではない。自分はもっと出来るのに、経営者はわかっていない。」
 ほとんどの人が経験している思いでしょう。
こんな時こそ、人が自分を理解していないことを嘆くのではなく、自分が人を正しく理解しているかどうかを、例えば上司は自分に何を期待しているのかを、自分に問い直してください。

 耳順を越えてようやく、少しですがわかってきたのですが、こんな時にこそ、与えられた仕事に【一所懸命】うちこむことです。そうすると不思議な事に仕事そのものに喜びややりがいを見つけることが出来るようになってくるものです。そうならないのは、打ち込み方が足りないのかもしれません。
渡辺和子さんの言う「置かれた場所で咲きなさい」ということなのですね。

 結局、今の自分の境遇は全て、自分の過去の結果・・・
「原因と結果の法則」「因果応報」なのですね。

四書

【参考図書】
☆☆☆ ■己を修め人を治める道 「大学」を味読する 伊與田覚著 致知出版社
☆☆☆ ■子や孫に読み聞かせたい論語 安岡定子著 幻冬舎
☆☆✡ ■中庸に学ぶ 伊與田覚著 致知出版社
☆☆  ■自分を磨く孔子の言葉 青柳浩明著 コスモトゥーワン
☆☆  ■「論語」一日一言 伊與田覺監修 致知出版社
☆☆☆ ■リーダーを支える「論語」入門 青柳浩明著 中経出版
☆☆* ■ビジネス訳論語 人を動かし、人を生かす100の言葉 安岡活学塾編 PHP
☆*  ■大学・中庸 金谷治訳注 岩波文庫
☆☆  ■世界一やさしい「論語」の授業 佐久協著 ベスト新書
☆☆☆ ■人物を創る人間学 伊與田覚著 致知出版社
☆☆☆ ■「大学」を味読する 己を修め人を治める道 伊與田覚著 致知出版社
☆☆  ■子供が育つ論語 瀬戸謙介著 致知出版社
☆☆☆ ■声に出して活かしたい論語70 三戸岡 道夫著 栄光出版社
 
2013/11/13
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「箴言から学ぶ『長寿幸せ企業』への道」 第2回 「貧すれば鈍する」 「資金繰り対策」日繰り資金繰り表

2013年01月04日 | 「幸せ」になれる!ちょっといい言葉

「箴言から学ぶ『長寿幸せ企業』への道」 第2回 「貧すれば鈍する」 「資金繰り対策」日繰り資金繰り表

 

 経営危機に直面したとき、私もそうであったように、この経営危機を誰にも悟られてはいけないと、経営者は追いつめられ、孤独になり冷静な判断をすることが出来なくなります。
  資金繰りに窮している時に、「幸せ企業」や「長寿企業」と言われても、経営者の耳には届きません。経営者の頭の中にあるのは唯一お金のこと、つまり「資金繰り」のことばかりになってしまい、会社創業のときの理念やビジョンなどはどこかへ消えてしまい、ひたすら会社の存続のみ考えた対策しか取れなくなってしまいます。

 「衣食足りて礼節を知る」(孔子) 

「恒産なければ恒心なし」(孟子)

まさに、「貧すれば鈍する」状態です。

賢くて人格的に申し分なかった経営者でも、資金繰りに窮すると知恵や頭の回転が衰えてしまい、苦し紛れに出来ない約束をしたり、うそをつくなど愚かなことをするようになります。


  「資金繰り対策」についても、これを解消するのは「売上アップ」か「借入」と短絡的に考え、利益を無視した売上アップ対策を採ったり、返済の見込みのない無理な借入に走ってしまいがちです。
  何とか「借入」で一息つくものの数ヶ月もすれば、以前よりも資金繰りが厳しくなっています。当然です。経営そのものには何も手を打っていないのですから…。この行動が倒産への「負の連鎖」を引き起こしてしまうのです。

  この「負の連鎖」を断ち切るためには近視眼的に会社を見る経営者に代わって、俯瞰的に、冷静に会社や家族のことを観てアドバイスできる人の存在が不可欠です。

 懸命なアドバイザーがまず取り掛かるのが「止血」つまり「緊急資金繰り対策」です。

 

 最初にお断りしておきますが、「緊急資金繰り対策」はあくまで経営再建対策を行うための準備作業です。歯医者に行っても、歯が疼いているときは痛み止めの注射を打ってくれるだけで治療はしてくれません。高熱があるときはまず熱を下げ、体力を取り戻してから本格的な治療に入るはずです。

  経営再建という治療を施し健康な体に戻るのには相当の時間がかかります。利益を伴った売上対策や資産対策などはすぐに効果が出るものではありません。それらが効果を出す期間、資金繰りにわずらわせられることなく経営に打ちこめるためにするのが緊急資金繰り対策なのです。

 

  ほとんどの中小企業経営者は「経営再建=資金繰り対策」と考えられています。緊急資金繰り対策はあくまで「緊急」です。痛みが取れ、熱が下がったら安心するのではなくそこから本当の意味での再建対策が始まるのです。

運転資金借り入れや借り換え、リスケ(リスケジュール:債務返済を繰延すること)はそれ自体で再建対策には成り得ません。借り入れ、借り換えやリスケが出来たから再建は成功などという専門家は問題外です。「再建対策の時間を借りる」ための一つの手段に他なりません。

  同様に、以下に述べているのは資金繰りの緊急対策であって抜本対策ではないことを忘れないで下さい。

 

資金繰り対策で最も注意しなければならないことは、資金繰りに追われて場当たり的な行動を起こさないことです。そのために最初にやらなければいけないことは、「日繰り資金繰り表」を作成して、いつ、いくらショートするのかを把握することです。

 「来週○○万円不足する・・・どうしよう」

と焦るから、抜本的対策など取れなくなり、どんどん【負の連鎖】の蟻地獄にはまっていくのです。

 

  「日繰り資金繰り表」は少なくとも3ヶ月後くらいまでは作成し、ショートする日と金額を特定します。「日繰り資金繰り表」を作成することによって、冷静な判断でその対処策を実行することができるのです。要するに前日の残高に当日の入金予想と出金予想を入力し、翌日の繰越残高にしていくだけです。

入力上の注意点は

1、万円単位で十分です。

2、定期的に現預金の実地棚卸をして前日繰越金額と照合、修正する。(本当は毎日やるべきですが・・・)

3、日付けは全て実際に現金が動く日です。小切手や手形は特に注意してください。また、売上は掛け売上の場合は実際に入金される日ですが、現金売上の場合は当日ではなく翌日にしかすべての現金を使うことが出来ませんので翌日欄に記入してください。

4、3ヶ月から6ヶ月間の数字を入力するのですから、当然確定していない金額が沢山あります。確定金額は黒の太字を使い、推定金額は青字の斜字を使い、確定した時点で書式を変えてください。たとえばA社の翌月の買掛金支払い額が確定していないときは、納品伝票や売上高、昨年のA社の仕入高対売上高比率など駆使して推定額を算出して青字の斜め字で入力し、請求書がきた段階で黒の太字に変更ください。

5、サンプルは3ヶ月分ですが、手形を発行されている企業は6ヶ月分作成さるほうが良いでしょう。

6、全て入力が終わったら全ての日の繰越金額をチェックしてみてください。

マイナスになっている日があなたの会社の破綻日です。通常20日と月末にマイナスが発生しますが、緊急資金繰り対策の対象となる日はそのマイナス金額が最大になる日であって、直近のマイナス日ではありません。日繰り資金繰り表を作成していれば来週の支払いでバタバタするというようなことがなくなります。

実際はプラスでも現預金がゼロでは商売になりませんし、拘束されている預貯金があるかもしれませんので最低限営業に支障のない金額を割る日を破綻日と考えて対策をする必要があります。

私の経営再建プログラムのクライアント様はそれぞれの最低営業に必要な預貯金金額を割れば濃い黄色で塗りつぶされるように条件付書式を設定しています。

7、金融機関から資金繰り表を提出を要請されたら、月次合計の列のみを3~6ヶ月コピー、貼り付けして表にすれば「月次予想資金繰り表」の完成です。

どこに出す表でもありませんから、経営者が使いやすいように加工していく方が良いと思います。私の「日繰り資金繰り表」の最大の特徴は、科目別より支払い先別であるというところです。

私の指導は全てにおいて「形より現実と現場」主義です。

実際に現場でクライアントの社長さんと一緒に「日繰り資金繰り表」を作成していますと会社のお金の流れだけでなく、経費対策や売上対策までが見えてきます。

 

【資金繰りをチェックする以外の「日繰り資金繰り表」の効用】

1、入金を入力する段階で売上予算(これを持たれていない企業が実際はほとんど)を自然と作成することが出来ます。

2、数ヶ月先の不足金額が出るので、そのためには来週なんとしてでも○○円の売上を作らなければと必死になることが出来ます。

3、支払い先別で支払い額を入力していると、諸会費・雑費などの科目でよく見られるのですが、社長が「こんなのまったく必要ない」「こんなのあったの」という経費が多々出てきます。

私が経営再建のメインである、「経営再建プログラム」を依頼されたクライアント先でまず「日繰り資金繰り表」の作成から着手するのはそのためです。また、「現場」での診断にこだわるのはチェック対象となる在庫や経費を目で確認することですぐにその必要性を正確に判断できるからです。

私のクライアントは全ての方が作成して活用されています。中には毎日これを入力し、「少なくとも3ヶ月後までは資金繰りの心配することなく、営業に集中できる。『日繰り資金繰り表』を確認してからでないと床につけない」とまで言われる方もおられます。 70歳を越され、パソコンなど生まれてはじめて触ったというクライアント様でもテンキーとマウスのみで見事にマスターされた方もいます。

「日繰り資金繰り表」の仕組みは非常に簡単ですが、これを活用すれば倒産しなくてもいい会社が倒産にいたる確立が非常に少なくなります。近い未来の資金繰り状態を把握する温度計というところでしょうか。

私の無料経営相談には

「万策尽くしましたが来週の手形が落とせそうにない」

という危篤状態になってからのご相談が後を絶ちません。これらの会社のほとんどは「日繰り資金繰り表」さえ作成していればこのような手遅れの状態にならなかったはずです。

資金繰り状態がよくない会社の経営者が「日繰り資金繰り表」を作成されると3ヵ月後・6ヵ月後のマイナス数字の大きさを見て、その現実に顔面が蒼白になられます。しかしながらある程度の時間的余裕がありますのでその対策さえ間違えなければ、破綻をとめることが出来ます。

 

 「日繰り資金繰り表」でとりあえず緊急資金繰り対策を行なったといっても、とりあえず応急的に止血しただけです。現実的には、間髪をおかず、「経営再建プログラム」の各対策を実施して行かなければなりません・・・それも絶えず止血をしながらですから、経営者の強い意志と家族、社員さんの協力が絶対条件であることは言うまでもありません。


 

 

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井上経営研究所代表者のプロフィール

 井上 雅司(いのうえ まさじ) 1951年和歌山県生まれ。 早稲田大学教育学部卒業後日本航空開発株式会社を経てスーパーマケットを創業。20余年の経営の後倒産。自らの経験を踏まえ「倒産から学ぶ『経営実学』」を研究。自分と同じ体験をする人を一人でも少なくしたいの信念のもと「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を目指して、2002年、「経営救急クリニック」井上経営研究所を設立。2002年、「追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業を『経営再建プログラム』で再生させる「経営救急クリニック」事業を創業。  さらに再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、優良企業、無借金企業(超優良企業)そして、企業に関わる多くの人が幸せになれる「幸せ企業」にまで一気に生まれ変わらせる企業再生手法を確立。  2010年、永続幸せ企業をめざす中小零細ファミリー企業のための「『長寿幸せ企業』への道」事業を開始。 ●企業再生コンサルタント   ●論語指導士(論語教育普及機構認定資格) ●M&Aシニアエキスパート(一般社団法人金融財政事情研究会認定資格) ●事業承継・M&Aエキスパート(同)

井上経営研究所とは

 井上経営研究所は中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに『長寿幸せ企業』への道をお手伝いする経営コンサルタント事務所です。  ホームオフィスは、紀伊半島の最南端から少し北西(大阪寄り)に戻った 南高梅や紀州備長炭で有名な自然に恵まれた「みなべ町」という小さな町にあります。この町から日本全国にクライアント様を持ち、対応させていただいています。私、井上雅司がこの不便な田舎価値を起点にビジネスを展開している理由は、プロフィールをお読み頂ければお分かりいただけると思いますが、私が人生の危機に陥った時、全てを掛けて私を助けてくれた、年老いた両親がいるからです。  また、コンサルタント事務所といっても、総務以外は、すべてのサービス業務やプログラム診断業務はもちろん、経理も、このホームページ作成も、全て私一人で対応させていただいています。  というわけですので、無料相談といえどすべて私が直接責任をもって対応させていただいています。