九分観光

2009-08-10 08:41:24 | Weblog
パックツアーなので、6日は市内観光で、午前中は「故宮博物院」と「忠烈祠」。
故宮博物院は、中国本土からのお客も大勢来ていて、それに日本人観光客と大変な込みよう。しかも1時間程度でまわるので、じっくりは見られない。25年前に私たち夫婦と私の祖母を連れて来たことがあるが、館内はすっかり改装され、近代的な博物館に生まれ変わっていた。本当にしっかり見るには最低1日は必要だ。

午後は「龍山寺」、「中正紀念堂」へ。龍山寺では、神様に願い事を相談するということで、木で出来た三日月形の木片2つを床に投げ、裏と表になったら、そばにあるクジを引く。クジには番号が書いてあり、この番号でよいかを再度木片を投げてお伺いを立てる。再度木片が裏と表になったらその番号のある引き出しから紙を取り出し、そこに書いてある内容を、窓口のおじさんの所で解読してもらう。これはオミクジのようだが、異なっていて、あくまで神様との交信で聞きたい内容もできるだけ具体的なことだという。

中正紀念堂は蒋介石を記念してある所で、広大な広場とピラミッドのようなお堂。お堂の周りは大理石で覆われている。中には蒋介石の大きな銅像が鎮座している。

その後、高速道路で東シナ海に面した「九份」へ。宮崎駿監督が、この街に滞在しているときにアイデアがでて「千と千尋の神隠し」というアニメ作品が生まれたということで、天気がよければ海の向こう100キロメートル先に与那国島が見えるそうだ。
ここは、いかにもアニメの世界になりそうな、日本でも昭和30年代が最近もてはやされいるが、それと同じような空間である。狭い通路の両脇に色々な食べ物屋さんや食料品、お菓子屋さんがならんでいる。
夕食はここの「阿妹茶館」という所。ここの食事は結構おいしかった。

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